どうも、夏蜜柑です。
海外ドラマ「サルベーション―地球の終焉―」第7話~第9話。
夏蜜柑
ふぐ丸
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
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#7~#9のあらすじ
- ロシアはアメリカとの国交を断絶、アメリカからの飛翔体はすべて撃ち落とすと宣言。グレースはハリスに内緒でダリウスとモスクワへ飛び、ロシア大使のカティアに国防大臣に会わせて欲しいと頼み込む。
- リアムはアマンダから〈アトラス計画〉に関わると思われる石の写真を入手。その写真が撮影されたのは2013年2月20日のチェリャビンスクで、写真の石は落下した隕石だった。
- 〈アトラス計画〉とは、アメリカ政府がタンズ社の誘導システムを使ってロシアに隕石を落下させるという兵器開発計画だった。ロシアの報復の意味を悟り、愕然とするダリウスとグレース。
- リアムは写真データからハッカー集団〈レジスト〉のアジトを突き止める。そこにいたのは、ハリスの息子ディランだった。
- ロシア大使のカティアがダリウスとグレースが泊まるホテルの部屋で殺され、2人に容疑がかかる。2人はホテルを抜け出し、逃亡を図るが……。
- リアムは〈レジスト〉のアジトでハリスの息子ディランに会う。ディランはアトラス計画の解明を望んでいたが、リアムは協力を拒む。
- ロシア当局に拘束されたダリウスとグレースは、死んだと思われていたクロフトを通じて国務大臣のトポロフと面会する。自白剤で2人の本心を聞き出したトポロフは、アメリカ政府との交渉に応じる。
- 自白剤で開放的な気分になった2人は、ダンスを踊りながらお互いの本音を語り合い、情熱的な夜を過ごす。
- 解放され帰国した2人だったが、グレースは本国アメリカで逮捕される。互いを信用できなくなったグレースとハリス。ダリウスは私情に流されるハリスを激しく非難し、グレースの釈放を訴える。
- その直後、ロシアから重力トラクターを攻撃しないという連絡が入り、グレースは釈放される。
- 釈放されたグレースは自宅で暗殺者に襲われ、その男を殺してしまう。元CIAの父親に助けを求め死体を内密に処理するが、誰の指示かわからず疑心暗鬼に陥るグレース。
- アマンダは自分に送られてきた〈アトラス計画〉に関するデータを元に、チェリャビンスクに落下した隕石はアメリカが自然現象を装って故意に落とした兵器だという記事を書く。記事が一斉に拡散されたことでロシア側の態度は急変。重力トラクターの米露共同打ち上げ計画は白紙に戻り、再び緊張状態に陥る。
- 国防長官のカルフーンは、ロシアの潜水艦がアメリカに接近する前に重力トラクターを打ち上げることを決定。ハリスは「大統領がロシアに謝罪すべきだ」と言うが、クレアは大統領が病気であることを明かす。
- カルフーンの作戦を支持できないハリスとクレアは、ダリウスに協力を求める。ダリウスは密かに〈レジスト〉と接触。ロシアの衛星通信と電力を20分間ブラックアウトさせ、その隙にEMドライブを積んだ重力トラクターを打ち上げる。
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#4~#6の感想
〈アトラス計画〉の真相
ついに〈アトラス計画〉が明らかになりましたねー。
それは、隕石落下に見せかけてロシアを攻撃するという、とんでもなく卑怯な新兵器の開発でした。隕石にはタンズ社の誘導システムが使われていましたが、もちろんダリウスは何も知らず、政府が無断で使用。
さらに。
グレースに問い詰められたハリスは「あれは事故だった、小惑星は人のいない場所に落ちるはずだった」と言っていたけど、これもウソ。
真相は、アマンダの記事のとおりで「故意にロシアを狙った」。
ふぐ丸
夏蜜柑
それで、今度の重力トラクター打ち上げ計画も、またアメリカが同じことをしようとしていると思っているわけですね。
チェリャビンスクの隕石
ドラマの中ではアメリカの新兵器ということになっている「チェリャビンスクの隕石」。
これは、2013年2月15日9時20分26秒に、ロシア・ウラル地方のチェリャビンスク州付近で発生した隕石の落下という、実際に起きた天文現象です。
夏蜜柑
不謹慎かもしれないけど、まるで映画のワンシーンのようで……。
隕石が落下する瞬間をここまではっきり見たのは初めてです。
この時の隕石は直径19メートル。比較的小さかったことと、もろい物質で小片化したこと、大気飛行中にその大部分が燃焼して地球の表面にまで到達しなかったこと、654kgの大きな破片が都市ではなく湖に落ちたことなどから、奇跡的に死者を出さずにすみました。
しかし、衝撃波によるガラスの破損や転倒、直接隕石が当たるなどで負傷者は1491人にのぼり、隕石災害でこれほどの負傷者を出した例はないそうです。
ダリウスとグレースが急接近
ロシアでのごたごたの間に、グレースにメロメロになってしまったダリウス。
本人いわく「最初に会った時から好きだった」らしいのですが。
グレースの方も、ハリスとの信頼関係が壊滅的になったこともあり、まんざらでもなさそう。
ふぐ丸
夏蜜柑
ハリスも悪い人じゃないんですけどねー。
頭が固すぎて、イライラするんですよね。
その点、ダリウスは決断も行動も早くて気持ちがいい。たまに判断間違えるけど。
ジリアンとリアム
リアムが真実を語らなかったことに腹を立て、ボストンに帰ったジリアンでしたが、考え直して再びタンズに戻ってきました。今度は主任扱いだそうです。
夏蜜柑
リアムに怒るのは筋違いだと思うけどなぁ。
リアムはそれどころじゃないくらい重要な任務を背負っているワケですよ。
それでもジリアンのことを心配して相談に乗ったり仕事の助言をしたりしてたんですよ。
夏蜜柑
彼の苦しみを理解しようともせず、自分をリーダーにしろとか今すぐ恋人には戻れないとか、自分のことばっかりなジリアン。
もうちょっと大人になってほしい。
ディランとゾーイ
ここにきて突如重要人物となってきたハリスの息子ディラン。
彼は世界的ハッカー集団〈レジスト〉の一員で、タンズ社と政府の企みを暴くため最初はアマンダに、次にリアムに、そしてグレースの娘ゾーイに接触します。
夏蜜柑
ゾーイは母親のグレースが何も話してくれないことに人知れず不安を抱き、悩んでいました。
そんな時、ディランが現れ彼女の心の隙間に入りこんだものだから……。
彼に何でも相談するようになったゾーイは、とうとう〈レジスト〉に協力することを決意。
グレースは命を狙われていることを隠し、グレースの父は元CIAで今も相当力のある立場であることを隠し、娘のゾーイは〈レジスト〉に加わることを隠し……。
ふぐ丸
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