「俺の話は長い」各話のあらすじと感想|会話を楽しむ家族ドラマ

「俺の話は長い」各話ネタバレ感想

どうも、夏蜜柑です。
日テレ土曜夜10時「俺の話は長い」の各話あらすじと感想です。

テンポのいい会話が中心の家族ドラマ。

笑えるだけじゃなく、家族それぞれが抱える悩みや葛藤がユーモラスに描かれていて、とても面白いです。

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夏蜜柑

今期のお気に入りです。

※この記事は随時更新中です

各話のあらすじ(ネタバレ有)

第1話のあらすじ

満は6年前に起業してコーヒー専門店を始めるも失敗、以来、喫茶店を営む母・房枝に寄生して暮らしている。ある晩、姉の綾子が夫の光司とすき焼き用の牛肉を携えて岸辺家にやってくる。すき焼きが嫌いな満は「ありえない」と文句を言い、綾子と言い争いになるが、しぶしぶすき焼きを食べることに。
綾子と光司がやってきたのは、家の建て替えが終わるまでの3か月間だけ実家に仮住まいさせてほしいと満に頼むためだった。満は「すき焼き」を理由に断り、再び言い争いになる。そこへ中学3年になる綾子の娘・春海がやってくる。仮住まいの話を聞いていなかった春海は驚くが、承諾する。春海は不登校だったがその理由を家族にも明かしていなかった。満は春海を送るため、一緒に自転車で夜道を走る。

綾子たち家族を受け入れるための準備が始まる。満と光司は、いらない古本を近所の古本屋へ持ち込む。綾子の尻に敷かれ、娘の春海から嫌われている光司を不憫に思った満は、「仮住まいの間は味方になる」と約束する。2人は帰りに「Barクラッチ」で酒を飲み、互いの夢について語り合う。
綾子は満に甘い房枝を非難し、「そんなに言うなら、仮住まいしてる間に満を就職させてみなさいよ」と房江に反論される。綾子は満のコーヒー店の関連品がダンボール6箱分もあるのを知って、邪魔だから処分しろと迫る。満は「オレにとってあの段ボールは甲子園の土も同然なの」と言い、またも喧嘩が始まる。
2人の会話を聞いていた春海は、「お母さんは人の大切なものを簡単に処分しろって言い過ぎ」と発言。父親がくれたものを勝手に捨てた、と綾子を非難する。そして、突然「明日から学校へ行く」と言い出す。
満はコーヒーの段ボールを引き取り、自分の部屋のベッドの下に収納する。

第2話のあらすじ

岸辺家と綾子一家の同居が始まる。房枝は喫茶店の常連客から春海が登校拒否をしていた理由が失恋だと聞かされ、満と綾子、光司に話す。翌日、春海は再び学校に行きたくないと主張し、部屋にこもる。「春海を説得してくれたら5千円払う」と綾子に言われた満は、春海に特製のやきそばをふるまい、なんとか春海を説得。学校まで車で送る。
春海は好きだった同級生の陸が親友と付き合いだしたことを満に話す。春海がその日学校に行きたくなかったのは、5限目の授業で体育祭のフォークダンスの練習をすることになっていたからだった。
その夜、満は綾子と交渉し、千円のお駄賃をもらって綾子の代わりに春海を迎えに行くことに。満と春海は夜の海へ行き、語り合う。

満は毎朝5時半まで起きていて、台所で房枝にコーヒーを入れてから寝るのを日課にしていた。その習慣に文句をつける綾子。満がコーヒー店の道具を捨てずに自分の部屋に置いているのを見た綾子は、満がもう一度店をやりたいと思っているのではないかと疑っていた。満は「母さんが喜んでると思って親孝行のつもりでやってきたけど、そんなに目障りなら今日でコーヒー入れるのはやめるわ」と宣言する。
「ポラリス」に春海の同級生で失恋の相手・陸が現れる。陸は房枝に「春海さんには僕が来たこと内緒にしておいてほしい」と言うが、房枝は春海と綾子に喋ってしまう。
光司は綾子に内緒で隠し持っていたバンド時代のベースの置き場所に困り、満の行きつけの店「Bar クラッチ」に持ち込む。バーテンダーの駒野の承諾を得て、ベースを店に置かせてもらうことに。またバンド復活してくださいよ、と言われ満更でもない光司。
翌朝、5時半に目覚めるも部屋を出て行けない満。満は諸角にトラックを借りて部屋に置いていた段ボールをリサイクルショップに持ち込み、3万5千円で売ってしまう。

第3話のあらすじ

房枝が喫茶店の常連客・薗田から“竜宮かぼちゃ”をもらってくる。“竜宮かぼちゃ”が高値で取引されていることを知り、ネットでの転売をもくろむ満。ところが房枝が“竜宮かぼちゃ”でハロウィンの特別メニューを作ると言い出し、満は必死にハロウィンに反対する。満の様子を怪しんだ常連客たちに転売を狙っているのではと問い詰められ、満はやむなく退散する。
一方、春海はクラスメイトの陸から恋の相談を受ける。陸は春海のことが好きだったと明かし、春海が勧めるなら彼女と別れてもいいと言い出す。どうすればいいかわからなくなった春海はラジオに投稿し、「2人が別れてくれるよう神頼みするしかない」という回答を得る。
光司は中学校の体育祭で陸に声を掛けられ、なぜか連絡先を交換するハメに。どう対応していいかわからず、ハロウィンの仮装をした写真を送る。

満と房枝は父の月命日で墓参りへ行く。綾子たち家族は買い物に出かけ、偶然ガソリンスタンドで給油中の満を見かける。満は墓参りのためのガソリン代とお花代をごまかし、1500円も水増しした金額を房枝に請求していた。
その後、満と房枝は秋葉家と合流して中華店で食事をすることに。満は食事に手を付けようとせず、墓参りにも来ないで父親の好きだった店で食事をする綾子に文句を言う。綾子は満が小遣い稼ぎのために墓参りに行っていることや、父親の入院中にたった1度しか見舞いに行かなかったことを責め立てる。
当時、無職になった満は厳しい父親から逃げるように彼女の家に転がり込んでいた。「お父さんは最後まで満を心配していた」と泣きながら語る綾子。満は父が好きだったのは酢豚ではなく、酢豚のタレをかけたチャーハンだと主張し、みんなでチャーハンにタレをかけて食べる。

第4話のあらすじ

春海は光司と陸がメールのやりとりをしていると知って気になりつつ、光司に確かめることができない。ある日、満が買っておいた250円のアイスの袋がテーブルの上に置いてあり、誰が食べたのか犯人探しが始まる。家族は全員否定し、その日たまたま家に来ていた常連客の牧本が容疑者として浮上する。
実はアイスの袋は満が1週間前に食べた時のもので、新聞の下敷きになっていたため今まで発見されなかったのだ。「謝りなさいよ」と言う綾子に対し、満は「今問題なのは母さんと牧本さんの再婚だ」と話題をすり替える。房枝は再婚を否定する。
満の犯人探しに付き合ってアイスが食べたくなった春海は、光司と一緒にコンビニへ行く。帰り道、光司に陸とのことを尋ね、「イヤじゃなかったら付き合ってやってよ」と言う春海。帰宅した光司はベランダでひとり微笑みながらアイスを食べる。

満はBarクラッチのオーナーが留守の間、飼い犬の世話を引き受ける。房枝の店の常連客・薗田から「会社の中途採用試験を受けないか」と誘われた満は、クラッチで薗田と会うことに。薗田は後輩の渡利を連れてきており、渡利は満と同じく大学中退で、世界中を放浪した後に就職し、間もなく彼女と結婚する予定だと嬉しそうに話す。
満は渡利の言動や言葉尻をとらえて「営業に向いていない」とダメ出しをし、自信喪失させてしまう。渡利は泣きながら「今日で会社を辞めます」と言い出し、満は慌てて「冗談だから」と言いつくろう。
一方、陸と会った光司は、陸から「恋愛の相談に乗ってほしい」と言われて前のめりになるが、今の彼女と別れろとは言えなかった、と満に打ち明ける。そして春海が実力よりも偏差値の低い高校を志望しているのは、陸の志望校だからではないかと綾子に話す。

第5話のあらすじ

房枝は銀杏入りの茶碗蒸しを作るが、春海の言葉で満が嫌いだったことを思い出し、満の器には銀杏を入れずに出す。小学生の頃から将来の夢は「コーヒー屋の店主」だった満に対し、綾子はバレリーナ、ピアニスト、アイドル、ソフトボールとブレブレだった過去が暴露され、満は「俺の3倍くらい養育費がかかっている」と抗議。
綾子は春海が陸と同じ高校に進学したいがために、わざと模擬試験で悪い点をとったのではないかと心配する。光司は直接陸に電話をして尋ねるが、陸の志望校は違う学校だった。光司と陸が連絡を取り合っていること、それを春海や満が知っていて、自分だけが知らなかったことを知り、ショックを受ける綾子。
満はかつて綾子も親を欺いて彼氏と映画を見に行き、自分が代役にされた過去があったことを綾子に思い出させる。その時見た映画「フォレスト・ガンプ」で2人が盛り上がっていると、春海が来て「私も見たいから借りてきて」と言う。

光司は小雪のライブを見に行き、かつて一緒にバンド活動をしていた元ボーカルの田原と再会する。田原はもう一度「ズタボロ」をやろうと光司に持ちかける。
房枝と綾子、春海は、最近顎が痛いのは満と喋りすぎるせいだと気づき、満の挑発に乗らない作戦に出る。何を言っても受け流され、調子が狂う満。
犬の散歩のバイトの最終日、満は「Barクラッチ」のオーナーで犬の飼い主の明日香と部屋で鉢合わせる。房枝から買い物を頼まれていた満は家に帰ろうとするが、明日香は満に大量の買い出しを頼み、散歩の報酬をチラつかせたり引っ込めたりしてわざと満を怒らせるような態度をとる。
満が部屋を出ようとすると、明日香は今日が誕生日だと告白。一緒にご飯を食べてほしいと頭を下げる。断れなくなった満は明日香と食事を共にし、彼女から「海星にフラれた」ことを聞かされる。満は帰り際に部屋の鍵を返そうとするが、明日香は「まだ持ってて」と言う。
満のせいで牡蠣の土手鍋が食べられなかった4人は、満が帰宅して喋りかけても無視してトランプを続ける。だがとうとう我慢できなくなり、言い返してしまう。

第6話のあらすじ

光司が熱を出して会社を休む。房枝の喫茶店には学校をサボった陸が来ており、困った房枝は満に相談。満が陸の話を聞くことに。陸は付き合っていた凛菜にフラれ、光司からもメールのやりとりを断られ、ショックを受けていた。陸の淋しさを理解し、慰める満。
その夜、岸辺家では房枝が檀野からもらってきた毛蟹をどうするかで話し合いが行われる。毛蟹が大好物の春海は4人で食べようと言うが、綾子は寝込んでいる光司に黙って食べるのは気が引けると悩む。そこで、春海が蟹の出汁で雑炊を作り、自ら光司の部屋に持っていくことに。感激して涙ぐむ光司。春海は「下で一緒に毛蟹を食べる?」と尋ねるが、光司は「これで充分」だと泣きながら雑炊を食べる。
春海は満と一緒に体温計の電池をコンビニに買いに行く。翌朝、光司はまだ熱があったが、「蟹雑炊のおかげで熱が下がった」と嘘をつく。

満は明日香のマラソンの練習に付き合い、夕飯を共にして家に泊まることに。明日香に「一緒に寝る?」と誘われるが、ひとりソファで寝ることを選ぶ満。
岸部家では満がまたヒモになるのではないかと心配していた。2年前も家に居づらくなって年上の女性のもとへ転がり込んだことがあるという。房枝が心配する様子を見て、光司は満を説得する役目を買って出る。
だが満は「今回はヒモじゃない」と断言。ヒモかヒモでないかは、相手に愛情があるかないかの違いだと説明する。過去にヒモ経験のある光司は納得し、簡単に満に丸め込まれてしまう。光司が満を連れて帰ると期待してモンブランを買って待っていた房枝たちはガッカリする。
満から「働きたい気持ちはあるが、やりたいことが見つからない」と聞いた明日香は共感しながらも、「嫌じゃないことから初めてみたら」「動かないと、やりたいことに新たに出会う機会が減る」とアドバイスする。
明日香の言葉が腑に落ちた満は、こっそり実家に戻って服をリュックに詰め、亀の“ボルト”を連れて家を出て行く。

第7話のあらすじ

房枝が保管していた満と綾子の幼少期のお年玉が出てきた。取りに帰った満は、房枝たちが家を売却しようと考えていることを知る。満が家を出た今、房枝が綾子の家に同居することで話がまとまったらしい。
満は「実家は充電する場所として必要」と猛反対するが、房枝は既に喫茶店を辞めることも考えていた。それを聞いた光司は「僕が店を継ぎます」と言い出し、3日前に会社を辞めていたことを告白する。
事前に何の相談もなかったことに傷つく綾子。さらに光司がベースを捨てることができず、「クラッチ」に預かってもらっていると知ってショックを受ける。“プチ家出”と称して夜の町に出た綾子は、「クラッチ」でジンライムを飲み、光司のベースを引き取って持ち帰る。
商店街で綾子を心配して探しに出た光司と合流し、綾子は光司の気持ちを思いやれなかったことを謝る。そして「次の仕事はゆっくり探せばいいから」と助言する。

「クラッチ」で渡利と再会した満は、これからは王族のペットとして飼われるライオンになると宣言。満は明日香に「俺のやりたいことは、明日香をサポートすること」だと決意を語るが、明日香は「6年間悩んで出した答えがそれなの?」と失望を露わにする。
明日香に「私がそばにいてそんな楽な答えしか選べないんだったら、もう一緒にいないほうがいい」と言われた満は、荷物をまとめて明日香の部屋を出て行く。その晩はネットカフェに泊まるが行くあてがなく、結局実家に戻ってくる満。房枝は家を売却するのはやめたと話す。
春海は陸に告白するがフラれてしまい、満の運転で海に繰り出す。満は陸が断ったのは受験を控えた春海を思ってのことだと慰める。帰り道、涙を流す満を見て見ぬフリする春海。
一方、「ポラリス」を継ぐ決意をした光司は店を手伝うようになるが、ありえないミスを連発。自分には向いていないことに気づき、店を継ぐことを諦める。

第8話のあらすじ

房枝に好意を持っている檀野が光司の就職先を紹介してくれることになり、綾子と光司は檀野に豪華鉄板焼をごちそうになる。2人は房枝と檀野の再婚を応援し、満も古本屋の牧本よりは金持ちの檀野のほうがいいと意見が一致する。
満は牧本から「あの2人の恋路を邪魔してはもらえないだろうか?」と頼まれ、困惑。牧本は房枝への想いが叶わないことよりも、ポラリスに通えなくなることのほうが何倍も辛いと訴える。
満は牧本の思いをくみ取り、さっそく光司と綾子に「あなた方夫婦は檀野さんに買収されている」「檀野さんは恋愛において重大な選挙違反をした」と抗議する。房枝本人に確かめると、檀野は「ただの客」で、牧本は「大切な客」だと答える。
後日、房枝は牧本が福引きで当てた美容エステ券をもらう。房枝を見て、「魔性の女」だとささやく満と綾子。

光司は檀野から紹介された議員秘書の面接に落ち、部屋にこもりがちになる。心配した綾子は満に監視を頼むが、実はジグソーパズルに熱中したり自作のミントでカクテルを作ったりと、光司は充実した無職生活を送っていた。
満と光司はコタツを出して一緒にミカンを食べ、昼間からダラダラとした時間を過ごす。満にミカンの食べ方を指摘された光司は、むかし綾子へのストレスで作った「自由にミカン食わせろ」という歌を思い出す。
満のリクエストに応え、ベースを片手に歌い出す光司。調子に乗った2人は「ニートブラザーズ」という新曲を作り、一緒に歌い始める。
そこへ春海が帰宅し、前に光司が作った「お母さんの財布からお金借りる歌」をリクエスト。春海が歌い始めると、光司がベースを弾いて一緒に歌う。 房枝はその様子をスマホで撮影し、仕事から帰宅した綾子に動画を見せる。光司と春海が一緒に歌っている姿を見て思わず泣いてしまう綾子。
春海は実父に買ってもらったラジカセをリサイクルショップに売り、新品のラジカセを光司に買ってもらう。

第9話のあらすじ

満が夕飯のトンカツを楽しみにしていた夜、春海が高校進学をやめてラジオパーソナリティーになりたいと言い出す。トンカツを食べる前に春海の相談に乗ってほしいと綾子に頼まれ、しぶしぶ春海の話を聞く満。
春海は「目標がはっきり見えているのに回り道したくない」と言い、高校には行かずに専門学校へ行くと言う。満は「高校に行かなきゃためられない経験が確実にある」と春海を説得。納得した春海は高校へ行くことを決め、綾子と光司はほっとする。
5人は近所の来々軒でラーメンを食べ、綾子と春海は帰りに当たると有名な占い師に占ってもらう。春海は「喋る仕事が向いている」と言われて上機嫌になる。

“嫌じゃない仕事”が選べず、悩む満。以前、偉い人たちに異論を唱える家庭教師のような仕事を思いついたことがある、と満が話すのを聞いて、光司は議員秘書の仕事が適任だと気づく。
建て替え中だった家が完成し、綾子たちの引っ越しが近づく。不要品を集めてフリーマーケットに出店した房枝と綾子のもとに、檀野がやってくる。檀野は満の前で議員秘書の話を始め、何も聞いていない満は拒否反応を示す。「そんなに求めているなら向こうが足を運ぶべき。来々軒と同じで出前はやっていない」などと、またもや屁理屈をこねて面接をスルーしようとする満に、綾子は激怒する。
バー「クラッチ」に寄った満は、「コーヒー屋を始めたときのような高揚感がない」「6年間も探してきて周りがお膳立てしたことに乗っかるのは恥ずかしい」と海星に愚痴を漏らす。実は、海星は明日香から満への伝言を預かっていた。それはたった2文字の言葉「やれ」だった。
帰り道、満が占い師の前を通ると、占い師は立ち上がって「やれ」と言う。来々軒に立ち寄ると、これまで出前を一切してこなかったが昨日から出前を始めたと言う。

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「俺の話は長い」各話ネタバレ感想「俺の話は長い」登場人物(キャスト)・あらすじ

各話の感想(ネタバレ有)

第1話の感想

満のヘリクツが感心するほどよくできてて、笑ってしまいました。

光司さんと同じように「なるほどー」と思ったり、綾子と同じように「お前が言うな!」ってツッコんだり。今度はどんな言い訳やヘリクツを繰り出すのかと、毎回楽しみでしょうがない。

誰に何を言われても自分の正当性を主張し、決して曲げない満ですが、たまに拍子抜けするほど素直な態度を見せる時があります。

たとえばあれほど嫌いだと言ってしぶしぶ食べたすき焼きの感想を、「15年ぶりにすき焼き食ってみたら、想像以上にうまくてさ」と、中学3年の春海にあっさり打ち明けたりする。

あのヘリクツの裏には、羞恥心だったり、見栄だったり、自己嫌悪だったり、愛情だったり、満が人に見せたくないものがいっぱい詰まっているんだな……と思った。

ヒネクレ男子の微妙な心情に、ちょっと切なくなってしまう。
それが自然と伝わる演技を、生田斗真さんがしてくれている。

第2話の感想

はぁ~売っちゃうのか、コーヒーの道具。

あの段ボールが楔となって、ずっと同じ場所に満を引き留めていたのなら、いっそ全部捨てて身軽になったほうが新しい一歩を踏み出しやすいかもしれないね。もう一度チャレンジするにしても。

楽しみにしていたコーヒータイムを奪われたお母さんはしばらく淋しいだろうけど(たぶん満も)、2人にとってはこれでよかったのかもしれない。

結果的には、綾子の荒療治がうまくいったのかな。

セリフがどれもこれも絶妙です。
適度に力が抜けていて、自然で、それでいて面白い。

満×綾子のバトルも好きだけど、満×春海のコンビも好きだなぁ。
春海には素直な満と、満には素直な春海がかわいくてほっこりします。

綾子の娘であることを彷彿とさせる、春海の鋭いツッコミも好きです。

第3話の感想

コミカルな会話の中に見え隠れするシリアスなテーマがすごい刺さります。

今回は、既に亡くなっているお父さんとの関係。
回想シーンもなく、出てきたのは仏壇の写真のみ。

なのに、どんな人だったのか想像できました。

「カボチャと喫茶店」ではクリスマスイベントを嫌っていたことや、満と大げんかして「店のカウンターに二度と入るな!」と怒鳴り散らしたことが明らかに。

満とお父さんの間には、店に対する方針の違いから軋轢が生じていたようです。

そして「酢豚と墓参り」では、酢豚(のタレをチャーハンにかける)が好きだったことや、働かない満に対して厳しい態度を取っていたらしいこと、満が父親から逃げてヒモ同然に彼女と同棲していたことなどが判明。

姉の綾子は、父親が最後まで自分ではなく満を心配していたことに、淋しさを感じていたようでした。

満にも綾子にも、普段は口に出して言えない、胸の底にしまっている自分だけの思いがある。

そういうシリアスな部分を、さらっと会話の中に混ぜてくるんですよね~。
グッとくるわ。

満がカボチャのかぶり物をしてボルトのポーズをするシーンも、何気なく見せていたけど、お父さんとの最後の会話(亀の名前がボルトだと聞いたお父さんが爆笑した)に繋がっていました。

満にとってお父さんは、今でも大きい存在なのかもしれません。

ところで春海の同級生で片想いの相手、なんなんでしょうね~?
見た目に反してえらいチャラくないですか?

予測できない彼の言動にも注目したいと思います。

 

第4話の感想

もはや安定の面白さ。
光司さんの優しさが春海に伝わってよかった。ほっこり。

ちょっと昭和のお茶の間ドラマの雰囲気もありますね。
ベランダのシーンとか、懐かしい感じがする。

第1話に比べると、満のヘリクツがかなり苦しくなってきているのが面白いです。

薗田くんの会社の後輩・渡利くん(間宮祥太朗さん)のウザい感じがリアル。
満がイラッとして意地悪を言いたくなる気持ち、わかるわぁ~。

でも渡利くんが泣き出したとたん、あわてて「冗談だよ」って言うところが可愛い。
偏屈だけど、人の不幸を喜んだりはしないんだよね。

次回は倉橋カナさん登場。
楽しみ。

(余談ですが、岸辺家のキッチンのゴミ箱、わが家のキッチンのゴミ箱とまったく同じでした)

第5話の感想

倉科カナさん演じるやり手社長・明日香とイイ感じで急接近する満。
でもこのままだとヒモの予感しかないですけどね……。

満の高校受験の話がすごく面白かったです。

友達と一緒に甲子園を目指そうと3人で同じ高校を受験したのに、受かったのは自分ひとりだったという話。しかも地区予選で2人がいる高校と対戦し、ボロ負けしたっていう。

無情。
でもなんだかすごいわかる。

同じ経験したわけじゃないけど、わたしも受験の時に思い描いていた理想の高校生活とは程遠い現実を突き付けられ、「もっとよく考えて高校を選べばよかった」と後悔した口です。

それで人生がガラッと変わったとも思わないけど。

満は明日香の家に転がり込むつもりなんでしょうか?
家を出て行くのもアリ、みたいな発言をしていたけど。

今の岸部家はすごく賑やかで楽しそうなので、綾子たち家族がいなくなると相当淋しくなると思うんだよね。そのうえ満までいなくなったら、房枝さんひとりになってしまうわけで。

満が自立するためなら、それもしょうがないのかな(明日香のヒモになるなら自立じゃないけど)。

あと、何気に光司さんが気になります。

第6話の感想

毛蟹の話が最高でした!

毛蟹を堪能したいがために、「光司に雑炊を作って持っていく」という役割を引き受けたのに、本心から喜ぶ光司を見て「下で一緒に毛蟹食べる?」と聞く春海……イイ子。

光司さんが本当に嬉しそうだったので、泣けてしまったわ。
春海との距離が縮まってよかったねぇ、光司さん。

光司の人の良さと“女たちの尻に敷かれてる”感じがすごく絶妙なさじ加減で、もはや光司が安田顕さんなのか、安田顕さんが光司なのかわからなくなってる。素晴らしい。

そしてついに満が家を出た!!
ボルトと一緒に!

明日香の言っていた「嫌じゃないことから初めてみたら」というアドバイスは、確かに腑に落ちる。

でも、本当にやりたいことが心の中に少しでも残っていると、何をしていても「やっぱり自分が本当にやりたいことは、これじゃない」って、ことあるごとに思ってしまうんですよね……。

わたしも小学校からの夢をずーっと引きずって、結局なにをやっても中途半端になってしまったので。夢を諦めずに続けることも難しいけど、夢を諦めて違う方向を向くのもなかなか難しい。

満は家を出て、どうするつもりなんでしょうか。

 

第7話の感想

満は明日香にフラれて、あっさり実家にもどってきました。

明日香に「働きたい気持ちはある」と話していたのに、悩んだ末に出した答えが「明日香のサポートをする」ですからね……。

「王族のペットとして飼われるライオン」って……情けないよ満。
それならまだ実家でニートしてるほうがマシだよ。

満は真剣に考えて出した答えなのだろうけど、明日香が失望する気持ちがわかります。満の料理の才能に気づいてしまったから、よけいに残念に思ったんだろうね。

光司さんは会社を辞めて「ポラリス」を継ぐと決心したものの、喫茶店の仕事がまったくできなくて断念。思うようにいかないですね。

満のやりたいこと、光司さんのやりたいことは、見つかるんだろうか。

第8話の感想

「ミカンとコタツ」最高。
光司さんのヘンテコな歌に大爆笑しました。

「自由にミカン食わせろ」
「ニートブラザーズ」
「お母さんの財布からお金借りる歌」

の3曲を披露してくれました。どれも笑えるんだけど、わたしは 「自由にミカン食わせろ」 がダントツ。オモロすぎ。5番まで聞きたい。

この家族ほんといいわ~。

第9話の感想

揚げたてのトンカツを食べないのは罪だよね……。

これはさすがにないわ。トンカツ食べてからゆっくり相談に乗ればいいじゃんね~。一刻を争うわけでもないんだし。

そんで結局、家族全員トンカツを食べずにラーメンを食べに行くという謎の行動。

そこはちょっとツッコミたくなったけど、 来々軒がその後の伏線になっていたのでしょうがないのかな。

議員秘書の仕事が満にピッタリだと思いついた光司さん。はたしてそう上手くいくかな~?と思ってたら、案の定、満はなんやかんやと屁理屈をこねて嫌がる。

今回は海星のセリフがいちばん刺さりました。

「満さんって、小学校の時の初恋をず~っと引きずってる高校生みたいですよね。初恋を超えることなんて一生ないんですよ。『これしかない』なんて仕事は最初だけですから。同じ感覚を求め続けても無駄だって、いいかげん気づいたほうがいいでですよ」

海星、その若さでこの境地に達するとは!
年齢詐称してるんじゃないのー!?

わたしは満と一緒でなかなか気づけなかったですね~。

食べるためにしょうがなく働いてはいたけど、ずーっと初恋にこだわり続けてモヤモヤしてました。

明日香のように、直球で「やれ」と言うのがいちばんいいのかもしれないですね。さて満、どうする?

次回はとうとう最終回。
満と家族がどんな選択をするのか、しないのか、楽しみです。

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