「ツバキ文具店」第6話|原作にはないエピソードも

NHKドラマ「ツバキ文具店」

どうも、夏蜜柑です。
NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」第6話。

今回の手紙も良かったですね~。
押し花なんて、もう何十年も作ってないけど、こんなふうに使うこともできるんですね。

第6話「愛するチーちゃんへ」あらすじ

ツバキ文具店に現れたのは白川。認知症の母・千代(草村礼子)の介護で悩んでいた白川は、ついに施設に預けることを決意した。が、亡き父からの手紙が来るから家に戻ると言い張る千代に、困り果てていた。そこで鳩子に、父からの手紙を書いてほしいのだという。一方、鳩子のことを訊きまわる怪しい外国人ミスターX(アレックス・JD)がついに文具店に現れるが…。
そんなある日、バーバラ婦人の発案で、男爵、パンティーとともに、鎌倉の寺社に七福神めぐりにでかけることになる。(NHK公式サイトより)

第6話における原作との違いは?

このドラマの原作は、小川糸さんの小説『ツバキ文具店』です。
2016年4月21日に幻冬舎より刊行され、2017年本屋大賞候補にもなりました。

ドラマ第6話「愛するチーちゃんへ」の、原作との主な相違点をあげてみました。
以下、ネタバレになりますのでご注意ください。

1.白川清太郎さん

ドラマでは、鳩子の祖母・カシ子が開いていた書道教室の生徒で、鳩子が店を継いでからも何かと気に掛けてくれています。認知症の母親の介護をしていることはずっと黙っていましたが、今回、鳩子に代書を頼むため打ち明けました。

原作では、鳩子に代書を依頼するためにツバキ文具店を訪ねてくる依頼人のひとりです。白川さんは、亡くなった父親のことを「無愛想で、あまりいい思い出がない」と言っています。

だから母親への手紙を見つけたときは「まるっきり別人」と思ったようです。白川さんの字は、お父さんにそっくりです。

2.白川さんの手紙

ドラマでは、鳩子は白川さんのお母さんに会い、直接「タマノリ人生」について聞いています。その後、七福神めぐりの途中、ツバキ文具店で昼食をとっている時に書きたくなり、男爵やバーバラ婦人やパンティーが見ている前で書き上げます。

原作では、鳩子は白川さんのお母さんには会っていません。「タマノリ人生」については自分で想像していますが、清太郎さんのお父さんの字が書けず、スランプに陥ります。

その後、七福神めぐりを雨で中断し、みんなと別れて近代美術館の喫茶室でレモネードを飲んでいる時に、突然書きたくなります。店員さんに紙とボールペンを借りて、左手で一気に書き上げます。

3.白川さんのお母さん

ドラマでは、介護施設で白川さんから手紙を受けとり喜ぶ場面で終わっています。

原作では、手紙を受けとってからは家に帰りたいとは言わなくなり、お守りのように手紙を抱きしめていたと書かれています。そして、そのまま静かに息を引き取りました。

4.白川さんとカシ子先生

ドラマでは、鳩子は白川さんに甘酒を振る舞い、白川さんは甘酒にまつわるカシ子先生との思い出話を語ります。白川さんは、離婚して会社を辞め、いろんなことがうまくいかず、認知症の母親と一緒に心中しようとしていたとき、鳩子の祖母・カシ子に助けられたのでした。

その時に飲んだのがカシ子の作った甘酒でした。以来、カシ子に介護を手伝ってもらったり、愚痴を聞いてもらったりしていました。

原作では、白川さんと先代は知り合いではありませんので、このエピソードもありません。

5.ミスターX

ドラマでは、鳩子を訪ねてくる謎の外国人のことを「ミスターX」と呼び、バーバラ婦人とふたりで捕まえようとして追いかけたり、ムギカフェの守景さんに「危ないですよ」と怒られたり、魚福のご夫婦から心配されたりしています。

原作では、鳩子とすぐに会っているので、大騒ぎにはなっていません。

第6話「愛するチーちゃんへ」感想

私は、この白川さんのエピソードが一番好きです。

原作では依頼人のひとりなのですが、ドラマでは第1話から白川さんを登場させて毎回少しずつ伏線をはって、後半の第6話で回収するという、とてもいい感じの流れになっていました。

白川さんと先代との、原作にはないエピソードも良かったです。
こういうのは連続ドラマならではですね~。

同じく、守景さんも原作では後半になって登場する人物なのですが、ドラマでは最初から登場しています。こちらも鳩子との距離がいい感じで近づいてきていますよね。

守景さんは、鳩子にとってとても大切な人になります。
守景さんを演じる上地雄輔さんが、思っていた以上に「守景さん」なので(笑)、安心して見ていられます。

次回はついにミスターXの正体と、先代のついた嘘が明らかになります。
またもや大泣きの予感!


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