鳴門秘帖最終回|それぞれの旅の果て

NHKドラマ「鳴門秘帖」

どうも、夏蜜柑です。
「鳴門秘帖」最終回。

面白かったなぁ!最後まで昭和の時代劇を貫いてくれました。全10話だったけど、起伏のある飽きさせないストーリーはさすが吉川英治という感じで、今回も盛りだくさんの展開でした。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

最終回「秘帖の行方」のあらすじ

  • 旅川周馬(武田真治)は、徳島城から鳴門秘帖を盗み出す。周馬もまた、松平左京之介(加納竜)に雇われた公儀隠密だった。周馬は孫兵衛(袴田吉彦)を買収し、土佐泊の港から大坂に渡ろうとする。
  • 弦之丞(山本耕史)たちは土佐泊の港で周馬に追いつき、鳴門秘帖を取り戻すことに成功。周馬は千絵(早見あかり)とお綱(野々すみ花)によって命を絶たれる。
  • 徳島城では、家老・高木龍耳軒(田村亮)が切腹して果てる。龍耳軒の死を知った弦之丞は徳島城に赴き、城主・蜂須賀重喜(相島一之)と竹屋三位卿(篠井英介)の前で鳴門秘帖をかがり火の中へ投じる。
  • 竹屋三位卿は炎の中から秘帖を取り出し西国へ逃げようとするが、待ち伏せしていた森啓之助(辻本裕樹)に斬られる。弦之丞は燃えかすとなった秘帖を持って松平左京之介に謁見。甲賀家の存続を許される。
  • 孫兵衛は「強い男と闘うのが俺の夢」と、お綱の前で弦之丞に闘いを挑み、命を落とす。弦之丞は「最後まで人でなしとして生きる」と言い、江戸には戻らず千絵と遍路の旅に出る。お綱は万吉と共に江戸に戻り、煮売り屋の仕事を始める。

最終回の感想

ほんとに最後の最後まで、古き良き昭和の時代劇を見せてくれたねぇ。
その心意気に、カッコ良ささえ感じてしまうわ。

吉川英治の原作小説が発表されたのが、92年前の昭和元年。

さすがに陳腐だったり古臭かったりする部分も多々あったけど、現代風にアレンジすることなく、原作のテイストをそのまま忠実に映像化した潔さには、拍手を送りたいです。

主役に時代劇慣れしている山本耕史さんを抜擢したのも、よかったと思います。彼はまだ41歳で比較的若いほうなのだけど、このドラマの昭和感にハマっていて全然違和感なかったです。

正直途中で飽きちゃうかも?と思ったりもしましたが、全く飽きなかったですね。
ツッコミどころも含めて楽しかったです。

それぞれの結末

法月弦之丞

やっとこさ手に入れた「鳴門秘帖」を、中身も見ずに燃やしてしまいました。
中身くらいチラ見すればよかったのにねぇ……気になるじゃん。

「人でなしとして生きるなら、最後まで人でなしとして生きねばならぬと思っています」と、最後まで人でなしにこだわって江戸には戻らず。千絵様と一緒に笑顔でお遍路の旅へ

お綱

孫兵衛に心が傾くも、孫兵衛は弦之丞に討たれ、弦之丞も千絵様と旅立ち……。

実質この物語のヒロインだったのに、最終回は影が薄かったなぁ。
千絵様が登場してから普通の女の人になってしまったのも残念だった。

まぁでも、わたしはお綱は最終回で死ぬと予想していたので、生き残ってくれただけでもヨシとしよう。

万吉親分と江戸に戻り、親分のお店の近くで煮売り屋さんを始めたようです。
弟や妹とも、楽しく暮らしている様子。いい人が見つかるといいねぇ。

千絵

甲賀は「家が立つように計らう」と左京之介が言っていたけど、千絵様は江戸に戻らず弦之丞と共にお遍路へ。結局、甲賀の家はどうなったんだろうねぇ?

しかし、旅川周馬を千絵様が討つ(それも銃で)とは思わなかった……。

旅川周馬

まさか公儀隠密だったとは!
最終回で驚きの事実。松平左京之介、節操ないなぁ(=_=)

徳島城から鳴門秘帖を奪って、松平左京之介に届けようとするのですが、土佐泊の港で弦之丞に追いつかれ。弦之丞と対決かと思ったら、まさかの千絵&お綱姉妹にやられてしまいました。

最後のセリフは「七代のちまで祟ってやる。覚えておけ」だった……怖いよ。

孫兵衛

鳴門秘帖を奪った周馬を城の外で待ち伏せしていたのに、あっさり金で引き下がる小者っぷり。けどやっぱり虚しくなったようで、弦之丞に決闘を挑み、敗れてしまいました。

「強い男と闘うのが俺の夢なのだよ」って、安穏な暮らしが夢なんじゃなかったのー!?

お綱、一瞬心が傾いていたみたいだけど、やっぱり一緒にならなくて正解だったかもね……。

蜂須賀重喜

家老の龍耳軒が切腹、弦之丞に鳴門秘帖を燃やされ、半狂乱に。
お家断絶は免れるも、幕府から隠居を命じられ、長男に家督を譲りました。

この人、32歳だったらしい!
マジか ∑(゚∇゚|||)

竹屋三位卿

燃えかけた鳴門秘帖を奪って逃亡しようとしたところへ、江戸で挙兵するはずだった盟友が謀反の罪で死罪になったという報せが。

西国へ渡ることを思い立ち、「このようなところでマロが朽ちるはずがないわ!アハハハハハハ」と笑いながら走り出した瞬間、森啓之助にブスリと刺されてしまいました

おじゃる様もインパクトが強くていいキャラでしたねぇ。

森啓之助

この人もう退場したのかと思ってたら、まさかの再登場。
竹屋三位卿と差し違えて死にました。

啓之助はお米の位牌を抱いていて、位牌からはお米の亡霊が……。
お米が啓之助の力を借りて竹屋三位卿の命を絶った、ということらしいです。

松平左京之介

弦之丞だけでなく、周馬にも密命を下していたとはねぇ(-_-;)
その隙に自分はちゃっかり京都所司代に復活してるし。

いちばんの曲者はこの人だったんじゃ?

幕府転覆の陰謀の証拠(鳴門秘帖)を手に入れ、阿波蜂須賀家を断絶させたかったようだけど、肝心の「鳴門秘帖」は黒焦げ状態。もくろみが失敗に終わり、悔しそうでした。

万吉

江戸に戻って、女房のお吉と元通りの生活に。源内先生のエレキテルで肩の痛みが消えたとか(ホント?)

お綱やお綱の妹、弟たちと、賑やかにやっているようでした。

今期は「鳴門秘帖」と「そろばん侍 風の市兵衛」のおかげで、とても楽しかった。
つくづく思ったけど、やっぱり週2回くらいは時代劇を見たいわー。


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