「我が家の問題」最終回|夫婦喧嘩は早めにするべし

プレミアムドラマ「我が家の問題」

どうも、夏蜜柑です。

プレミアムドラマ「我が家の問題」最終回(第4回)。

甘い生活に憧れて夫に尽くしすぎる妻の話。前半は夫に共感、後半は妻に共感。今回も気持ちのいい結末でした。最後まで面白くていいドラマだったなぁ。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第4回「甘い生活?に悩む妻」あらすじ

  • 専業主婦の昌美(水川あさみ)は、広告代理店で働く淳一(小池徹平)と結婚して2か月。妻の役割を果たすべく甲斐甲斐しく夫の世話を焼き、こだわりの食材で手料理を振る舞うが、淳一はなぜかあまり喜ばず、次第に帰宅が遅くなっていく。
  • 長年のひとり暮らしで自由を満喫してきた淳一は、昌美との生活に息苦しさを感じていた。昌美がこだわる手料理も体に合わないのだが、妻を傷つけまいと黙っている。やがて淳一は昌美に「残業」と嘘をつき、会社の同僚を誘って麻雀をするようになる。
  • 淳一との考え方の違いに気づいた昌美は、今のうちに言いたいことを言って喧嘩をしよう、と淳一にもちかける。2人はこれまで我慢してきたことを吐き出し、罵り合う。

第4回の感想

ブリッコで甘え上手な妻を、水川あさみさんがうまく演じていました。

舌足らずなしゃべり方や、やたらと首を傾げる仕草、ゆるふわ巻き髪。同性から見ると「イラッ」とくるような言動を、あえてわかりやすく表現していましたねー。

わたしもご多分に漏れず、この主人公にはイライラさせられ、途中までまったく共感できませんでした^^;

むしろ「夫の気持ち、わかるわー」と思ってました。

ひとり暮らしが長い人にとって、「自分の部屋」がなくなるって正直辛い。本や音楽を愛する人なら特にそうかもしれない。

うちは夫婦共にひとり暮らしが長かったので(わたしは22年、夫は23年)、結婚しても当然のようにお互いの「ひとり時間」を尊重する生活になっていますが、主人公のようなタイプには理解しがたいかもしれませんね……。

しかし、結婚してまだ2か月目なのに、もう結婚生活にウンザリして同僚に愚痴る夫もたいがいですよね(気持ちはわかるけど)

ただ、口ではそう言いながら、淳一もまた幸せな家庭に憧れていて。

「映画を見に行く」と昌美に嘘をついて外出し、公園で遊ぶ親子を羨ましそうに眺めるシーンが、何気にそれを示唆していました。

矛盾する自分の気持ちを職場の先輩に言い当てられ、黙ってしまう淳一。
理路整然と弁舌をふるう割には、ツッコまれると弱いんだねぇ^^

昌美に嘘がバレた後も、怒らせたんじゃないかとビクビクしていた淳一。表向きの印象とは違って、意外と小心者のようです。

一方の昌美も、一筋縄ではいかないキャラでした。

前半の彼女は、論理的思考力に欠けるおバカな天然キャラのように振る舞っていました。ところが終盤になって突如変身し、とんでもなく鋭い観察眼と洞察力を持っていることが判明します。

以下、昌美による夫の人物評価。

  • インテリだから大衆を見下す。権威をありがたがらない。少なくともそういうポーズを取る
  • 文化系だから体育会系のようなモテ方をしたことがない
  • 小心者だから斜に構える
  • 決断力がないからリベラルを気取る

これには、淳一もぐうの音も出ず。「おっしゃる通り」と認めざるを得ない。

昌美は、淳一との価値観の違いに落ちこみながらも、価値観の違いは子育てに有利に働く、なぜなら子供が両方の意見を聞いて自分で判断できるようになるから、と言います。

そして、どうせ喧嘩するのなら早いうちにしたほうがいい、という結論に達します。いやはや驚きのロジカルシンキング。淳一も顔負け。

このくだり、めちゃくちゃ面白かったですね^^

前半、言いたいことを腹の中に溜めて仮面夫婦のようだった2人が、あっというまに距離を縮めていく。

昌美の変身ぶりにオロオロする淳一もおかしいし、昌美が提供した喧嘩の材料も笑えます。

そう。夫婦の間で言いたいことを我慢して笑顔でごまかし合っても、いいことはひとつもない。

今回も、「ああ、この夫婦は大丈夫だな」と思えるラストシーンでした。結局、昌美は働きに出て、料理は手を抜くことにしたみたいですね。

水川あさみさんは、ノリもいいしツッコミもうまいので、モノローグが絶品だなぁといつも思っていまして。このドラマでも、存分に発揮されていました。

もうちょっと見たかったなぁという気持ちもありますが、このくらいがちょうどいいのかな。
見終わった後の満足度が高い、面白いドラマでした。


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