どうも、夏蜜柑です。2017年もあとわずか。
さて、ドラマ「マチ工場のオンナ」第6回&最終回。
今週は2話連続放送でしたので、あらすじと感想もまとめてアップします。
不穏な空気で終わった第5話。残り2話は、ダリア精機最大の危機が描かれます。
最終回には三枝さんも再登場!
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
第6回&最終回のあらすじ
- リーマンショックの影響を受け、ダリア精機の受注は激減。大口客の名古屋オートモーティブからも取引を打ち切られてしまう。
- 光(内山理名)は、なんとかこの危機を乗り越えようと前向きに振る舞うが、仕事がなくなった社内の雰囲気は悪くなる一方だった。
- 銀行員の長谷川(村上淳)は、4000万の融資を進めたことで出張所に異動させられる。
- 取引先からの申し出を受け、光は社員たちに別会社への出向を打診する。勝俣(竹中直人)や純三(柳沢慎吾)、一ノ瀬(吉村界人)らはそれを快諾。
- 光は国からの助成金の申請について総理に直訴するが、解決に結びつかない。万策がつきた光は、ダリア精機を畳む決意を固める。
- 海外出張で、精密なゲージが求められていることを知った大(永井大)は、ダリア精機を紹介する。ゲージの受注でダリア精機は持ち直す。
- 2016年。泰造(舘ひろし)の十三回忌が行われ、光は泰造に宛てた手紙を読む。
第6回&最終回の感想
リーマン・ショックで、あっという間に傾いてしまったダリア精機。こういう時、小さな会社はもろに影響を受けてしまいますね。
でも、大きな会社が持っていないものも、たくさんありました。
別会社に出向しても、自分の給料を減らしても、会社を存続させて欲しいと訴える社員たち。なかなかいませんよーそんな社員。ダリア精機、愛されてますね。
光と大の仲も、前回からぎくしゃくしたままでしたが、最後の最後に大がやってくれました!かっちゃん曰く、「初めていい仕事したな」。ホントにね!
海外に精巧なゲージを作る職人がいないっていうのも、すごくリアルで納得です。だけどまさか、あのゲージがここで会社を救うとは。最高のどんでん返しでした。
光の活躍の影で、ずっと存在感が薄かった大ちゃん。第6話では、かっちゃんに「俺は最初からあの男は気にくわなかった」なんて言われてしまうのですが(このシーン好き)、これも最終回への伏線だったわけですね^^
第1話でリストラされた三枝さんの再登場にも、驚きました。
苅谷俊介さんは、スタイルがいいから何を着ても似合いますねぇ。また舘ひろしさんと並んでほしかったわー。
長谷川さんは、ここにきて急に好感度アップ。後任の銀行員が露骨にヤな奴だったりするあたり、ちとあざとい感じもしましたが、まあいいか。
ほんわかした登場人物が多いこのドラマの中で、長谷川のキャラは際立って異質でした。それが、隋所で効果的に生かされていましたね。
思ったんですけど、長谷川&打越コンビ、良くないですか?2人ともキャラ立ってるし、バディものでスピンオフドラマが作れそう。
そして、最後までずっと背中で語ってくれた舘ひろしさん。台詞はほとんどなかったけれど、存在感は大きかったです。
光は「生きている時にもっと話したかった」と語っていたけれど、生きている時は、照れや意地が邪魔してうまく話せないんですよね。後悔するとわかっていてもね……。
父親の死や赤字経営など深刻になりがちな内容を、ノリのいい音楽やクセのある出演者たちが明るく盛り上げ、エンターテインメントとして楽しめるドラマになっていました。
実話ベースのドラマは面白いですね。続きがあれば、また見たいです。
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