NHKドラマ「ぬけまいる」第4話|幻の黒い朝顔にとりつかれた男

NHKドラマ「ぬけまいる」

「ぬけまいる」の記事一覧を見る

どうも、夏蜜柑です。
NHK土曜時代ドラマ「ぬけまいる~女三人伊勢参り~」第4話。

幻の黒い朝顔にとりつかれた男が登場。
舘ひろしさんが「うだつの上がらないしょぼくれた亭主」を演じています。

夏蜜柑

でもやっぱりカッコいい。

ふぐ丸

お以乃に長五郎をとられたお蝶、おかんむり。

第4話のあらすじ

  • お以乃(ともさかりえ)は島田宿で長五郎からの手紙を受け取り、会いに行く。面白くないお蝶はひとり町歩きに出て、大井川の川縁で朝顔の鉢を抱いた伊作(舘ひろし)に出会う。
  • 伊作は小間物屋の主だったが幻の「黒朝顔」を作り出すことに夢中になり、女房のおたつ(渡辺えり)に愛想を尽かされ、三行半を書けと迫られていた。うだつの上がらない伊作の姿に、お蝶は亭主の次兵衛を重ねる。
  • 見かねたお蝶は、江戸で開かれる花競べに挑戦しろと伊作にハッパをかける。伊作はおたつに「もし花競べで賞を取れたらヨリを戻す」と約束させるが、おたつは助三郎(川野太郎)にベタ惚れで、一緒に始めた小間物屋は大繁盛、伊作とヨリを戻す気はさらさらなかった。
  • 伊作が江戸に行っている間、小間物屋の留守を預かったお蝶。お蝶は、お以乃、お志花(佐藤江梨子)を呼んで、閑古鳥がなく店を繁盛させようと企む。

第4話の感想

原作では第五章にあたり、お蝶の視点で描かれます。

ドラマでは、お蝶はひそかに子供を産んでいて、その子供は妹の養子に出したことになっています。

原作では、お蝶には4人の子供がいて、子供たちは亭主の次兵衛さんにばかり懐き、お蝶にはちっとも懐かない……と書かれています。

江戸時代、朝顔は空前の大ブーム

朝顔に夢中になって女房に愛想を尽かされてしまった伊作さん。

夏蜜柑

今なら朝顔オタクだね。

江戸時代は、草花の品種改良が盛んに行われていた時代です。
中でも朝顔は庶民の間で大ブームとなり、突然変異による「変化朝顔」の鑑賞が盛んに行われたと言います。

もともと朝顔は日本原産の植物ではないのですが、日本でのみ園芸化が進んで、さまざまな品種が作られるようになりました。

各地で品評会が盛んに行われ、評価された優秀作品が作者の名前と共に紹介される「朝顔図譜」がたくさん出版されました。

それらの珍しい朝顔は、高値で取引されたようです。

幻の黒い朝顔に8年かけた男

特に「黒い朝顔」と「黄色い朝顔」は〈幻の朝顔〉と呼ばれていました。

夏蜜柑

現在どちらも開発されているらしいけど、めったに見ませんよね。

伊作さんは8年かけて交配を重ねたけど、黒というより深い紫でした。
でも、日なたでは紫に見える朝顔も、日陰では黒に見える。

「色なんてそんなものなのよ。日の陰っているところに置いてやれば、あとは見る人が何色だと思うかだけよ」と、伊作さんを丸め込むお蝶。

夏蜜柑

ごもっとも。

お蝶は朝顔を「墨田川」と名付け、伊作さんを江戸に送り出します。

治兵衛にそっくりな伊作さん?

背中を丸めて朝顔を可愛がる伊作さんを見て、亭主の治兵衛を思い出すお蝶。
治兵衞さんは盆栽いじりが趣味なのです。

でも似ているのはそれくらいで、見た目も年齢も全く違いますよね。
しょぼくれた役を演じていても、やっぱり舘ひろしさんは色気がダダ漏れてます(笑)

原作では、治兵衛と伊作は同じ年。

背中を丸めて盆栽に話しかけるところや、眉を八の字に下げて目を糸のように細めて笑う顔や、几帳面なところがそっくりだとお蝶は思っているようです。

江戸に残してきた治兵衛さんのことを思い出したからか、商い好きの魂に火がついたからか、伊作を放っておけなくなったお蝶。

閑古鳥がなく小間物屋を繁盛させるため、お以乃、お志花と奮闘することになりそうです。

created by Rinker
¥832 (2018/12/16 12:37:30時点 Amazon調べ-詳細)

「ぬけまいる」の記事一覧を見る


ほかの記事を読む?

NHKドラマ「ぬけまいる」 NHKドラマ「ぬけまいる」第3話|花札が生んだロマンス NHKドラマ「ぬけまいる」 NHKドラマ「ぬけまいる」第2話|長五郎と政の正体は…