どうも、夏蜜柑です。
「そろばん侍 風の市兵衛」第6回。
今回は第2部の解決編。いやぁ~見どころいっぱいで楽しかった!「阿保陀羅経だよ」の人たちのキャラが濃すぎて一瞬なんのドラマ見てるかわからんくなった(笑)
最後は、また“市兵衛さんと猫”の図でほっこりさせていただきました。ありがとう^^
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
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第6回「雷神(下)」あらすじ
- 天外(高橋克実)は、市兵衛(向井理)や磐栄屋の者たちに看取られて息を引き取る。お絹(小芝風花)は人殺しの天外を許せず、死に目に立ち合おうとしなかったが、天外の死に顔を前にして涙を流す。
- 大黒屋重五(阪田マサノブ)は、岸屋の新蔵(山中崇)が共同経営を望んでいることをお絹に持ちかけるが、実は大黒屋と岸屋は裏で繋がっていた。大黒屋は、岸屋を疑う鬼渋(原田泰造)を手下に襲わせる。
- 市兵衛の兄・信正(筒井道隆)は、岸屋新蔵と繋がりのある尾張家家老・鳴瀬隼人正を江戸城に呼び出す。信正は、新宿追分の召し上げ話に関する岸屋との企みを暴く。
- 市兵衛から大黒屋の裏の顔を知らされたお絹は、大黒屋と岸屋に会い、きっぱりと提案を断る。その直後、お絹と市兵衛は阿呆陀羅経を唱える刺客たちに襲われる。
- 刺客の中には青(山本千尋)もいたが、弥陀ノ介(加治将樹)の加勢で襲撃をかわす。劣勢を見てとった岸屋と大黒屋は、鳴瀬家に駆け込もうとするが、そこには鬼渋がいた。
- 歯向かった大黒屋は鬼渋に斬られ、鬼渋はお絹にとどめをさすよう促すが、お絹に大黒屋を殺すことはできなかった。
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第6回の感想
大黒屋、わっる~~~(=_=)
相当、天外さんに恨みがあるようなこと言ってたけど、何なの?
ここまでするなんてよっぽどの恨みだよねぇ。
ドラマでは触れられてなかったけど、原作にはそのへんの理由も語られてるのかな。
岸屋新蔵も、彼なりの正義があったんだろうか……?
でも原作1冊分を3話におさめるとなると、悪役ひとりひとりの背景まで詳しく語れませんよね(-_-;*)
あ~、やっぱり2クールは欲しかったなぁ~!
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市兵衛の兄・信正が尾張家の家老・鳴瀬隼人正を断罪する場面も見応えがありました。
普段はのほほんとされているお兄さまですが、やるときはやるのです!
目付ごときがと愚弄されても一歩も引かない面構え、さすがでした。
そして鬼渋の赤フン!
まさか褌姿で立ち回りするとは思わんかった~^^;
でもめちゃくちゃカッコよかったです。
真っ先に女性を守ろうとするところも好きだわ。
信正も、鬼渋も、弥陀ノ介も、市兵衛と必要以上に距離を縮めようとしないのがいいんだよね。たまたま出会って、たまたま利害関係が一致したから協力し合う、というクールな関係にシビれる。
もちろんそれだけじゃないけど。
お互いにいちいち詮索し合ったりしなくても信頼関係が生まれているところが素敵です。
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お絹を演じた小芝風花さんも、凜とした感じがすごくよかった。
父親の敵である大黒屋に対して、殺したいけど殺せないという葛藤に苦しむ場面も引き込まれました。あの瞬間、人殺しの罪を背負って生きていく覚悟が自分にはない……ってことに、気づいたのかもしれませんね。
お絹さん、きっとこれからも大変だろうけど、頑張ってほしい。
岸屋が江戸のお店を畳んだから、引き抜かれた番頭さんたちも磐栄屋に戻ってきてくれるかもしれない。
市兵衛が辞めたってことは、「もう自分がいなくても大丈夫」だと判断したから……だよね。
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次回から第3部に突入です。
嫌だなぁ……もう残り3話だよ。ずっと続いてほしいドラマなのに。