「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第3回|丸投げするのはズルい

NHKドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

どうも、夏蜜柑です。
「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第3回。

予想した通りの展開でした。残念です。今後もこういう形で教育現場のブラックな現状を見せつけて、視聴者に答えを丸投げして終わるのでしょうか?ちょっとズルくないですか?

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第3回のあらすじ

  • バドミントン部の練習中に事故が発生。怪我をした生徒の保護者は弁護士を雇い、学校の責任を追及。裁判も辞さないと強硬に主張する。
  • 田口(神木隆之介)は示談に持ち込もうとするが、顧問の宇野(佐藤隆太)が事故当時居眠りをしていたことが判明。校長の倉守(小堺一機)は非正規教員の宇野に責任を押しつけて解雇することを決め、教務主任の三浦(田辺誠一)もそれに同調する。
  • 納得がいかない田口は宇野を説得し、長時間労働を強いた学校を訴えることに。しかし三浦に戒められた田口は、加害者生徒の気持ちを考えて裁判沙汰にはせず、早めに収束させたほうがいいと考える。
  • 被害者生徒の保護者は示談を受け入れ、校長は大喜び。田口は「一身上の都合」で学校を辞め、三浦から紹介された塾講師の仕事に就くことが決まる。ほかの教師たちが残業を続ける中、ひとり職員室を後にする宇野。

第3回の感想

めちゃくちゃ後味が悪いですね。

冒頭で結末の予想がついてしまったのも残念でした。
自己犠牲を当然と考える宇野先生が、学校を訴えるなど100%あり得ません。
そんなことは、前回を見ていれば簡単に予想がつきます。

この爽快感を思わせるタイトルは何なのでしょう?
内容と全く合っていないと思います。

「幸い宇野先生は非正規。代わりは簡単に見つかるでしょう」

あぁ胸クソ悪い。
ほんとふざけてますよね、この校長。

注意を聞かなかった加害者生徒にも非はあるのに、「君は悪くない」と言う三浦先生も理解できないです。

ただ正論を振りかざすだけの主人公にもガッカリ。

公式サイトの「やけに弁の立つ法律考証会議」によると、田口は大胆な行動の裏で冷静に分析しているらしいのですが、ドラマを見ただけではとてもそういうふうには見えません。

法律を持ち込むだけでは学校は救えない、ということはわかりました。

でも、ならば何故「スクールロイヤー」というタイムリーな題材を選んだのか、弁護士を主人公に選んだのか疑問です。

教育現場の実態や泥沼化した問題を見せるだけなら、教師を主人公にすればよかったのでは?それならまだ納得がいくんですよ。

作り手が弁護士である田口に寄り添っていないから、田口の言葉が全部絵空事のように聞こえるんです。

「主人公のセリフ=作り手の考え」なのか、「教師のセリフ=作り手の考え」なのか、判然としない。何も語っていないのと同じです。

どっちにもつかず、何も語らせないのは、ズルいです。

視聴者に問いを投げかける結末は嫌いではないのですが(むしろ好き)、このドラマに限っては納得がいきませんね。

とはいえ、まだ終わっていないので、ここで結論を出すのは早計でしたね。スミマセン。
あと3回残っているし、今後の主人公の描き方に期待します。


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