浜野謙太さん主演ドラマ「男の操」が、NHKのプレミアムドラマ枠で11月12日(日)にスタートします。
売れない演歌歌手が男手ひとつで娘を養いながら、紅白出場の夢を叶えるべく奮闘する姿を描いた、笑いと人情と奇跡の物語。
この記事の目次
番組情報
- 放送局:NHK・BSプレミアム
- 放送時間:2017年11月12日(日)から毎週日曜夜10時~【全7回】
- 原作:業田良家
- 脚本:根本ノンジ、横幕智裕
- 音楽:石塚徹、川嶋可能
- 劇中歌:「男の操」(作詞・業田良家、作曲・つんく)
あらすじ
五木みさお(浜野謙太)は売れない演歌歌手。妻・純子(倉科カナ)はすでに世を去り、ひとり娘のあわれ(粟野咲莉)とふたりで「いつか紅白歌合戦に出るぞ」との決意を胸に、持ち歌「男の操」の地道な営業に励んでいる。
だが、売り上げは上がらない…。アパートの隣人の万田(川栄李奈)とのほのかな恋、所属事務所の社長・深情(安達祐実)の売り出しにかける熱意など、個性あふれる人々に囲まれ、みさおは夢に向けて奮闘する!
原作について
このドラマの原作は、業田良家さんのコミック「男の操」です。
業田さんは、中谷美紀さん主演で映画化された「自虐の詩」の作者としても知られている漫画家です。
この「男の操」では、著者が「自虐の詩」から問い続けてきた「人生に意味はあるか」「人の想いは永遠であるか」というテーマが描かれています。
登場人物(キャスト)
五木みさお……浜野謙太
売れない演歌歌手。亡き妻・純子を今も愛し続け、男手ひとつで娘のあわれを育てている。持ち歌「男の操」で紅白出場を果たすのが夢。
五木純子……倉科カナ
人生どん底だったある日、無名の歌手だったみさおと出会い、結婚。病気によりこの世を去るが、「いつか必ず紅白に出る」という純子との約束は、今もみさおの心を支えている。
五木あわれ……粟野咲莉
みさおのひとり娘。みさおの紅白歌合戦出場という夢をかなえるため、子供ながらに「男の操」をヒットさせるべく、パパ上とふたりでの営業にいつも全力で取り組む。
万田春子……川栄李奈
みさお親子の住むアパートの隣の部屋に引っ越してきた。何やら訳アリの雰囲気だが、隣室から聞こえてくる歌声に笑顔を取り戻し、みさおとも心を通わせるようになる。
小島冬美……もたいまさこ
みさお親子のアパートの住人。職業も、過去の来歴も、いっさいが不明の人物。いつも四字熟語しかしゃべらない、その理由もまったくの謎です…。
深情プロダクション
深情マリ……安達祐実
みさおが歌手として芽が出ないことにいら立ち、いつもきつい言葉をぶつける深情プロダクションの鬼社長。実は、彼女には隠された過去の真実があって…。
面道保……佐藤隆太
深情プロダクション所属の、みさおの先輩歌手。みさおと同じく、演歌歌手としての成功にはまだ程遠いが、明るくて調子のいいその人柄には変わりがない。
俵あきら……永瀬匡
深情プロダクションに所属する若手演歌歌手で、現在ブレイク中!アイドル的な人気で社長の期待を背負っているが、彼にも悩みがあることがやがて明らかに…。
劇中歌
このドラマの中で主人公・みさおが歌う「男の操」は、つんく♂さんが作曲を担当しました。これは、原作者・業田良家さんのご指名によるものだそうです。
どんな演歌に仕上がっているのか、聞くのが楽しみです。
つんく♂さんのコメント
僕もアマチュア時代、上を目指して無我夢中で歌ってきました。そして主演映画で「演歌」を歌う役を演じたこともあるのでこの原作にとても親近感が湧きます。何より原作のタッチが大好きなんです。今回こうやって主題歌の作曲者として原作者の業田さんからご指名していただけたことが何より光栄です。
この歌詞にはこの曲(メロディ)以外にありえないってほどぴったりのメロに仕上がったと自負しております。歌っていただく浜野さんもバンドマンだし、僕のイメージぴったりに歌っていただけること間違いなしですね!
ということでドラマ、超楽しみにしています。家族で見ますよ~!
ひとこと
10月まで放送していたNHKドラマ「植木等とのぼせもん」の谷啓役が記憶に新しい浜野謙太さん。偶然にも、連続のミュージシャン役ですね。
浜野さん自身もファンクバンド「在日ファンク」のメンバーですが、「僕がやっていたのは洋楽よりだったので、演歌は日本語をわかりやすく美しく伝えて、歌詞の世界観を伝える。最初は混乱しましたが、真心を伝えるってことで重要なことだと痛感して、僕の音楽キャリアの中でも重要な機会になりました」と会見でコメントされていました。
つんく♂さんが書き下ろした劇中歌「男の操」が、どんな楽曲になっているのか楽しみ。
笑って泣ける、あたたかいドラマになりそうです。
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