どうも、夏蜜柑です。
フジ月曜9時「シャーロック」第1話(30分拡大)。
けっこう面白かったです。
ディーン・フジオカさん演じるホームズ(獅子雄)がオモロかっこよくて◎!
個人的にはもうちょい攻めてほしいけど、初回ですしね。
これからに期待します。


第1話のあらすじ
- 都内の病院に勤務する医師・赤羽栄光(中尾明慶)が病院の屋上から謎の転落死を遂げる。第一発見者の看護師・水野麻里(松井玲奈)は赤羽の助けを求める声を聞いたと証言。警視庁捜査一課の警部・江藤礼二(佐々木蔵之介)と小暮クミコ(山田真歩)は病院関係者を集めて事情聴取を始める。
- 江藤から捜査依頼を請け負う犯罪コンサルタントの誉獅子雄(ディーン・フジオカ)は、赤羽の学生時代からの友人で精神科医の若宮潤一(岩田剛典)をマークする。若宮は2週間前に赤羽を診察していた。
- 赤羽の葬儀の日、赤羽の妻・汀子(松本まりか)が若宮に言い寄られたと警察に明かす。獅子雄は協力者のレオ(ゆうたろう)を使って、赤羽たち家族が利用したファミレスについて調べさせる。
- 若宮は犯人の疑いをかけられ、警察で取り調べを受ける。江藤から事件解決は時間の問題だと知らされた汀子は、化粧をして外出し、保険会社の担当者と会う。真犯人を突き止めた獅子雄は江藤に指示して若宮を釈放させる。
- 獅子雄は若宮に協力させて、汀子を呼び出す。若宮と汀子は赤羽家が所有するクルーザー〈クレオパトラ号〉で沖に出る。獅子雄とレオは小型ボートに乗り込み、密かにクルーザーを尾行する。
- かつて、若宮と赤羽らはこのクルーザー上で友人の郡司貴生(淵上泰史)の親の知り合いから医師国家試験の問題を手に入れた。彼らは不正をして医師になったのだった。
- ひとりだけ試験に受からなかった郡司は、赤羽を脅して金を強請っていた。赤羽は汀子に強要される形で郡司を殺害し、2人で遺体を海に遺棄した。罪悪感から自首すると言う赤羽に、汀子は「だったら死んで」と持ちかけたのだった。
- 赤羽は保険金を残すために事件に巻き込まれたように見せかけ、屋上から飛び降りた。彼の胃の中に残っていたバターとパセリは、その直前に家族でファミレスへ行き、娘が食べ残したものを食べたためだった。
- 汀子は飲み物に睡眠薬を混ぜて若宮を眠らせ、クルーザーから落として殺そうとするが、獅子雄に阻止される。眠っていると思われた若宮も、ふりをしているだけだった。事件は解決し、獅子雄の手柄を横取りした江藤は表彰される。
- 獅子雄は事務所兼住居が上の階からの水漏れで水浸しになり、若宮の部屋に転がり込む。過去の罪を精算して医師を辞めた若宮は、家賃を折半できるという理由でしぶしぶ獅子雄との同居を受け入れる。

第1話の感想
基本シリアスだけど、ちょいちょいユーモアを織り交ぜた作風で楽しかったです。
主人公の変人キャラクターも、シリアスな事件の雰囲気を壊さない程度のふざけ度で、好感が持てました。
ディーンさんはガチガチの二枚目キャラかと思ってたけど、意外と面白い人ですね。
江藤&クミコのポンコツ刑事コンビもよかったし、音楽や映像もよかった。
スタッフが気合いを入れて作っていることが伝わってきました。
「モンテ・クリスト伯」と比べると、ちょっと物足りなく感じてしまいますが……これからギアを入れてくれるのではないかと思ってます(モンテ・クリスト伯もそうだったしね)。
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松本まりかさんは怪しいとわかっていても見入ってしまいますね。
地味で薄幸な主婦が化粧バッチリ&赤い服のイケイケ女に変身する場面、思わず「キタキタキター!」と心の中で叫んでました。
強請ってきた相手にいきなり熱湯ぶっかける場面も、「やって!ほらやって!」と夫に消火器渡して殺人を強要する場面も、「だったら死んで?」と夫に自殺を迫る場面も恐ろしかったけど、わたしが一番怖かったのは「わたし子供がいるのよ?」でした。
子供がいるから何をしても許される、と本気で思っているところが怖い(松本まりかさんの言い方)。
そういう殺人者に対して、若宮のように諭したり憤ったりするのではなく、さらっと嫌味を言って立ち去る(相手にしない)獅子雄のクールな対応が好き。
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シャーロック・ホームズはイギリス版にはかなわないし、今さらというかマンネリだなぁと思う部分もあって半信半疑でしたが(わたしの苦手な一話完結だし)、悪くはなかったですね。
「モンクリ」や「レミゼ」同様、原作のことを忘れてしまうくらい独自の濃い世界観を出してくれたら、と期待しています。
次回のゲストは「モンクリ」にも出演されていた岸井ゆきのさんと、三浦透子さん、そして菅野美穂さんが15年ぶりに月9に出演。
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