「山女日記」続編(後編)~燕岳~|少し物足りない柚月と木嶋の結末

BSプレミアムドラマ「山女日記」

(C)NHK

どうも、夏蜜柑です。
NHKドラマ「山女日記~アルプスの女王・燕岳~」を見ました。

やっぱり前後編は物足りないな~という感想。
でもこんな撮影が大変そうなドラマ、なかなか作れないとも思う。
愛犬・ハニーは最後まで可愛かった^^

以下、ネタバレ含みますのでご注意を。

後編のあらすじ

燕岳

燕岳

柚月(工藤夕貴)は、ツアーの途中で木嶋(黄川田将也)から「一緒にフランスへ行ってほしい」とプロポーズされ、動揺します。

ふたりの会話を立ち聞きしたさゆり(黒川芽以)は機嫌を損ね、勝手な行動に。真奈美(黒谷友香)は脱水症状で足がつり、木嶋が背負ってなんとか山小屋に辿り着きます。

父・義男(利重剛)に誘われてツアーに参加した一樹(山根和馬)は、ミュージシャンとして芽が出ないことや万能な父親にコンプレックスを抱き、自信が持てずにいました。結衣(舞羽美海)はそんな一樹に「あんたの悩みは贅沢や」と言います。

天候の悪化で、テント泊を諦め山小屋に泊まることになった一行。ツアーの仲間たちがそれぞれ自分が抱える悩みや問題を打ち明ける中、義男は胃がんを患っていることを告白します。

翌日、一行は燕岳山頂に辿り着くも、周囲は雲の中。1年後にまたこの場所で会おうと提案する柚月。木嶋にも、日本に残ることを告げます。

1年後。燕岳山頂に、山トモになった真奈美と結衣、女磨きを続けるさゆり、がんを克服した義男と、息子の一樹が集まり、再会を喜び合います。

後編の感想

木嶋くんには悪いけど、柚月の出した答えは当然と言えば当然だよね。
恋人でもない人からのプロポーズなんて、無理でしょー。
しかもフランスなんて、ハードル高すぎるわ!(`ε´)

前後編だったので、なんか物足りない感じでした。
ツアー客の人間ドラマも、オチが甘いというか、ちょっと中途半端かなー。

ひとりひとりの設定は面白いので、深く掘り下げたられたらよかったんだけどね。
さゆりにしても、真奈美や結衣にしても、もっと見たかったというのが正直な感想。
いろいろ盛り込みすぎて時間が足りなかったのかな。

前シーズンは、各ツアーの参加者の人間ドラマを描きつつ、柚月が以前の恋人・吉田との過去に決着をつけるという大きなストーリーが全話通して描かれていたんですよね。

柚月と吉田の間に何があったのか、徐々に明らかになっていくところに面白さがあった。そこには人生の大きなテーマが隠されていた。
私は各ツアー客の人間ドラマよりも、こっちのほうのストーリーにぐいぐい引きこまれました。

今回は、柚月が木嶋と新たな関係を築くか否かが大きなストーリーだったわけですが、そこでふたりの心に生じる葛藤や迷いは、前回の比ではなく……浅いものでした。
湊かなえさんの作品に見られる、人の心の深みに入っていく怖さはなかったです。
(あ、そういえば湊かなえさん、登山客で出演されてましたね!)

でも見終わった後の爽やかさは同じだったし、また柚月に会えてよかったです。
個人的にも、ここ数年山登りから遠ざかっているので、疑似体験できて嬉しかった^^

山での撮影は大変だったと思いますが、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。


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