みをつくし料理帖第1回|東西の食文化の違い

どうも、夏蜜柑です。
NHK土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」第1回が放送されました。

上方から江戸に来た主人公の澪が、東西の食文化の違いに悩みながら料理人として成長していく、というお話です。

いろいろと謎が明かされないままの第1話でしたが、澪の料理はすごく美味しそうでした!
「はてなの飯」、食べてみたくなりました^^

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第1回「はてなの飯」あらすじ

佐兵衛を訪ねて、上方から江戸へやってきた澪(黒木華)と嘉平衛(国広富之)と芳(安田成美)。店の中には誰もおらず、台所には佐兵衛が作ったと思われるかぼちゃの飾り細工が残っていました。

それから四か月後。
澪は、料理屋「つる家」で、腰を痛めた主人の種市(小日向文世)の代わりに料理人として働いていました。しかし、初物好きの江戸っ子たちは、澪が作った戻り鰹の時雨煮を「猫またぎ」(猫もまたいで通る)と呼んで食べようとしません。

長屋に戻ると、芳も「大阪では、初鰹よりも戻り鰹の方が油がのってるゆうて、好まれたもんやけどなあ」と不思議がります。

嘉兵衛は既に亡くなり、芳も体調を崩していました。亡くなる前、嘉兵衛は「なんとしても【天満一兆庵】の暖簾を、この江戸に……たのむで」と澪に言い残していました。

落ち込む澪に、種市は「おまえさんの料理は本当にうめえ。食ってさえもらえりゃあわかるんだ」と励まします。

そこへ、浪人の小松原(森山未來)がやってきます。戻り鰹の時雨煮を食べた小松原は、「こんなにも作り手の顔立ちと同じ味わいの料理を食うのは初めてだ」「面白い」と言って笑い出します。

澪は、いつも通うお稲荷さんに芳を連れていきます。そこはかつて荒れ放題で、「参ると必ず祟られる化け物稲荷」と呼ばれ、敬遠されていました。雨の日にも稲荷に通って掃除をし続ける澪を見て、種市は「店を手伝って欲しい」と声をかけてくれたのでした。

芳が立ちくらみを起こして困っていると、永田源斉(永山絢斗)と名乗る医師が介抱してくれました。腹を空かせている永田に、澪は戻り鰹の時雨煮を混ぜ込んだ俵型の握り飯を出します。永田は「本当にうまかったです。久々に寿命が延びた心地がしました」と言います。

永田は「戻り鰹がこんなにもうまいものとは」と驚き、初鰹しか食べない江戸では、戻り鰹を食べてみようという機会がない、と話します。

澪はそれを聞いてある考えが浮かび、すぐに戻り鰹を買ってきて、時雨煮の握り飯を作ります。そして店先で「はてなの飯」と言って道行く人に配ります。

澪の隣の部屋に住んでいるおりょう(麻生祐未)は、「はてなの飯」を食べて「おいしいけど、これは何の魚かねえ?」と首を傾げます。それを見たほかの人たちも、こぞって握り飯を口にしました。「はてなの飯」が評判となり、つる家は大繁盛します。

その夜、小松原が店に現れます。小松原は、澪の料理を口にすると「おまえの料理は本筋から外れている。本筋に戻れ。そして己の一番の欠点から目をそらすな」と言います。

第1回「はてなの飯」料理レシピ

澪の献立帖は、公式サイトで動画つきのレシピが見られます。

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/miwotsukushi/html_miwotsukushi_recipes01.html

原作・高田郁先生のちょい足し料理帖はこちら↓

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/miwotsukushi/html_miwotsukushi_sp01.html

第1回「はてなの飯」感想

上方から来た澪が、東西の食の習慣の違いに悩むというのが面白いです。
これは、兵庫県で生まれ育った作者の実体験がベースになっているらしいですね。

私も昨年、生まれて以来数十年暮らした大阪を離れ、東京に引っ越してきました。
大阪では当たり前だった薄口しょうゆやウスターソース、昆布だしや青ネギや5枚切りの食パンなどなどが、こちらでは「違う」ことに衝撃を受けました。

関西が薄味だということくらいは知っていましたが、まさかウスターソースや青ネギが全国区ではなかったなんて、思いもしませんでした……。

それでも、スーパーにまったく置いてないというわけではないし、テレビやネットが普及した現代では、東西の違いも昔よりは知れ渡っていると思います。

今と比べたら、江戸時代なんて何の情報もないわけだから、澪はそれこそ初めて知ることばかりで苦労の連続でしょう。

これから澪がどうやって江戸の人々に受け入れられる料理を作っていくのか、同じ大阪出身の者として、温かく見守っていきたいです。


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