「長閑の庭」第1回|教授への恋心を分析するシュバルツさん

「長閑の庭」

「長閑の庭」

どうも、夏蜜柑です。
NHK・BS日曜夜10時「長閑の庭」が始まりました。

原作の世界観も素敵ですが、ドラマもいいですねー。
プレミアムドラマはたまにこういうしっとりしたドラマを作ってくれるから嬉しい。

橋本愛さんが予想以上に役柄のイメージにぴったりでした。お美しい。
田中泯さんの榊教授は言わずもがな。寡黙な佇まいがいかにもでした。

今回も全4話と短いのですが、濃縮された時間を楽しみたいと思います。

第1話のあらすじ

  • 朝比奈元子(橋本愛)はドイツ文学を専攻する23歳の大学院生。生真面目で、いつも黒い服ばかり着ているため、周りから〝シュバルツさん〟と呼ばれている。
  • 恋愛経験がない元子は学生たちの恋愛談義にも加われず劣等感を感じていたが、尊敬する榊教授(田中泯)から「自分の価値観を大切にすべき」「君の日本語は美しい」と言われ、感銘を受ける。
  • それ以来、元子は榊に特別な想いを抱くようになり、「この感情は恋なのでは」と分析し始める。元子の気持ちに気づいた榊の助手・田中(工藤阿須加)は、元子が榊を好きだという噂を流してしまう。
  • 噂は榊の耳にも入り、榊は元子の気持ちを「恋ではない」と否定する。元子は不満を抱えながらドイツ文学の懇親会に出席し、グリム童話について語るが、研究者から「今の時代に必要な新しい視点がない」と指摘される。
  • 落ち込む元子に、榊は「初めはみんな雛だ」と言い、さまざまな角度から物事を見るよう助言する。思い込みから解き放たれた元子は、自分なりの視点でグリム童話を見つめ直す。
  • 元子は改めて榊に告白するが、榊は「勘違いだ」と断定する。元子は「検証が不十分ではないでしょうか」とやり返し、榊は「好意とその分類」について論文を書くよう宿題を出す。そんなとき、榊の元妻・翠(斉藤由貴)が臨時講師として現れる。

第1話の感想

元子が恋に落ちた瞬間が素敵でした。

同年代の学生たちの空気になじめず、ひとり浮いてしまっている元子。
その欠点を直したいと思っている彼女に、榊教授は「直す必要はない」と言いました。

「自分の人生は、他人に合わせたり他人に評価されるために存在しているのではないのだから。自分の価値観を大切にすべきだと私は思う。それにそれは君のよさでもあるんじゃないかな」

「君の論文には実直さが感じられる。でもそれだけじゃない。キラリと光るユーモアがあって、君の日本語は美しい」

異性からこんなこと言われたら、特別な感情を抱いちゃいますよねぇ。

元子はコンプレックスに縛られていて自信が持てない女の子ですが、〝老い〟に囚われている榊教授も同じく自信が持てずにいる様子。

教授が頑なに元子の気持ちを否定するのは、傷つくのが怖いからかもしれません。

恋愛経験ゼロの元子は、教授に抱く感情が〝恋〟なのかどうかわからない。
生真面目な彼女らしく、真剣に〝恋心〟を検証しようとする元子。

そんな元子をからかう田中さん……酷いなぁ。
でも元子のことが好きなんだよね。

このまま穏やかで静かな時間が流れてくれたらいいのだけど、どうやらそういうわけにもいかなさそう。

樹里は田中さんのことが好きで、
田中さんは元子のことが好きで、
元子は教授のことが好きで、
教授は元妻の翠さんと仲よさげ。

ああ……もつれる予感。

このドラマは、U-NEXTで視聴可能です。※最新の配信状況と料金はU-NEXTサイトにてご確認ください

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