「ツバキ文具店」第2話に登場するインクや便箋は?

NHKドラマ「ツバキ文具店」

NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」第2話。

主人公・鳩子が代書の仕事を通じて成長する物語ですが、今回はドラマに登場する「手紙を書く道具」に注目してみました。

第2話で鳩子が使う道具は?

ドラマでは、鳩子が「離婚のお知らせ」の代書を依頼され、手紙を書きます。
その手紙は公式サイト↓に掲載されています。

参考 【第二話に登場した手紙】離婚のお知らせNHK公式サイト

今回の手紙は、手書きではなく活版印刷が使用されましたが、封筒の宛名は鳩子の手書きでした。
鳩子は、蔵の中からどんな道具を選び抜き、使用したのでしょうか?

鳩子が使ったレターセット

ドラマでは言及していませんでしたが、原作によると、鳩子は今回の手紙にクレインのコットンペーパーの便箋を使用しています。

クレイン社は、1801年の創業以来、最新鋭の製紙・印刷・銅板技術で丹念に商品を作り上げ、その技術の高さからアメリカドル紙幣や、株券、証券、パスポート等にも使用されている老舗会社です。

あのルーズベルト大統領夫妻が声明を発表した際や、エリザベス女王が100歳の誕生日を迎えた際にも、クレインの紙が使われたようですね。

鳩子が使った万年筆のインク

封筒の宛名書きに使った万年筆のインクは、エルバン社のトラディショナルインク
色は、フランス語で「灰色の雲」という意味のグリアヌージュを選んでいます。

鳩子はインクの色を濃くするため(薄いとお悔やみ状になる)、一晩瓶の蓋を開けて水分を蒸発させ、濃厚になったインクを使用していました。

物語の鍵を握っていたシーリングスタンプ

ドラマ第2話で重要な鍵を握っていたシーリングスタンプ

日本では(海外でも?)使っている人を見ることはほとんどありませんが、こんな素敵な封印をした手紙をもらったら、嬉しいでしょうね。私も一度は使ってみたいです。

ひとこと

メールやLINEで手軽に文字を送れる今は、わざわざ時間のかかる手紙を送ることもなくなりました。

だけど、鳩子のように思いを込めて、時間と手間をかけて送る手紙には、デジタル文字には感じることのない“美しさ”や“繊細さ”があって、たまにはそういうものに触れるのもいいなあと思います。


ほかの記事を読む?

NHKドラマ「ツバキ文具店」 「ツバキ文具店」第2話|原作との違いは? NHKドラマ「ツバキ文具店」 「ツバキ文具店」第3話に登場する万年筆や原稿用紙は?