「陸王」第5話|足軽大将誕生

ドラマ「陸王」

どうも、夏蜜柑です。
ドラマ「陸王」第5話。

あの大橋さんが「こはぜ屋」を認めてくれた……。
彼なりの信念を持った、ひそかに熱い男だったようですねぇ。
アトランティスの2人が邪魔すればするほど、燃えますね。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第5話あらすじ

「陸王」の開発資金がかさみ、このままだと足袋の利益を侵食してしまう。「あと数か月は様子を見るが、それでも改善が見られない場合は覚悟をしていただく必要がある…」と、銀行から最後通告ともとれるような言われ方をしてしまった宮沢(役所広司)。
当面の資金繰りに頭を悩ましていた宮沢だが、ある日、大地(山﨑賢人)と茜(上白石萌音)の何気ない会話から、新製品の開発を思いつく。それは、陸王のために試行錯誤しているシルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発だった。
ほどなく、製品化に成功し「足軽大将」と名付けられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長。これで資金繰りにも明るい兆しが見えたと、陸王開発を新たに心に決める宮沢だった。しかし、そんなときシルクレイの製造に暗雲が…。
一方、陸王を履き復帰へ向けて練習に励む茂木(竹内涼真)のもとにアトランティス社の佐山(小籔千豊)が訪ねてくると、また新しいRⅡを提供したいと持ちかける。一方的にスポンサードを切られアトランティスに不信感を抱く茂木は、その誘いを拒絶するのだが、佐山にあることを聞かされ……。番組公式サイトより)

ネタバレ

縫製課の最年長者・冨久子(正司照枝)が倒れ、飯山(寺尾聰)も貸金業者に襲われ全治3週間の怪我を負ってしまう。飯山の代わりにシルクレイの製造を任された大地だったが、原因不明のエラーに悩まされる。

飯山は「魂同然」に大切にしていたシルクレイ製造機の設計図を、大地に託す。大地はエラーの原因を突き止め、生産は再開。なんとか足軽大将の納品日に間に合わせる。

こはぜ屋の努力を目の当たりにした大橋(馬場徹)は、自分の力不足を謝罪し、「陸王」のアッパー素材に適した布を作るタチバナラッセルを紹介する。

茂木はニューイヤー駅伝のメンバーに選ばれるが、佐山からこはぜ屋の経営状態が良くないことを知らされ、「陸王」を履くことに不安を抱く。宮沢と村野(市川右團次)、大地は、新しいアッパー素材の「陸王」を茂木に届け、自分たちの思いを伝える。

2018年元旦。ニューイヤー駅伝当日、宮沢とこはぜ屋の社員は茂木の応援に駆けつける。スタート地点に現れた茂木は、RⅡを履いていた。落胆する宮沢たちだったが、茂木はその場で「陸王」に履き替える。

第5話感想

今回の放送は90分でしたが、まったく飽きさせないストーリー展開でしたねー。
原作読んで結末知ってるのに、やっぱりドキドキしながら楽しんでます。

逆転の発想で思いついた、新しい地下足袋。
飯山に代わって仕事を任されることで、少しずつ変わり始めた大地。
アトランティスの茶々入れで、不安を覚える茂木選手。
こはぜ屋を認め、タチバナラッセルを紹介してくれた大橋さん。
そしてニューイヤー駅伝当日の高揚……。

今回の注目ポイントは、大地と大橋さんかなー。
大地は、本心ではこはぜ屋が好きってことはわかってたけど、飯山さんと一緒に仕事をするようになって、こはぜ屋の仕事の本質を知ることができたのかもしれないね。

予想外だったのは、大橋さんの変心です。
ドラマの大橋さんは、原作と違って初っ端から完全に悪役だったので、もうその方向で突っ走るのかな?と思ってました。
タチバナラッセルを紹介するのも、大橋さんではなく坂本さんに変更するのでは……と。

原作の大橋さんは、淡々として感情を表に出さない(何を考えてるのかわからない)キャラなのですが、ドラマの大橋さんは意外と熱い男みたいで面白いです。

後半、どうなるのかわからないけど、悪役には戻らないでほしいなー。
できればこのまま、こはぜ屋を応援する人でいてほしい。

次回は、茂木(陸王)と毛塚(RⅡ)の対決が見られそうです。
ひそかに、6区を走る平瀬さんにも期待^^

原作との違い

冨久子さんの離脱

ドラマでは、シルクレイを使った新商品「足軽大将」の追加発注で多忙となり、冨久子さんが倒れるという筋書きでしたが、原作では冨久子さんが倒れるのはもっと前で、飯山(シルクレイ)と出会う前です。町村学園との商談が成立し、陸王が初めて売れた直後でした。

原作では、通常の足袋製造と、不慣れな「陸王」の製造が重なり、縫製課は連日の残業を強いられていました。宮沢は冨久子さんに無理をしないよう声をかけますが、冨久子さんは大丈夫だと言って残業を続けていて、倒れてしまいました。

アッパー素材

ドラマでは、アッパー素材を探す宮本たちに、坂本が「大橋課長に聞いてみては」とアドバイスしていましたが、原作にその場面はありませんでした。

ドラマは、坂本がアドバイス→宮沢が大橋に話す→大橋がタチバナラッセルを紹介、という流れでしたが、原作は、村野がアトランティスに出入りしている業者を紹介→宮沢が業者を訪ねるも門前払いされる→宮沢が大橋に話す→大橋がタチバナラッセルを紹介、という流れでした。

また、ドラマではタチバナラッセルには宮沢と村野だけで訪ねましたが、原作では大橋も同行しています。

運転資金

ドラマでは、大橋が稟議を上げるも支店長が渋り、結局融資してもらえたのは2000万のみでした(大橋は自分の力不足だと詫びていました)。

原作では、宮沢たちが頼んだのは3000万円の融資です。大橋も支店長も「足軽大将」の売り上げを評価し、稟議は1回ですんなり通っています。
ドラマの支店長は、原作よりもかなり意地悪な役どころになってますね^^;

平瀬の引退宣言

ドラマでは、平瀬は茂木に引退を打ち明ける際、「茂木に抜かれた瞬間に限界を悟った」と語っていましたが、原作だと、平瀬に引退を決意させたのは毛塚です。

原作では、ドラマにはなかった日本選手権の場面があり、平瀬と茂木は出場しませんでしたが、一緒に毛塚の走りを見ていました。平瀬が引退を決意したのはその時で、「オレの出る幕じゃない」ことを悟ったと言います。

また、原作では、この告白の後に平瀬と茂木は揃ってニューイヤー駅伝の選手に選ばれ、平瀬は監督から「悔いの残らないよう走れ」と言われています。ちなみに平瀬は、かつて大学駅伝の一流ランナーでした。

メッセージ入りの足袋

ドラマでは、宮沢と村野、大地が3人で茂木に会いに行き、宮沢は新しいアッパー素材の「陸王」と、こはぜ屋のみんなが書いた応援メッセージ入りの足袋を渡していましたが、原作では足袋ではなく色紙でした。

原作では、宮沢が茂木を食事に誘い、その席で色紙を渡しています。村野は同席しますが、大地は同席していません。

佐山

ドラマでは、佐山は小原の部下で営業担当という設定ですが、原作では、村野の後を引き継いだ後任のシューフィッターです。

原作では、佐山は選手にテクニカルな助言を行わないばかりか、宣伝重視で会社の都合ばかり優先させるため、不満を抱く選手が出てきます。

ドラマでは「陸王」を履くのは茂木選手ひとりですが、原作では、村野はダイワ食品以外の選手にも「陸王」を薦めていて、「陸王」を気に入ってくれる選手も現れます。


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