どうも、夏蜜柑です。
「そろばん侍 風の市兵衛」最終回(第9回)。
あぁ~~楽しかった!最終回の見どころは、船上での川賊との戦い、そして青と市兵衛の一騎打ち。迫力があって見応えたっぷりでした。あ、伊右衛門さんの言い逃れシーンも面白かった^^
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
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最終回「帰り船(下)」あらすじ
- 勘七郎(川口覚)は美早(前田亜季)の話を聞いて覚悟を決め、伊右衛門(渡辺徹)を問い詰める。だが伊右衛門は、土井家の荷物を積むことは本家の指示だったと言い逃れをする。
- 美早と勘七郎は本家で事実を確認するため、土浦へ行くことに。市兵衛(向井理)と弥陀ノ介(加治将樹)も2人に同行するため、土浦へ向かう仁三郎(木下ほうか)の船に乗り込む。
- 伊右衛門から話を聞いた土井家側用人の小此木(本郷弦)は、川賊に襲わせて美早と勘七郎の命を奪おうとする。さらに、土井家に雇われていた青(山本千尋)が市兵衛の前に立ちはだかる。
- 青を討ち果たし、川賊を追い払って岸に辿り着いた市兵衛たちだったが、待ち構えていた土井家の家臣たちが集団で襲い掛かってくる。そこへ兄の信正(筒井道隆)が現れ、全員捕縛する。伊右衛門もまた、取引現場に踏み込んだ渋井(原田泰造)に捕縛される。
- 美早と勘七郎は祝言をあげることになり、市兵衛は広国屋を後にする。
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最終回の感想
勘七郎さん、やっと本気になってくれましたね。
これまで何を考えてるのかわからなくて「怪しいなー」と思ったりもしたのですが。
前回、わたし「美早はずっと勘七郎に遠慮してきた」と書いたけど、勘七郎のほうも美早に遠慮してたんですね。自分は彼女と釣り合わない、と思い込んで。妾宅通いしたりして。
結局、市兵衛が2人の間の遠慮を取っ払うことになった。
市兵衛さんのことだから、たぶんすべて意図的だったんだろうなぁ。
お店を任せていた頭取の伊右衛門がいなくなり、勘七郎はこれから大変だろうけど。
しっかり者の美早と2人なら、なんとかなるんじゃないかな。
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それにしても最終回の船上での戦闘シーンは大掛かりでした。
このドラマ、「そろばん侍」なんて地味なタイトルの割にはクライマックスがけっこう派手で、スカッとさせてくれます。
狭い甲板で全員入り乱れるドタバタ殺陣も面白かったし、屋根の上での市兵衛と青の一騎打ちもカッコよかった!
でも木下ほうかさん演じる仁三郎には気の毒だったな~。
いい人だったのに、市兵衛たちを乗せたばっかりに大切な船が燃えてオジャンに。可哀想(=_=)
鬼渋率いる捕り方が一斉に取引現場に踏み込むシーンもよかった。
時代劇のお約束展開だけど、やはりこれを見るとテンション上がっちゃいますね^^
一件落着の後、市兵衛と鬼渋がお風呂で後日談を語るシーンとか、兄上が「薄墨」でお酒を飲むシーンとか、市兵衛と矢藤太が猫と遊ぶシーンとか、最後はほっこりシーン多め。
癒やされる……( ̄∇ ̄)
あ、猫の名前「猫の介」は仮名だったようです(笑)
第2シーズンでは、女の子らしい名前をつけてもらえるといいねぇ。
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最近あまりハマれる時代劇がなかったのですが、これは第1回を見た瞬間にハマってしまいました。
毎回わたしのあふれる期待を裏切ることなく、期待以上に面白いものを見せてくれたことに感謝です。
キャスティングもよかったです。
市兵衛の役を向井理さんがやってくれて本当によかったと思います。
ここまでハマる人、なかなかいないんじゃないでしょうか。
原田泰造さんの鬼渋も、筒井道隆さんの兄上も、加治将樹さんの弥陀ノ介も、ゲスト出演の皆さんも、みんな最高でした。
なので、シリーズ化どうかどうかお願いします!m(__)m