「陸王」第9話|5代目陸王完成

ドラマ「陸王」

どうも、夏蜜柑です。
ドラマ「陸王」第9話。

迷走していたこはぜ屋ですが、宮沢社長がやっと答えを出してくれたので一安心。
ここしばらくストレス溜まりまくりでしたが、最後の最後でようやく盛り上がりましたね。
特に、大地の奮闘と御園社長の底知れない怖さが印象深かったです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

第9話のあらすじ

  • こはぜ屋が買収されると知ったあけみ(阿川佐和子)や社員たちは、猛反発。あけみは残業をボイコットし、宮沢(役所広司)に抗議する。
  • 茂木(竹内涼真)はRⅡを履いてチャンピオンズカップに出場し優勝を果たすが、ライバルの毛塚を意識するあまり、自分の走りを見失ってしまう。
  • Felixの社長・御園(松岡修造)は、宮沢を釣りに誘い、過去の挫折やFelix設立の経緯を語る。宮沢は御園を信頼し、Felixの買収案を正式に受け入れることを決める。
  • アトランティスの小原(ピエール瀧)は御園を会食に誘い、こはぜ屋を買収したらシルクレイをRⅡに使わせてほしいと持ちかける。
  • 大地(山﨑賢人)はついに陸王のアッパー素材に最適な生地を提供する会社を見つける。残っているソールを使って茂木モデルを作りたいという大地の思いに応え、あけみや村野(市川右團次)も加わって5代目陸王を完成させる。
  • 坂本(風間俊介)と共にFelix社を訪ねた宮沢は、買収案を断り、業務提携を提案。あくまで買収にこだわる御園と決裂する。

第9話感想

ここ数回は、陸王をめぐる状況がほとんど変わらず、人間関係のイザコザだけでドラマが展開している感じです。かなりストレスを感じますね(-_-;)

原作を読んでいる者からすると、引き延ばし感が半端ないです。
最終回を盛り上げるためのドラマならではの演出なのでしょうけど、それだったら前半部分をもう少し丁寧にやった方がよかったんじゃないかと思います。
正直、「陸王」が面白いのは前半なんですよ。

そんな中、大地を演じる山﨑賢人さんのピュアな演技と、御園を演じる松岡修造さんの緊張感漲る演技が、たるんだ物語をぐいぐい引っ張ってくれました。

宮沢にガミガミ言われながらもアッパー素材を探して外回りを続けた大地は、ついに協力会社とめぐり逢います。
大地の思いが伝わり、檜山社長が受け入れるシーンは、思わず涙ぐんでしまいました。

Felix社長・御園は、前回の爽やかな印象に、何やらキナ臭さが漂い始めます。
アトランティスの小原&佐山組が御園に接近(この時の小籔っちの顔がウザすぎて笑う!)。
RⅡにシルクレイを使わせてほしいという小原の提案を、「悪い話ではない」とほくそ笑む腹黒い御園。

この御園って人、原作ではいまいちキャラクターが薄く、位置づけがはっきりしない人でした。その点では、ドラマの御園の方がインパクトあるし(修造さんのおかげで)、わかりやすいかな。

松岡修造さんはテレビドラマのレギュラー出演は初めてとのことですが、堂々としてますね。
100年の歴史や人情に重きをおく“泥臭い”宮沢とは正反対の、合理的でクレバーな御園という人物をうまく演じていると思います。
穏やかな口調でありながら、理詰めで相手を丸め込む御園の怖さが現れていました。

あと、茂木選手の苦悩を描いたのもよかったです。
茂木選手と城戸監督は、明らかに原作を越える存在感を見せてますね。
毛塚との勝負にこだわるあまり、自分本来の走りや目標を見失う茂木。
その迷いから抜け出し、世界への扉を開く豊橋国際マラソンにつなげるという流れは秀逸です。

一度は買収案に応じたものの、やはりこはぜ屋を売ることができなかった宮沢。
御園との話し合いは決裂してしまいました。

最終回は、こはぜ屋&陸王の行方と、茂木の豊橋国際マラソンの走りに注目ですね。
あと、アトランティスの悪組がどうなるかも、ひそかに楽しみです。

19時から名場面&ダイジェスト&スピンオフ。
21時から最終回本編らしいです。
クリスマス・イブは忙しいな^^;

原作との違い

人間関係のイザコザは、原作にはほぼないです。
宮沢が何度も迷ったり悩んだりするのも、原作だとほとんど心の中でやっていることで、あまり声に出して喋ってはいません。

社員たちの反発

ドラマでは、社員たちに買収の話がもれてしまい、宮沢が説得に四苦八苦する場面がありましたが、原作にはありません。

ドラマでは、買収に反対するあけみさんが残業を拒否したり、復帰した冨久子さんが歓迎会への参加を拒んだりする場面がありましたが、原作では、買収の件で社員たちと揉めることはありませんでした。

宮沢が買収について相談したのは飯山だけで、飯山はすぐに業務提携案を出しています。宮沢が社員たちにFelixのことを話すのは、もっと後のことです。

チャンピオンズカップ

ドラマでは、茂木が東日本チャンピオンズカップで優勝するシーンがありましたが、原作にはありません。毛塚の好成績に焦ったり、国際マラソンへの出場をめぐって城戸監督と揉めるシーンもありませんでした。
原作では、こはぜ屋が買収話でバタバタしている間、茂木はほとんど登場しません。

御園と宮沢の釣り

ドラマでは、御園と宮沢が釣りに出掛ける場面がありましたが、原作にはありません。原作で御園が自分の過去について語るのは、最初に面会した時です。

タテヤマ織物の檜山

ドラマでは、大地が会ったのはタテヤマ織物の社長でしたが、原作では30代半ばの資材営業部長です。大地は家に帰ってから、檜山家がタテヤマ織物の創業一族であることを宮沢から知らされます。

アトランティスとFelix

ドラマでは、アトランティスの小原が御園を会食に誘い、シルクレイをRⅡに使わせて欲しいと頼むシーンがありましたが、原作にはありません。

5代目陸王

ドラマでは、大地が茂木に新しい陸王を届けたい、と呼びかけ、みんなで5代目陸王を作るシーンがありましたが、原作にはありません。


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