
「デザイナー 渋井直人の休日」
どうも、夏蜜柑です。
テレ東木曜深夜「デザイナー 渋井直人の休日」第5話。
ドジと不運と誤解が重なって散々な目に遭う渋井さん。
今回もトホホで終わるのかと思ったら、突然イイ話になって泣けたよ。

杉浦くん、普段は何考えてるのかわからないとこあるけど、実はちゃんと渋井さんのことリスペクトしてた。
こんなん聞かされたら泣けるよねぇ、渋井さん。
この記事の目次
第5話のあらすじとキャスト
あらすじ
- インスタグラムを始めた渋井(光石研)は、フォロワーで岐阜に住む若い女の子、miyukibeef(内田理央)からご飯の誘いを受ける。デートだと浮かれる渋井だが、オシャレなお店はどこも予約がいっぱい。
- 杉浦(岡山天音)の助言で奥渋にある「ANGEL」を予約することができた渋井。初めて会うmiyukibeefのリアルな可愛さにますます浮かれる。miyukibeefも渋井と会えたことを喜び、渋井とオシャレなお店で食事をするのを楽しみにしていたと言う。
- だが店に到着すると予約が取れておらず、間違えて別の店に電話をかけていたことが判明。焦る渋井はmiyukibeefを連れてオシャレな店を探すが、どこも空席がない。1時間以上もさまよった挙げ句、渋井はホテルの懐石を提案しようとして「ホテル行きません?」と言ってしまう。
- 誤解したmiyukibeefは逃げるように帰って行き、ひとり取り残された渋井は中華を食べることに。だが渋井が入った中華店には杉浦がいて、デザイナー仲間の新庄(久道成光)と渋井の悪口で盛り上がっていた。
- 密かに怒りを覚える渋井。渋井の存在に気づかない杉浦は、ひととおり笑ったあとで「でも俺の作品のいいところを見つけて褒めてくれたのは渋井さんだけだった」「俺、渋井さんみたいなデザイナーになりたいの」と語る。
キャスト
渋井直人……光石研
杉浦ヒロシ……岡山天音
miyukibeef……内田理央
新庄新太郎……久道成光
第5話の感想
インスタで知り合った若い女の子とご飯に行くことになった渋井さん。
テンパる渋井さんを見かねて、杉浦くんが「僕も連れてってくださいよ」「僕盛り上げますよ」と言うんだけど、明らかに迷惑顔をする渋井さん。

渋井さんは、本気デートのつもりだったようで。
そのへんがいかにもおじさんって感じで痛いというか可愛いというか。

なんとかお店の予約取れて、miyukibeefともご対面。
渋井さんにずっと会いたかったという彼女は、渋井さんとオシャレなお店でご飯できると大はしゃぎ。
渋井さんも調子に乗って「ビオワインは大丈夫な人?」「メインは結構ボリュームあるからシェアしよっか」「あっそうだ、ジビエもあるんだ」と、店に向かう途中でどんどん期待値を上げていく。
このドラマを見ている人なら、もうこのあたりで嫌な予感しかなくて、「あぁ~ヤバいぞコレは」と思ったと思う。
案の定、渋井さんのミスで店の予約が取れていなかったことが判明。
この瞬間の内田理央さんの表情が絶妙でした。

しかも2人とも「オシャレ」にこだわるもんだから、いっこうに店が決まらない。
決まりそうになったと思ったら、彼女が昼に食べた店だったり。
もうどこでもええやん……って思っちゃうけど、そうできないところがデザイナー渋井直人なのよね。
結局、ホテルで懐石を食べようと提案するつもりで「ホテルに行きません?」と言ってしまい、彼女を怖がらせるはめに。誤解されたまま、お別れとなりました。

▼
しょうがないのでひとりで中華でも食べるか、と入った店には杉浦くんがいて。
デザイナー仲間に渋井さんのイケてないプライベートを語り、笑っていました。
思わず怒りで熱くなる渋井さん。
でも、「失敗したな、事務所」という友人に対して、杉浦くんが返した言葉が最高だった。
「フフフ。そう思うでしょ?でもいいんだよ、俺には。だってさ、俺いろんな事務所の面接落ちまくってたじゃん。作品見せても、あちこちでケチばっかつけられてさ」
「渋井さんだけだよ。俺の作品のいいとこ見つけて、褒めてくれたの。だから絶対この人のところで働きたいって思ったから、採用決まったとき、ほんっと嬉しくてさぁ。で、実際下についてみると、やっぱセンスあるし、学ぶとこだらけだし」
「俺、渋井さんみたいなデザイナーになりたいの」
いいこと言うじゃん、杉浦くん。泣かせるねぇ。
渋井さん、自分の勘定と一緒にこっそり杉浦くんたちの分の勘定も済ませる。
ついでに湯麺と餃子もおごってあげる。大人の配慮と優しさがたまらなくカッコいい。
帰り道ではmiyukibeefからインスタブロックされちゃったけど、今回はカッコいい渋井さんが見られた希有な回でした。

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