どうも、夏蜜柑です。
フジ月曜9時「シャーロック」第8話。
異母兄・万亀雄登場。
「モンクリ」で敵役の入間公平を演じた高橋克典さんが参戦です。
今回もすこぶるオイシイ役! トキメキました!
万亀雄と獅子雄が2人で密談するシーンはただならぬ雰囲気。
お2人とも大人の色気たっぷりで、めちゃくちゃカッコよかったです。
盛り上がってきましたね~!
この記事の目次
第8話のあらすじ(ネタバレ有)
獅子雄(ディーン・フジオカ)が江藤(佐々木蔵之介)に依頼されたのは、東大卒の経産省役人・柴田雅樹(久保田悠来)と永田町のテーラーに勤務している三崎雄一(佐伯大地)がマンションの自室で心中した事件。
現場には死んだライオンの写真が残されており、写真の裏にはヴィジュネルの暗号が書き込まれていた。暗号を解読した獅子雄と若宮(岩田剛典)は、2人が知り合ったサットンビジネススクールを訪ね、校長の安蘭世津子(長谷川京子)と秘書の北山彩(谷村美月)と会う。
柴田はサットンの金の流れを調べるために経産省から送り込まれたスパイだった。獅子雄は亜蘭が平田教授のカウンセリングビデオに映っていた少女S.A.で、守谷の命令でサットンの経営を命じられたことを見抜く。
柴田が経産省のスパイだと知った亜蘭は、柴田に恋心を抱いていた彩を利用して殺害させ、証拠隠滅を図ったのだった。亜蘭は獅子雄をセミナーハウスへ招き、獅子雄に白と黒のチョコレートを差し出す。
ヴィジュネルの暗号を書き込んだライオンの写真は、亜蘭が獅子雄を呼び出すために彩に指示して現場に置かせたものだった。彩は柴田に毒入りのチョコを食べさせた犯人として逮捕されるが、亜蘭は自らチョコを口に入れて死んでしまう。
彩は柴田を許せずに自らの手で殺してしまった後、柴田の恋人だった三崎が後追い自殺をしたことを知るが、怖くて警察に言えなかったと話す。
獅子雄は若宮から万亀雄が訪ねてきたことを聞かされる。万亀雄は獅子雄が約束を破ってサットンに接触したことに言及していたが、獅子雄は万亀雄がサットンと亜蘭を潰すためにわざと自分に情報を与えたのだと考えていた。

第8話の感想
守谷に崇拝する女たち
前回とはうってかわって直球シリアス路線でした。
なんせゲストが豪華で、それだけでも見ていて楽しい。
長谷川京子さんは悪女が板についてきたなぁ。
「臨床犯罪学者 火村英生の推理」ではラスボス役で、このドラマもシャーロック・ホームズを意識したストーリーになっていたので、少し既視感がよぎってしまいました(毒を飲むところとか)。
彼女が演じた安蘭世津子は、第6話に登場した平田教授のカウンセリングビデオで殺人告白をしていた女子高生「S.A.」でした。
彼女が自殺してしまったことで、20年前の殺人事件もうやむやに。
亜蘭や市川利枝子(第3話)が崇拝する守谷って、どんだけ魅力的なのよ。
彩が柴田を許せなかった理由
亜蘭に利用された秘書・北山彩を演じたのは谷村美月さん。
彼女は不幸な役どころが多いけどやっぱり上手い。
結局のところ、彩は何がいちばん「許せなかった」んでしょうね。
柴田が経産省のスパイだったことが許せなかったのか。
三崎との関係を隠していたことが許せなかったのか。
内偵のために、好意を持っているようなフリをして近づいたことが許せなかったのか。
柴田が毒入りチョコを食べたとき、彼女は「嘘つき」と心の中でつぶやいていました。真面目で潔癖な性格の彼女は、それらすべての「嘘」が許せなかったのかもしれません。
そんな彼女が亜蘭の「嘘」を守るために利用され、自らも「嘘」を重ねてしまったのが悲しい。
獅子雄の異母兄・万亀雄
いきなり現れたのでインパクト大でした(しかも高橋克典さんだったので)。
万亀雄は獅子雄の異母兄で、トップ官僚という設定。
原作では「マイクロフト」に当たる役だそうです。
かなーり胡散臭く、腹黒そうな人物で、獅子雄はまんまと利用されてしまいました。獅子雄も利用されているとわかっていて行動したんだろうけどね。
守谷の正体も楽しみですが、この兄弟からも目が離せなくなりそう。
残り3話、クライマックスに向けて準備が整った感じです。
次回はわたしの好きな密室劇が見られるのかしら?
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