「パーフェクトワールド」最終回|困難を乗り越えて結ばれた2人

ドラマ「パーフェクトワールド」

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どうも、夏蜜柑です。
フジ火曜9時「パーフェクトワールド」最終回(第10話)。

最後はみんなが穏やかに笑えるラストを迎えられてよかったです。
途中からは波乱続きでしたが、最終回は幸せな気持ちになりました。

わたしにとっては、松坂桃李さん演じる樹の存在が大きかったです。
つぐみよりも彼の視点で作ってほしかった……。

できれば日常のできごとの中で、彼らがどんなことに悩んだり、苦しんだり、喜んだりするのかを見たかったなぁ。

夏蜜柑
菅田将暉さんが役所の職員役でちょびっと出演。
ふぐ丸
婚姻届でまちがいさがし。

最終回のあらすじとキャスト

最終回のあらすじ

  • つぐみ(山本美月)との結婚を許してもらおうと、つぐみの実家に通う樹(松坂桃李)。つぐみの父・元久(松重豊)は樹に会うことを拒んでいたが、「2人きりで話がしたい」と樹を公園に連れ出す。
  • 元久は樹の本心を聞き、樹の誠実な思いを受け止めるものの、やはり結婚は認められないと言う。その直後、突然元久が発作を起こして倒れる。樹は救急車を呼び、元久が持っていた薬を飲ませる。病院に運ばれた元久は手術を受け、命を取り留める。
  • 順調に回復の兆しを見せる元久だったが、しばらくは車いすに乗ることに。リハビリに戸惑う元久を見て、つぐみは樹に助言をもらい、勇気づける。毎日欠かさず会いにくる樹と、樹に支えられて笑顔を見せるつぐみを見て、つぐみの母・咲子(堀内敬子)は2人の関係を受け入れる。
  • 退院した元久は樹の家を訪れ、自分が間違っていたことを樹に詫びる。樹とつぐみは婚姻届を提出し、結婚式を挙げる。晴人(松村北斗)は2級建築士の試験に受かり、しおり(岡崎紗絵)と合格を喜び合う。洋貴(瀬戸康史)は新しいアプリを開発し、葵(中村ゆり)は老人ホームで働くことを決める。

最終回のキャスト

鮎川樹……松坂桃李
川奈つぐみ……山本美月
是枝洋貴……瀬戸康史
長沢葵……中村ゆり
渡辺晴人……松村北斗
川奈しおり……岡崎紗絵
渡辺剛……木村祐一
東美千代……とよた真帆
川奈元久……松重豊
川奈咲子……堀内敬子
鮎川文乃……麻生祐未
役所の職員……菅田将暉

最終回の感想

樹がつぐみのお父さんから結婚の許しをもらい、思わず涙ぐむシーンに感動しました。

難しい役どころだったと思いますが、松坂桃李さんの演技がいつ見ても自然で、「樹を見たくて最後まで見た」と言っても過言ではないほど。

樹との結婚に断固反対していたお父さんでしたが、手術をして車いすやリハビリを経験し、考え方が変わりました。

「入院中、つぐみは私を必死に支えてくれた。心が折れないように、前を向けるように、これからも生き続けたいと思えるように。そんなつぐみを支えてくれていたのは、鮎川さん、あなただったんだね」

力があれば〝強い〟のか、〝支える〟とはどういうことなのか、あらためて考えさせられます。

自分自身を振り返ってみても、わたしは誰かに〝力〟で支えてもらったと感じたことは、あまりないように思う。優しさだったり、明るさだったり、自分にない知識だったり、そういったものに助けられたことのほうが多かった気がします。

「私は障がいがあるというだけで、君を弱者だと決めつけていた。弱者は守られる存在で、守る存在ではないと決めつけていた。病院で君たちを見た時、自分の間違いに気づいたんだが……認めるのに時間がかかった。弱いのは私のほうだ」

自分が経験して、今までとは違う視点で樹とつぐみを見るようになったお父さん。
ちょっと強引ではありましたが、「体験して初めてわかる」というのは真実だと思います。

結婚式での樹のスピーチも心に残る内容でした。

「障がいを負っていいことなんかひとつもないとずっと思ってきましたが、そのおかげで再び彼女に出会えたことは、人生で最高の出来事です。これからも2人で寄り添い支えあってまいります。それでも足りないときは、助けてください。力を貸してください。どうか末永くよろしくお願いいたします」

樹が「助けてください」って言える人でよかった。

つまらない意地とかプライドとかが邪魔して「助けて」ってなかなか言えないことが多いけど、それを言うことって大事。健常者でも、同じだと思います。

しおりと晴人が恋人になるのも、時間の問題かな。
またお父さんが壁になるかもしれないけど。

ヒロと長沢さんは、仕事に邁進するみたいです。この2人くっつきそうな気配だったけど、さすがにそこまで都合のいい展開にはなりませんでした。しばらくは仲の良い友達ってとこかな。

最終回がよかっただけに、中盤の展開が惜しまれます。

9話と最終回の内容を、もっと時間をかけて見せてくれたらよかったのになぁ。長沢さんとヒロが2人の恋路を邪魔するだけ、引っ掻き回すだけの存在になっていたのが残念です。

そして何よりもトラブルが多すぎた……。

樹の入院、つぐみの転落事故、2人の破局、つぐみの引っ越しと転職、ヒロと婚約、地震、婚約破棄、復縁、父親の反対、父親の入院と手術。

80年代の大映ドラマかと思うくらい、めまぐるしかったです。
ここまで波乱の展開にしないと、〝困難を乗り越えて結ばれる感動のラスト〟にたどり着けなかったのでしょうか。

そんなことはなかったと思います。
きっと日常のできごとを丁寧に描くだけで、じゅうぶんドラマになったと思います。

わたしはそっちのほうが見たかったなぁ。

このドラマは、FODプレミアムおよびAmazonプライム・ビデオで視聴可能です。

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