どうも、夏蜜柑です。
NHKドラマ「ツバキ文具店」第6話。
今回の鳩子は道具を吟味せずに手紙を書いたため、後からいろいろな工夫をしています。
鳩子が手紙に施した「ロウ引き」の方法について、ご紹介します。
この記事の目次
第6話で鳩子が書いた手紙
ドラマでは、鳩子は白川さんに頼まれた手紙がうまく書けず、気分転換も兼ねて鎌倉七福神めぐりに出かけます。そして、昼食の稲荷寿司を食べている時、突然、手紙を書きたくなります。
とにかくすぐに書きたい!と思ったため、道具はそのへんにあった紙とボールペンを使いました。
そして、その紙を台紙に貼り、上から押し花をあしらって、ロウ引きをしています。
その手紙は、公式サイト↓に掲載されています。
参考 【第六話に登場した手紙】天国の父から母へ、花のラブレターNHK公式サイトロウ引きとは?
熱で溶かしたロウを、紙や糸、革などの繊維の間に染み込ませる加工のことです。
ロウ引きした紙は「ワックスペーパー」とも呼ばれています。
加工することで紙の色味が深まり、透け感が出ます。
もともとは防水加工が目的でしたが、最近はラッピングペーパーや雑貨アイテムとして女性に人気がありますね。
ワックスペーパーは雑貨屋さんなどで売っていますが、けっこう値が張ります。
身近な材料で簡単に作れるので、ぜひ手作りロウ引き紙にチャレンジしてみてください!
鳩子が作った「ロウ引き紙」の作り方
それでは、ロウ引き紙の作り方をご紹介します。
まずは、材料から。
材料の準備
- ロウソク
- 紙
- クッキングシート
- アイロン
材料はこれだけです。
一応、ひとつずつ補足説明します。
ロウソク
普通の白いロウソクでOK。使うのは少量なので100円のもので充分です。
色のついたロウソクを使うと白とはまた違った仕上がりになるらしいので、好みで変えてみてもいいかも。
紙
ロウが染みこむ薄手の紙であれば、なんでもかまいません。
クラフト紙やコピー紙が向いているようです。便箋や封筒、英字新聞なども可。画用紙などの分厚い紙は不向きです。
クッキングシート
家庭で使うロール状のものでOKですが、2つ折りにして紙を挟むので、ロウがはみ出さないように、紙よりも大きいサイズを用意してください。
アイロン
家庭用の普通のアイロンを使います。
作り方
もし、ロウが紙全体にいきわたっていないようだったら、その部分に紙の上から削ったロウを少しだけ落として、再度クッキングシートに挟んでプレスするとうまくいきます。
ひとこと
ロウ引き紙が、こんなに簡単に作れるとは知りませんでした。
手作りの便箋や封筒、ラッピングペーパー、お菓子の包み紙など、いろいろな用途に使えて便利ですよね。
こんな↓おしゃれなブックカバーも作れます!
ロウ引き加工すると耐久性もアップするので、大切な手紙やカードなどをロウ引きして、保存しておくのもいいかもしれません。