どうも、夏蜜柑です。
夫が風邪をひいて寝てます。寒いので皆さんも気をつけてください。
さて、「女子的生活」第2回。
すっごく複雑なドラマだと思うのは私だけでしょうか。表面的にはオシャレでカッコいいんだけど、投げかけてることは相当重いよ。私は毎回ついていくの必死です。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
第2回あらすじ
- みき(志尊淳)は、元ルームメイトのともちゃん(西原さつき)と再会、楽しい時間を過ごす。みきにメイクを教えたのはともちゃんだった。
- みきは、同居中の元同級生・後藤(町田啓太)から、同じ元同級生の高山田(中島広稀)に会って欲しいと頼まれる。高山田は、リストラされ鬱っぽくなっているという。
- みきは後藤の気持ちを汲んで高山田を家に招くが、高山田はみきを侮辱するような発言を連発。みきをディスって鬱憤晴らしをしようとする。みきは高山田の本心を見抜き、容赦なく反撃する。
- 高山田が昔から男子たちにイジられるのが好きだったことを思い出したみきは、高山田の願望を叶えて女装させる。女装を気に入った高山田は、みきと後藤と一緒に町を歩く。
第2回の感想
見終わった時のわたしの感想を正直に書きます。
え~っと……。いろいろわかんないんだけど。
はい。後藤と一緒です。
ストレスを抱えこんでいた高山田が、みきをディスって憂さ晴らししようとしたとこまではわかるんですけど……。
それが、何がどうなって女装に行き着くのかがわからんのよ。
「変わりたかったんじゃないかな」っていうみきの説明を聞いて、ますますわかんなくなってしまった。
わたしの知る「世界」なんてホント狭くてちっぽけなので、わたしが“理解できない”人は、世の中にたくさんいるだろうなーってことはわかります。
なので女装を否定しているのではなくて、そこに行き着く理由がわかりにくい。
あ、そうか。
きれいになるのに「理由はいらない」んだっけ。
「世界で最も無意味なニーソ」を肯定することで、みきはファッションに理由を求めることを軽やかに否定しました。
「なぜ女装するの?」
「なぜ女の子になりたいの?」
「なぜ女の子が好きなの?」
そんな質問を、これまでたくさん受けてきたのかもしれないですね。みき自身。
でも考えてみたら、わたしが毎日やっていることの大半は、理由がないんですよね。自分は理由もなく毎日生きているのに、どうして他人には理由を求めてしまうんだろう……。
自分とは違う他人を理解したいという気持ちの表れではあるのですが、理屈なんてすっ飛ばしてまるごと相手を受け入れることができたら、もっと簡単なんだろうなぁ。
なかなかそうはいかないので難しいです。
今回、みきの元ルームメイト役で出演された西原さつきさんは、このドラマのトランスジェンダー指導を行なっている方です。
16歳で性同一性障害であることを自覚し、大学卒業後、女性社員として広告代理店に勤務されていたとか。
志尊さんも美人ですが、西原さんの「キレイ」はまた違う。
本当に女の子として生きてきて、髪の毛一本一本まで大切にしているような、そういう「キレイ」でした。
次回は、みきが故郷・香住に帰り、家族と会うようです。
さらに重くなりそうな予感。
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