「陸王」第3話|原作にはない茂木との約束

ドラマ「陸王」

どうも、夏蜜柑です。
ドラマ「陸王」第3話。

こはぜ屋、雰囲気があって好きだなぁ。
内部はスタジオセットらしいけど、すごくいい感じ。
こんなところで仕事ができたら楽しそう。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第3話あらすじ

宮沢(役所広司)の懸命な説得によって、「陸王」開発にかかせない素材「シルクレイ」を使用できることになったこはぜ屋。飯山(寺尾聰)は特許使用の条件として、自分自身も陸王の開発チームに加わりたいと申し出る。こうして陸王の本格的なソール作りが始まろうとしていた。しかし富島(志賀廣太郎)は、一度は会社をつぶした飯山という人間が果たして信用できるのか懐疑的な目を向けていた。
一方、アトランティスからスポンサード契約を打ち切られた茂木(竹内涼真)は、怪我を治すため藁をも掴む思いで宮沢が送った陸王に足を入れた。その履き心地に驚きを隠せない茂木だったが、走るうちにソールの不安定さが露呈して…。番組公式サイトより)

ネタバレ

宮沢は、大地(山﨑賢人)に飯山を手伝わせる。飯山と大地は、陸王のソールに適した硬度のシルクレイを作るため試行錯誤を繰り返すが、うまくいかない。

宮沢が送った陸王に足を入れた茂木(竹内涼真)は、その履き心地に手ごたえを感じるものの、陸王の柔らかすぎるソールはレースには向かないと判断。

アトランティスのシューフィッター・村野(市川右團次)は茂木のために薄いソールのシューズを提供したいと考えるが、上司の小原に一蹴されてしまう。

大地は飯山の作業を手伝って徹夜をし、寝坊をして面接に遅刻する。苛立ちを飯山にぶつけ、宮沢にも愚痴をこぼす。しかし、飯山が夜通し作業に取り組んでいる姿を見て、再び手伝い始める。

宮沢は茂木に会い、新しい陸王を必ず完成させると約束する。
宮沢の差し入れたコーヒーからヒントを得た飯山と大地は、ついに目指した硬度のシルクレイを作り出すことに成功する。

第3話感想

大地の少しとんがった感じが、青年らしくていいよねぇ。
ベテランの寺尾さんと若い山﨑さんのツーショット、すごくよかったです。

原作の大地は、もうちょっと冷めてるんだよね。
でもドラマの大地も悪くない。
すぐカッとなったり、従順になったり、不安定なところとか。
時々垣間見える素直で一途なまなざしとか。
すごく興味あるのに、なさそうなふりするとことか^^

シルクレイのサンプル作りの工程は、原作の文章だけでイメージするのは難しくて、ふたりが何を試行錯誤してるのかさっぱりわからなかったんだけど、映像で見るとすごいわかりやすかった。そういうことだったのね。

このあたりの流れは、池井戸作品らしいというか、もはやおなじみの展開ですね。
成功するってわかってても、見入っちゃうんだよなー。

先週は茂木が陸王を履いてくれて、めちゃくちゃ感動したんだけど、やっぱりアレじゃダメなんだねー。いや、わかってたけどさ。

いきなり現れた名前も知らない足袋屋が開発したシューズを、大事なレースで履こうなんて、そりゃー考えられないよね。

このへん、原作だと村野視点で、選手にとってどれほどシューズが大切かということを語るくだりがあるんだけど、ドラマでは割愛されているので、少し伝わりにくいかもと思った。
村野の選手に対する熱い思いとかね。

次回は村野が動きそうです。
ニュー陸王、完成するかな?わくわくするなー。

原作との違い

大すじは、ほぼ原作どおり。
いくつかのエピソードの順番が入れ替わってはいるけど。
村野の登場シーンや台詞が、ドラマでは少ない気がするなぁ。
原作だと村野はすごく熱く語るし、上司の小原とも激論を交わすんですけどね。

坂本のアドバイス

ドラマでは、久しぶりに宮沢と会った坂本は、「いよいよとなったら、社長個人の定期預金を解約するという方法もある」とアドバイスしていました。
原作では、この場面はありません。宮沢は銀行の貸し渋りに腹を立て、その場の判断で定期預金を取り崩すことを決め、大橋と支店長に宣言します。

大地の面接

ドラマでは、大地は寝坊をして面接に遅刻しましたが、原作では、大地が自分で「こはぜ屋」の仕事を優先することを決めて、面接をキャンセルしています。
なので、面接をフイにした苛立ちを飯山にぶつける、という場面も原作にはなかったです。

茂木との約束

ドラマでは、宮沢は茂木に会いに行き、「必ず新しい陸王を完成させます」と誓っていました。原作では、この場面はありません。茂木は古い陸王を一度も履いていないし、宮沢が茂木に会いに行くのは、ニュー陸王が完成した後です。

サンプルの完成

ドラマでは、シルクレイのサンプルが完成する瞬間には、宮沢や社員たちが立ち会い、全員で喜びを分かち合っていましたが、原作では飯山と大地のふたりだけでした。大声で叫ぶでもなく抱き合うでもなく、ふたりはひっそりと涙を浮かべ、握手を交わしただけでした。


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