「死役所」各話あらすじ・感想・登場人物(キャスト)・原作

ドラマ「死役所」あらすじネタバレ感想

どうも、夏蜜柑です。
2019秋ドラマの紹介です。

松岡昌宏さん主演の「死役所」(テレ東)。

「お客様は仏様です」誰もが一度は想像する「死後の世界」…待つのは天国?地獄?あるいは――(公式サイトより)

死んだ人間が最初に訪れる場所「シ役所」。
「シ役所」の総合案内で働く慇懃無礼な職員シ村を、松岡昌宏さんが演じます。

様々な理由で亡くなった者たちの「行き先」を決める手続きを行う中で、彼らの壮絶な人生があぶりだされていきます。

死者たちが死んだ時の姿のままで現れるので、残酷描写が苦手な方は要注意です。

※この記事は随時更新中です

番組概要

  • 放送局:テレビ東京系
  • 放送時間:2019年10月16日(水)から毎週水曜深夜0時12分~
  • 原作:あずみきし『死役所』
  • 脚本:政池洋佑/三浦希紗
  • 監督:湯浅弘章/棚澤孝義/酒井麻衣/松本花奈/蔵方政俊

あらすじ

目を覚ました三樹ミチル(黒島結菜)は、見知らぬ場所にいた。ここはどこなのか?戸惑うミチルに声をかけたのは、総合案内係として働くシ村(松岡昌宏)だった。シ村の言葉で殺されたことを思い出したミチルは、他殺課でイシ間(でんでん)に「どうすればあの女に復讐できるのか」と訴える…。
その頃、シ村はベンチに座る中学3年生の鹿野太一(織山尚大)に声をかけていた。
シ村は、曲がった脚を見て、自殺課へ連れていく。成仏するには、成仏許可申請書に具体的な自殺理由を書かねばならない。ためらいながらも書き始める太一だったが、自殺の要因となった陰湿ないじめ、無関心な両親など嫌な過去が蘇り錯乱してしまう。そんな中、太一はシ役所である人物と遭遇する…。(公式サイトより)

原作について

このドラマの原作は、あずみきしさんの漫画『死役所』です。

Amazonプライム特典でKindle2巻まで無料だったので読みました。
とても面白かったです。泣けます。

死んだ人が生き返ることはないし、ただシ役所で死者の話を聞くだけなんですけどね。
いろんな人の(良くも悪くも)千差万別の人生が、淡々と描かれているところに好感が持てました。

衝撃的なシーンが多いので、どこまで映像化できるのかも気になるところ。

登場人物(キャスト)

※第5話までのネタバレを含みます

シ役所職員

シ村(松岡昌宏)
総合案内係。死者たちに「お客様は仏様です」と慇懃無礼な態度で対応する。娘を殺した罪で死刑になったが、実は冤罪。

ニシ川(松本まりか)
自殺課の職員。口元にほくろがある美人。仕事はできるが口が悪い。自殺課の業務が増え、多忙なことに不満を漏らす。元死刑囚。

イシ間(でんでん)
他殺課の職員。強面だが人情に厚く、涙もろい。生前は妻に先立たれ、姪のミチを娘のように可愛がっていた。ミチのためにある事件を起こし、死刑になった。自分がとった行動がミチにとってよかったのかどうか、今もわからずにいる。

ハヤシ(清原翔)
生活事故死課の職員。ミーハーで、一見チャラい今風な青年。死者が持ち込んだ漫画を集めるのが趣味。高校2年のとき、慕っていた祖父が実の父親で、母との間にできた子供であることを知らされる。幼なじみのまりあをいじめていた女子を窓から突き落として怪我を負わせ、高校を退学になる。まりあと結婚して幸せな家庭を手に入れるが、産まれた娘の父親が別の男だと知り、まりあと娘、男の3人を殺害し、死刑になった(第5話)。

シン宮(余貴美子)
死産課の職員。男性職員を見つけると寄って来るお色気タイプの女性。元死刑囚。

死者

三樹ミチル(黒島結菜)
20歳の誕生日にサークルの飲み会で酒を飲み過ぎて急性アルコール中毒で亡くなった女子大生。天真爛漫でわがまま。自分の死に納得がいかず、「先輩に酒を強要された」という理由で“殺人”として手続きをしてもらうことを希望していたが、シ村たち職員の過去を知って運命を受け入れ成仏した(第4話)。

ゲスト

鹿野太一(織山尚大)
第1話に登場。いじめを苦に飛び降り自殺をした中学生。継父(母の再婚相手)に無視されていると思い込んでいたが、自殺の後、自分をいじめていた生徒を轢き殺したことがわかり、継父への伝言をシ村に頼んで成仏する。

荻野泉水(酒井若菜)
第2話に登場。8年間の不妊治療の末にようやく子供を授かるが、38週で死産に。自身も危険な状態に陥るが、一命を取り留める。

荻野貴宏(野間口徹)
第2話に登場。妻・泉水と共に不妊治療を続け、ようやく授かった子供を「おチビちゃん」と呼んで産まれてくる日を楽しみにしていたが、母子ともに危険な状態にさらされる。

坂浦眞澄(三浦貴大)
第3話に登場。父親から受け継いだ定食屋を夫婦で切り盛りしていたが、父親を殺した元従業員の男に殺されてシ役所にやってくる。妻は妊娠9か月だった。

伊達夏加(豊嶋花)
第4話に登場。中学2年生。転校が決まり、片想いの相手・智也と最初で最後のデートをするが、デートの途中で交通事故に遭い死亡する。

智也(山井飛翔)
第4話に登場。夏加の初恋の相手。夏加の願いを聞き入れて1度だけデートをする。

樋田まりあ(岡野真也)
第5話に登場。ハヤシの幼なじみ。人気者のハヤシと仲がいいという理由で女子生徒の恨みを買い、イジメの対象となる。その後ハヤシと結婚して一児をもうける。

林理花(土居志央梨)
第5話に登場。ハヤシの姉。ハヤシの出生の秘密を知ってからも、これまでと変わらない態度でハヤシに寄り添う。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

三樹ミチル(黒島結菜)は見知らぬ場所で目を覚ます。そこは死者たちの手続きを行う「シ役所」と呼ばれる場所だった。シ役所の職員で総合案内係のシ村(松岡昌宏)に声を掛けられたミチルは、殺されたことを思い出す。ミチルは他殺課の職員であるイシ間(でんでん)に「どうすればあの女に復讐できるのか」と尋ねる。
シ村は多忙な自殺課の職員・ニシ川(松本まりか)に代わって、中学3年生の鹿野太一(織山尚大)の手続きを行う。成仏するには「成仏許可申請書」に具体的な自殺理由を書かねばならず、太一はためらいながらも理由を書き始める。自殺の要因となったのは同級生からの陰湿ないじめと、母親が再婚したことにより居場所を失ったためだった。
辛い過去を思い出し、書類への記入を放棄する太一。そこへ、太一をいじめていた同級生・牛尾が血まみれの姿で現れる。牛尾は太一に殴りかかり、「お前の親父に轢き殺された」と吐き捨てる。太一は自分のために殺人を犯した継父を思い、シ村に「もっと話がしたかったと、お父さんに伝えてほしい」と頼み、成仏する。
ミチルはこっそり死刑課の部屋に入り、書棚にあるファイルを盗み見る。そこにはシ役所職員たちの名前が並んでおり、“死刑囚”と書かれていた。
シ村たちが死刑囚だと知ったミチルは、ハヤシ(清原翔)がかつてニュースで報じられていた死刑囚であることを思い出し、死役所職員たちに嫌悪感を抱く。
ミチルは死役所のベンチで赤ちゃんを見つけ、シ村とイシ間と共に「死産課」へ。死産課の職員はシン宮(余貴美子)だったが、イシ間が代わりに手続きを行うことに。イシ間が死に至った経緯を調べると、赤ちゃんは荻野泉水(酒井若菜)と貴宏(野間口徹)夫婦が8年間もの不妊治療の末にようやく授かった待望の子供で、緊急搬送された母親の胎内で死亡したことがわかる。
子供を亡くして自殺する母親もいると聞いたミチルは、少しだけでも赤ちゃんと母親を会わせることはできないのかと問うが、イシ間たちは「俺たちには何もできない」と言う。
泣き止まない赤ちゃんを見て、「この子はお母さんに生きてほしくて泣いているんだと思う」と言うミチル。ミチルとイシ間たちは母親の無事を祈る。
その頃、緊急搬送された泉水は危険な状態を脱し、一命を取り留める。
シ村とイシ間、シン宮は、赤ちゃんを成仏の扉へ連れて行く。ミチルは母親のために祈らなかったシ村を責めるが、シ村は「いくら祈ろうと死ぬときは死ぬ」と言い放つ。
夫婦で定食屋を切り盛りしていた坂浦眞澄(三浦貴大)は、「店に戻してくれ」と大声で叫び、シ役所で暴れる。シ村から自分が死んだことを聞かされ、愕然とする坂浦。坂浦は12年前に父親が殺されたときと同様、定食屋で殺害されたのだった。
坂浦はまもなく子供が生まれるといい、シ村に「何とかしてくれ」と懇願する。他殺課で調べた結果、坂浦を殺したのは父親を殺した犯人・原島だった。当時、原島は店の従業員で、売上金を盗んでいるところを坂浦の父親に見つかり、刺し殺したのだ。事件を目撃した坂浦は裁判の証言台に立っていた。
父親が殺された後、常連客たちに支えられて店を続けてきたことを思い出し、「これからだったのに」と悔しさを滲ませる坂浦。イシ間は「あんたが助けられたように、奥さんも子供も常連客たちに助けられて生きていくはずだ」と声を掛ける。坂浦は自分の死を受け入れられないまま成仏する。
ミチルはニシ川に問われて死んだ理由を話す。「殺された」と主張していたミチルだったが、実は20歳の誕生日にサークルの飲み会で酒を飲み過ぎて急性アルコール中毒で亡くなったのだった。「まだまだやりたいことがたくさんあったのに、なんでこんなことで……」と悔しさを募らせるミチル。「お気持ちよくわかります」と言うシ村にも食ってかかり、「本当にわかってたら人なんて殺すはずない」と反論する。「どうして殺したの?」というミチルの問いに黙り込むシ村に代わって、ニシ川は「シ村さんは自分の娘を殺して死刑になった」と答える。
ミチルの成仏の期限があと1日と迫る中、交通事故で大怪我を負った中学2年の夏加(豊嶋花)がシ役所にやってくる。シ村が交通事故死課へ案内すると、大きな事故があったようで課員は大忙しの様子。代わりにシ村が申請書の手続きを始める。
夏加は血まみれの手でボールペンを握り、申請書に死んだ経緯を書き込んでいく。その日、夏加は大好きな智也(山井飛翔)とデートをしていた。映画を見てタピオカを買い、ショッピングを楽しむ2人。誕生日の記念に、智也とおそろいのボールペンも買った。
夏加は手を繋ぎたいと告げるが断られ、智也は靴擦れができて歩けなくなった夏加のためにコンビニへ絆創膏を買いに行く。夏加は落としたボールペンを拾おうとして道路に飛び出し、トラックの下敷きになって死んでしまう。
シ村に「恋人だったんですね」と問われ、きっぱり否定する夏加。智也は片想いの相手で、転校する夏加の願いを聞いて1度だけデートに付き合ってくれたのだ。シ村に「相手にとって一生忘れないデートになった」と言われた夏加は、シ村の頬をひっぱたく。忘れられてもいいから最後まできれいな姿でいたかった、と涙をこぼす夏加。
夏加が成仏した後、ミチルは死刑課でシ村のファイルを見る。そしてシ村が冤罪で死刑になったことを知る。ミチルは成仏することを受け入れ、別れ際にシ村の頬にキスをして「また会おうね。生まれ変わったら」と言い残して成仏の扉の向こうへ消えていく。
ハヤシはシ村を呼び出し、相談に乗ってもらうことに。ミチルが成仏する前に言った「お姉さんのことも後悔してないの?殺人犯の弟、持っちゃったんだよ」という言葉が気になっていたのだ。反省したいと思うもののどう反省すればいいのかわからないハヤシは、シ村に過去の話を始める。
ハヤシの本名は林晴也。高校2年のとき、ハヤシが剣道を習っていた祖父・清三(伊藤洋三郎)が病気で亡くなる。葬式の後、父・雄作(草野康太)はハヤシの出生の秘密を暴露。ハヤシは祖父・清三と母の間に生まれた子供だった。
姉の理花(土居志央梨)は真実を知っても変わらない態度で寄り添ってくれたが、ハヤシは大きな十字架を背負ってしまう。学校では幼馴染のまりあ(岡野真也)が同級生からイジメを受けており、ハヤシはイジメの主犯格だった女子生徒を窓から突き落とす。女子生徒は軽い怪我で済んだが、ハヤシは退学処分となる。
その後、ハヤシはまりあと結婚。幸せな家庭を気づくが、まりあはハヤシが祖父の子供だと知って避けるようになり、一人娘のあや美が別の男との子供だったことが判明する。ハヤシはまりあとあや美、男の3人を木刀で殴り殺し、死刑となったのだった。
だが、ハヤシは今も3人を殺したことを後悔していないと語る。シ村は3人がどんな思いでシ役所を訪れたのか、自分がなぜ彼らに憎しみを抱いたのか、時間をかけて考えてみるように告げる。
 

各話の感想(ネタバレ有)

第1話の感想

「シ役所」にやってくる死者たちの人生を、1話完結で見せていくという構成のようです。

深夜とはいえ、けっこう攻めていましたね…。
顔が半分ない女性、衝撃的でした。

みんな死んでいるのでハッピーエンドはありませんが、今回のように生前気づかなかった継父の思いに気づいたり、いじめの首謀者が地獄に落ちるなど、少しだけ救われることも。

毎回どんな人生が描かれ、どんなゲストが演じるのかが楽しみです。

個人的には原作の際どい描写をどこまで映像で見せてくれるのか、視聴者をどこまで突き放せるかに注目しています。ユルい展開にならないことを願う(-_-;*)

シ村さんやニシ川さんら職員の過去もめちゃくちゃ気になりますね。
これから徐々に描かれることになると思うので、楽しみです。

(黒島結菜さんが大人っぽくなられてて、びっくりだ)

第2話の感想

今回は赤ちゃんが“お客様”でした。

お母さんの胎内で死んだため、その子自身の経歴はないに等しい。そのため、フラッシュバックでは、長い不妊治療の末にようやく子供を授かった夫婦の日常が丁寧に描かれました。

産まれてくる日を楽しみに、あえて名前を決めずに“おチビちゃん”と呼んでいた2人。彼らが待ち望んだ新しい命は、残酷にもあと少しというところで去っていきました。

「どうにかできないの?」というミチルのセリフは、視聴者の気持ちを代弁するもの。
だけど死役所の職員たちは一様に「何もできない」と答えます。

運命の前では誰もが無力で、死はすべての人に平等に訪れる。

残酷であると同時に、その残酷さをごまかさずに真正面から描こうとするところに清々しさを感じました。

第3話の感想

今回は「突然断たれる人生」が描かれました。

父親の死を乗り越え、ようやく幸せを手に入れたと思った矢先の、突然の死。
残酷なまでに不条理な運命を受け入れられず、苦しむ坂浦。

死んでからも、こんなふうに生きているときと同様に苦しまなきゃいけないんだろうか。

人はいつになったら楽になれるんだろう。
成仏した坂浦は、苦しみから完全に解き放たれたんだろうか。

そんなことを考えてしまいました。

坂浦を殺した元従業員は、坂浦の父親も殺しています。
裁判で目撃証言をした坂浦に、理不尽な恨みを募らせたのでしょうか。

シ役所職員たちの過去も少しずつ見えてきました。
原作2巻まで読んだので、イシ間さんの過去だけは知っています(号泣必至)。

毎回いろいろと考えさせられます。

 

第5話の感想

ハヤシの過去が明らかになりました……。

これは……ハヤシに同情してしまうよ……。
まりあが取った行動がひどすぎて。

彼女も悩んだ末の行動だったんだろうけどね。

わたしがまりあの立場だったらとか、ハヤシの立場だったらとか、この結末を回避する方法をいろいろ考えてみたけど、納得のいく回答が見つからない。

まりあがハヤシを「気持ち悪い」と思った時点で、どうにもならなかったと思う。

祖父と母親の間に生まれたことは、ハヤシの責任ではない。
ハヤシには何の罪もない。

自分にはどうすることもできないことで嫌われたら、どうすることもできない。

一瞬でいいから、ハヤシには考えてほしかった。
彼らを殺す前に、お姉さんの顔を思い出してほしかった。

どうでもいい奴らのことなんか忘れて、生きてほしかった。

このドラマは、Paraviで動画配信されています。※最新の配信状況と料金はParaviサイトにてご確認ください

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