西郷どん第13回|わざとらしいBLには胸キュンしません

NHK大河ドラマ「西郷どん」

NHK大河ドラマ「西郷どん」

どうも、夏蜜柑です。
4月8日放送「西郷どん」第13回。

坂本龍馬役が小栗旬さんに決まりましたね。いいじゃないですか、楽しみです。でも、ドラマに対してはもう私が待ち望む「面白さ」は期待できないだろう、と諦めています。出演者の皆さんの演技だけを楽しむことに決めました。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第13回「変わらない友」の感想

今回も文句祭りになります。先に謝っときます、スミマセン。
幾島が出てこないと、何を楽しみにこのドラマを見ればいいかわからなくてね。

ドラマの内容そのものを楽しむことはできないけど、「自分が大河ドラマに何をもとめているか」を改めて考えてみるよいきっかけになったかもしれない。そういう視点で見続けようと思っています。

のんきな幕末風ドラマ

相変わらず、幕末の空気が一切感じられない内容でした。
安政の大地震で篤姫の嫁入り道具がおじゃんになり、必死に街中を駆け回る吉之助。

そんなことまでやらされるなんて、御庭方役って、とっても大変な仕事なんですねっ。
……って、いやいや。

彼に駆け回って欲しいのは、そんなことのためではないんですよ。
そういうドタバタ劇もありました、っていう、あくまでおまけ的に描く分には面白いんだけど。

毎回こんなしょーもない仕事ぶりばっかり見せられて、どう感じたらいいのかわかりません。
斉彬公も、理想を語ったり対立相手を批判するばかりで、大したことは何もしていない(ように見える)。

すべての登場人物に言えることですけど、何をどうしたいのか、その結果どうなることを求めているのか、彼らの考えていることがまったくこちら側に伝わってきません。納得のいく具体的な説明がほしいです。

吉之助と斉彬のシーンが辛い

鈴木亮平さんと渡辺謙さんには申し訳ないんですけど、吉之助と斉彬のやりとりは見てて辛いです。

2人とも(演じる役者も史実の人物も)見応えのある人のはずなのに、会話の向こうに歴史が見えてこないんですよね。幕末の複雑な背景も、このドラマが3か月かけて作り上げてきた(はずの)人間関係の深さも、なーんも。

だから、2人が熱い演技すればするほど、虚しくなってしまうんです。

吉之助には、斉彬や篤姫以外の人物と、もっと積極的に関わってほしい。
そうじゃなきゃ幕末じゃない。

せっかく江戸にいるのに、どうしてこうも狭い世界でちょこまかしているんでしょうか?
舞台は江戸に変わっても、吉之助の目が外に向いていない(そういうシーンがない)ので、何にも変わっていないように見えます。

1回につき、たった1分でいいです。
吉之助が何を考えているのか、視聴者にわかるように語らせてください。

地元に帰ると態度がデカくなる吉之助

江戸で何もしないまま、薩摩に帰ってきました。
結局なんだったんだろう……江戸編。

そんで西郷家に帰ってくると、またぞろテンション高めのホームドラマが繰り広げられます。

なぜか地元では「殿の覚えがめでたかち、もっぱらの評判じゃ」と、吉之助の名声がとどろき渡っているようで、驚いてしまいました。

そんな評判になるようなことしてなかったけど、そういうことになってるのね。
で、吉之助自身もまんざらでもないようで、強く否定はしません。

郷中仲間に「お殿様はどげなこつをお話になられっとじゃ?」と訊かれ、「黙れ!」とブチ切れる吉之助。

どうした急に。ビックリするわ。

そんなこと軽々しく口にできない、という吉之助の言い分はわかるけど、そんな怒らんでも。江戸ではずーっとドタバタペコペコしてたのに、薩摩に帰ってきたら急に態度がでかくなったねぇ。

郷中仲間の吉之助に対する過剰なヨイショにも、白けてしまったわ。

吉之助、いつの間にそんな知識を?

どうやら「吉之助、態度でかくなったな」と思ったのは、わたしだけではなかったようで。

再び斉彬に随行して江戸に行くことになった吉之助。
吉之助は斉彬に頼み込んで、熊本までなら正助を連れて行ってもいいという許しを得ます。

正助は「いつそげなこと頼んだ?」「上から人を見下ろして、恩着せがましか!」と怒るのですが、同感ですね。

吉之助のために借金をしまくり、必死に食いつないできた西郷家。その苦しい生活ぶりを見てきた正助が、吉之助に激怒するのも無理からぬことです。

余計なことをするな、と言う正助に、西郷も激怒。

「今はこげん言い争いをしちょっ時じゃなか!こん国を変える時じゃ!」

ん?
んんんんー!?

いつから吉之助は「こん国を変える」とか考えるようになったの?

この時代に「国」という概念でものを考えるって、なかなかできないことだよね。
誰からそんな知識を?そんなくだりあったっけ?

あったかもしれない……でも全然おぼえてない( ̄∇ ̄;)

吉之助の忘れものに……胸キュン?

正助の気持ちを変えさせたのは、祝言をあげたばかりの嫁・満寿でした。

この満寿さんがとても話のわかる嫁で。演じる美村里江さん(旧ミムラさん)もよかったです。

ひとり江戸に発った吉之助を、走って追いかける正助。
山中で、なぜか引き返してくる吉之助と遭遇。

「忘れもんをした」
「そげん大事なもんを忘れたとか?」
「おはんじゃ」
「えっ……」
「大久保正助を忘れてきた」

これ、どう受け止めればいいの?
胸キュンするところなの?そういうこと?

スミマセンが、マジでどうでもいいです。

そういえば、藤木直人さん演じる阿部老中が亡くなりましたね。

あの人、何をしようとしてたんだろう?重要な役どころのように見えたけど。
なんもわからないまま、あっさりご退場されてしまわれました。

このドラマ、こういうの多いですね。


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