鳴門秘帖第1回|懐かしい昭和の冒険活劇復活

NHKドラマ「鳴門秘帖」

どうも、夏蜜柑です。
BSプレミアム金曜8時「鳴門秘帖」が始まりました。

すごい!この時代に吉川英治の雰囲気そのもの!今風にアレンジするのかと思ってたから意表を突かれたけど、これぞ冒険活劇という感じですごくよい。

虚無僧とか忍者とか女スリとか、全編懐かしの昭和時代劇の世界が繰り広げられます。そして武田真治さんがここでも完璧な悪役だった!

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第1回「運命のうず潮」のあらすじ

  • 大番頭を勤める法月家の跡取り・法月弦之丞(山本耕史)は、父・一学(塩野谷正幸)の反対を押し切って剣術修行の旅に出ることを決意。想いを寄せる千絵(早見あかり)にも別れを告げ、江戸を離れる。
  • その後、竹屋三位卿藤原有村(篠井英介)が幕府転覆を謀ったという理由で都を追放される「宝暦の変」が起こる。千絵の父で、公儀隠密甲賀宗家頭領である世阿弥(中村嘉葎雄)は、竹屋三位卿がいる阿波徳島に潜入して倒幕の血判状「鳴門秘帖」を探すよう密命を受けるが、その後消息を絶つ。
  • 数年後、剣の道に絶望した弦之丞は、虚無僧姿となって江戸に帰ってくる。弦之丞は千絵と再会するために世阿弥の家を訪ねるが、筆頭弟子を名乗る旅川周馬(武田真治)は、千絵は気うつの病で会いたくないと言っている、と虚言を吐き、千絵にも弦之丞が心変わりしたと偽る。
  • 弦之丞から金を盗もうとして失敗し、見逃してもらった女スリ・見返りお綱(野々すみ花)は、幼少の頃にも弦之丞に助けてもらったことを思い出す。お綱は、弦之丞が阿波徳島藩士に襲撃される場に居合わせる。

第1回の感想

吉川作品の雰囲気を、とても意識して作られていました。

原作の「鳴門秘帖」は、1926年(昭和元年)から連載が始まった小説。
もちろんその頃のことはよく知らないんだけど、物語の設定もドラマの演出も、昭和の時代劇を感じさせる懐かしさが満載でしたね~。

山本さんは、相変わらず剣士役がよくお似合いですねぇ。殺陣も決まってました。
ちょっと顔がふっくらしましたか?幸せ太りかな^^

意外だったのは野々すみ花さんの女スリ・お綱役。
キレのある江戸っ子の啖呵がカッコよくて、すごく似合ってました。
ピストルを構える姿も素敵。
お綱は、弦之丞に惚れちゃうパターンだなぁ。

野々さん、声が変だったけど、風邪を引かれたのでしょうかねー?
撮影中に風邪引くと大変そうですが……。

お綱は袴田吉彦さん演じる辻ぎりお十夜孫兵衛に口説かれるんですけど、袴田さんが女たらしの役をやってるとなんか笑ってしまうんだよね(スミマセン)

初回はバタバタと展開したせいか、時代背景や登場人物の関係がいまいちピンと来ず。
ちょっと自分で調べました。

「宝暦の変」は、宝暦8年~9年(1758年~1759年)に起こった事件。
将軍は、第9代徳川家重(宝暦10年から家治)の時代です。

ドラマの中でちょろっとだけ平賀源内が出てきましたが、この頃「東都薬品会」を江戸の湯島で開催したりして、江戸ではけっこう知られてたようです。
「解体新書」の杉田玄白や中川淳庵らと交友してたのもこの頃らしい。

それから10数年経っているという設定なので、現在の弦之丞たちがいる場所は1775年前後でしょうかねぇ?
ちなみに「解体新書」が刊行されたのが1774年でした。

▼山本さんが平賀源内を演じたドラマ「風雲児たち~蘭学革命篇~」はこちら

風雲児たち~蘭学革命篇~風雲児たち~蘭学革命篇~|解体新書に隠された人間ドラマ

今の時代にこんなベタな時代劇を作るって、むしろチャレンジ精神を感じてしまいました。考えてみれば吉川作品、もうすっかり古典と化してますもんね。ドラマ化も久々だし。

これからさらにストーリーが盛り上がると同時に、昔懐かしい演出を見せてくれるのではないかと期待しています。

 

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