NHKドラマ「ぬけまいる」最終話|原作とは違うクライマックス

NHKドラマ「ぬけまいる」

「ぬけまいる」の記事一覧を見る

どうも、夏蜜柑です。
NHK土曜時代ドラマ「ぬけまいる~女三人伊勢参り~」最終話。

とうとう猪鹿蝶の旅が終わりを迎えました。
クライマックスの賭場の場面は、原作とは大きく変わっていましたねー。

最終回を見る前に、田中麗奈さん、ともさかりえさん、佐藤江梨子さんが伊勢を訪れる番組「『ぬけまいる』伊勢旅完全ガイド」を見たんですけど、お三方、ドラマの撮影では実際に伊勢に行けなくて、残念がってました(笑)

わたしは過去一度だけ伊勢に行ったことがありますが、大阪からでもそこそこ遠いと感じたので、東京からだとまさに“遠路はるばる”だろうなぁ~と思います。

電車も車もない江戸時代に「伊勢参り」が流行ったっていうのが、不思議というか。
お伊勢さんの凄さを感させられますね。

最終話のあらすじ

  • 権蔵の手下に捕まったお蝶(田中麗奈)と修作(宮舘涼太)は、とっさに客のふりをしてその場をごまかし、お蝶は賭場で荒稼ぎをする。そこへお以乃(ともさかりえ)、お志花(佐藤江梨子)も加わる。
  • ひとり勝ちして大金を手にしたお蝶だったが、賭場を仕切る権蔵(渡辺哲)は難癖をつけてお蝶に金を払わせようとする。お以乃は、お蝶の代わりに自分と勝負しろと権蔵に持ちかける。
  • お以乃の勝負の相手として現れたのは、お凜(大地真央)だった。お以乃はお凜との勝負に勝つが、権蔵はまたしても難癖をつけ、金を払おうとしない。お凜は猪鹿蝶を逃がすため権蔵一味に喧嘩をふっかけ、政(福士誠治)も助太刀に現れる。
  • 修作は賭場を逃げ出す際にちゃっかり勝った分の金を懐に入れ、それで借金を返すという。お志花は真吾との待ち合わせ場所に向かい、お以乃も長五郎(滝沢秀明)に会いに行く。
  • お蝶は江戸に亭主がいることを政に告げ、翌朝ひとりで伊勢神宮へ向かう。そこにお以乃とお志花も現れる。お志花は真吾から夫の本音を聞き、江戸に戻る決意をする。お以乃は夢を叶えるため、長五郎に別れを告げた。3人は旅を通して、「昔の自分に戻らなくてもいい」「今の自分がいちばん光っている」ことに気づく。

最終話の感想

クライマックスはお凜が大活躍

最終回の見どころは、やはり天乃屋の賭場でのシーン。

お以乃と賭け勝負をする相手として登場したのが、これまで旅の途中で何度も出会った謎の女・お凜(大地真央さん)でした。

実は原作では、お凜という登場人物は存在しません。
この場面でお以乃の相手として現れるのは、長五郎でした。

ドラマでは第3話で早々に長五郎が渡世人だということが明らかになりましたが、原作ではここまで長五郎の正体は謎のままでした。

なので、突然権蔵の手先として目の前に現れた長五郎に、お以乃は動揺してしまいます。

しかし、お以乃は負けませんでした。
長五郎を相手に一歩も引かない真剣勝負をして、最後には「勘」で勝つのです。

その後の流れはドラマと同じで、長五郎は権蔵を裏切り、自分が盾になってお以乃たちを逃がします。そして宿でお以乃と落ち合い、「清水の次郎長」であることを告白して、お以乃に「一緒にならないか」と言うんですね。

恋人同士だったお以乃と長五郎が一転して敵同士になり、真剣勝負をするクライマックスは、最高に盛り上がる場面でした。できればドラマでもお以乃vs長五郎の場面が見たかったんですけどねー……。

でも、ドラマはドラマで面白かったです。
長五郎が出ないんじゃ盛り上がりに欠けるなぁ~と思っていたけど、お凜もカッコよかった。

大地真央さんは動きに華があるし見栄えもするし、ああいう場面では映えますよね^^

3人が選んだ道は……

お蝶

政さんから「清水に来ないか」と誘われていたお蝶ですが、亭主が待つ江戸に帰ることを決めました。

最初は「気取ってて鼻につく女」だったお蝶が、回が進むにつれだんだん面白可愛く見えてきました。
田中麗奈さんの演技もハマってて、お蝶がモジモジするたびに笑ってしまった。

政さんは原作には登場しない人物なんですが、ドラマでの存在感は大きかったですね。長五郎の役割の大部分を政さんが担っていたように思います(最後までおいしいところがなかったのが可哀想ではあったけど)。

お志花

日和見な夫と家名にこだわる姑、自分を見下す息子に嫌気がさして家を出てきたお志花。
思い人・真吾とも無事に再会することができました。

が、真吾様、ハゲてました。
おまけに太鼓腹でした。

夏蜜柑

若い頃の真吾様はシュッとしてはったんですけどね~(笑)

真吾様は、江戸でお志花の夫と会っていました。

原作では、舅(夫の父)がお志花の通っていた道場の主と旧知の仲だったんですね。
お志花は知らなかったのですが、舅が死んだ後、夫はこの道場の主に時々挨拶に伺っていたのです。

それで、道場に通っていた真吾様とも顔見知りだったのです。

夫は真吾様に、いつもお志花の話をしていました。
自分は大した男ではないが、奥には恵まれたと。

だからってお志花の家の状況が変わるとは思えませんが、過去(真吾様)への思いは断ち切れたようです。

お以乃

清水で一家を構えようという長五郎から「一緒にならないか」と言われたお以乃。
ですが、「侠客の女房なんて無理」と断ります。

内心では「本当にこれでよかったのか」とグラグラしてたと思いますけどね。

お以乃の男勝りな着物の着こなし方、立ち居振る舞いがカッコよかったです。
でも最後はやっぱり長五郎と勝負させてあげたかったわぁ。

江戸に戻ったら、実家の「こいこい」を手伝いながら、もういちど戯作者になる夢を追うのかもしれません。

最終回はちょっとバタバタした印象でしたが、最後まで楽しく見られる時代劇でした。
なんといっても猪鹿蝶の3人が魅力的だった!

時代劇の舞台は江戸が多いけど(そっちも好きだけど)、江戸を抜け出す話もいいですね。

このドラマは、U-NEXTで視聴可能です。※最新の配信状況と料金はU-NEXTサイトにてご確認ください

「ぬけまいる」の記事一覧を見る


ほかの記事を読む?

BS時代劇「小吉の女房」 NHKドラマ「小吉の女房」登場人物(キャスト)・あらすじ NHKドラマ「ぬけまいる」 NHKドラマ「ぬけまいる」第7話|お志花の秘密が明らかに