【原作比較】NHKドラマ「ツバキ文具店」第2話|離婚のお知らせ

NHKドラマ「ツバキ文具店」

どうも、夏蜜柑です。
NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」第2話。

ドラマの冒頭のタイトルバックで流れるチャラララン、って音楽がいいですよね。

このドラマの音楽を担当されている白石めぐみさんはピアニストでもありますが、これはピアノの音ではないし……チェンバロでしょうかねぇ……?

第2話における原作との違いは?

このドラマの原作は、小川糸さんの小説『ツバキ文具店』です。
2016年4月21日に幻冬舎より刊行され、2017年本屋大賞候補にもなりました。

2017年10月には、続編『キラキラ共和国』も刊行されました。

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ドラマの第2話は、小学生の男の子がシャープペンシルの芯を買いに店にやってくるところから始まります。
祖母・カシ子の信条で、ツバキ文具店にはシャープペンシルの芯は置いていません

そのことを伝えると、男の子は「ありえねえ!」と叫んで去っていきます。

原作によると、先代は「筆記用具には鉛筆がふさわしい」と思っており、「子どもなら尚更シャープペンシルで文字を書くなどもっての外で、子どもがシャープペンシルを買いに来ようものなら、目くじらを立ててお説教をした」のだそうです。

シャープペンシルを“シャーペン”と略して呼ぶこと自体、先代の逆鱗に触れる言葉遣いだったとか(笑)

厳格な先代の性格を表すようなツバキ文具店の品揃えに、鳩子は密かに「遊び心が足りない」「お洒落でかわいい文房具を置きたい」と思っています。

そんな感じで始まる第2話の、原作との主な相違点をあげてみました。
以下、ネタバレになりますのでご注意ください。

1.離婚のお知らせ

ドラマでは、前回同様、鳩子は依頼主の思いを知ることに時間をかけ、電話をかけて話を聞いたり、アルバムを見せてもらったり、夫妻が手がけた家を見に行ったりします。

原作では、依頼主から話を聞くのは、依頼主が店を訪れ代書を頼んだ日だけです。しかし「離婚のお知らせ」の仕事には、鳩子は1か月もの時間をかけていますから、もしかしたら連絡を取っていたかもしれませんね。

2.シーリングスタンプ

ドラマでは、依頼主の妻が「離婚のお知らせ」に使って欲しいという、夫婦の思い出が詰まったものでした。最初、夫は妻の旧姓・綿貫のイニシャル「W」だと言いますが、本当は夫婦の名字・三津田のイニシャル「M」だったことがわかります。ワックスの色は赤。

原作では、妻がこだわったのは、シーリングスタンプに使うワックスの色ターキッシュ(鮮やかなブルー)です。スタンプは、夫婦が新婚旅行で訪れたイタリアの文具店で見つけたものでした。「M」は夫婦の名前に共通するイニシャルとありますが、名前は明らかにされていません。

3.三津田さん

ドラマでは、インテリアコーディネーターで、妻と二人で事務所を運営していました。離婚の原因は自分にあると思い込み、途中で「離婚のお知らせ」を出すのをやめると言い出します。

原作では、39歳、結婚15年目。職業については明かされていません。盛大に結婚式を挙げたので、お世話になった人にきちんと離婚をお知らせしたいという律儀な人です。

4.帆子の手紙

ドラマでは、帆子から手紙の回収を頼まれた鳩子は、ポストの前で郵便屋さんに声をかけますが、「管轄の郵便局に行ってください」と言われ手紙を回収できませんでした。後日、手紙の送り先の住所を訪ね、相手の男性に返して欲しいと頼みますが、断られてしまいます。

原作では、鳩子はポストの前で郵便屋さんを待ち受け、すんなり手紙を返してもらいます。手紙は後日、帆子が再び店を訪ねてきたときに手渡します。

5.仕事を終えた鳩子の気持ち

ドラマでは、ただ手紙を書いただけで、一人前の仕事にはほど遠いと感じていますが、手紙を書くことが楽しくなり始めます。

原作では、大きな仕事を成し遂げ、代書屋としての自負が芽生え始めます。

ひとこと

鳩子が書く手紙は本当に美しいですね。

代書って、ただ代わりに綺麗な字を書くことだと思っていましたが、違うんですね。
文字だけでなく、美しい文章も書かなくちゃならない……。

誰にでもできる仕事ではなさそうです。

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