NHKドラマ「週休4日でお願いします」|ほっこり温まる“こけしラブストーリー”

NHKドラマ「週休4日でお願いします」

どうも、夏蜜柑です。
NHKの単発ドラマ「週休4日でお願いします」の感想です。

第42回創作テレビドラマ大賞受賞作。

シビアなテーマを深刻になりすぎず、ほんわかタッチで描いた心温まるドラマでした。
主人公とヒロインのカップルがずーっと可愛い。

あ、主役はこけしだっけ?(笑)

番組概要

  • 放送局:NHK総合
  • 放送時間:2019年3月29日(金)夜10時~【単発】
  • 作:石原理恵子
  • 演出:鹿島悠
  • 音楽:髙野正樹

あらすじ

  • 弁当チェーン会社の正社員として働く高橋直人(岡山天音)は、真面目で不器用な青年。上司の森田(皆川猿時)やパートの成美(しゅはまはるみ)たちから「仕事が遅い」と文句を言われ、残業が続く毎日。
  • 直人は働くことに向いていないと思いつつも、父親(遠藤憲一)から「人は仕事で成長する。働かざるもの食うべからずだ」とプレッシャーをかけられ、辞める勇気もなく仕事を続けていた。
  • ある日、週3日のパート勤務を希望する青木華(飯豊まりえ)が面接に現れる。華は直人と同い年で、独身の一人暮らし。特に目指す夢もないが、「週休4日でお願いします」と言う。直人は華に一目惚れしてしまう。
  • 高橋が「週休4日で食べていけるの?」と尋ねると、「食べるために週休4日にしたんです」と答える華。こけしが大好きだという華につられて、高橋は自分もこけしが好きだと嘘をつく。徐々に距離を縮めていくふたり。
  • 残業続きで疲れがたまっていた高橋は、発注ミスを犯してしまう。そのせいで職場の人たちに迷惑をかけ、落ち込む高橋。高橋が自殺するのではないかと心配した華は、巨大なこけしを持って高橋の前に現れる。
  • こけしで殴って怪我をさせ、高橋を休ませようとした華。華はかつて自分が正社員だったとき、残業でちゃんとした食事がとれない毎日が続き、“命の電話”に電話したこともある……と語る。
  • 小田原店への移動が決まった高橋は、このまま仕事を続けるべきかどうか華に相談する。華は「2人で協力すればなんとか生きていける」と言うが、高橋は会社を辞めることができず、小田原へ行く。
  • 華から餞別としてもらったこけしの中には、「バカ」と書かれたメモが入っていた。高橋は華が行くと語っていた鳴子のこけしイベントを訪れ、華と再会する。

キャスト

高橋直人……岡山天音
青木華……飯豊まりえ
森田健一……皆川猿時
向井成美……しゅはまはるみ
林明子……上村依子
冬川里菜……西山真来
こけし女子……川村エミコ
男1……真壁刀義
男2……本間朋晃
高橋忠夫……遠藤憲一

感想

ほっこり温まる“こけしラブストーリー”

生きるために働いているはずなのに、働くことが命を削っている。
近年の深刻な問題を背景にしつつ、あくまでもラブストーリーとして描いているところがよかった。

主役の岡山天音さんとヒロイン役の飯豊まりえさんがすごくハマってました。

ヒロインが語るセリフは一歩間違えるとお説教臭くなりそうだったけど、彼女の柔らかい雰囲気のせいか全然そんなふうには聞こえず、とても魅力的な人物になっていました。

“こけし”の魅力も大きかったなぁ。
飯豊さんの雰囲気と物語にうまく絡んでいて、不思議な温もりを生み出していました。

夏蜜柑

こけしが欲しくなったよ。

勝負の仕方はいろいろある

華ちゃんの言葉はどれも興味深かったです。

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」

仕事が遅くて、事務も営業も苦手な直人に向けたアドバイスは、スヌーピーからの引用。なぜ自分はこんなふうに生まれたんだろう……って考えても、どうにもならないから。

持っているカードで、勝負するしかない。

「勝負の仕方は、いろいろあると思います」

自分の気持ちを伝えられない、という直人に向けたアドバイスは、「合図を決める」。
たとえば、好きという代わりに手を叩く。

これなら人前でも恥ずかしくないし、照れくさい人でも大丈夫。

ふぐ丸

ナイスアイデア。

人それぞれの生き方

実際には、独り暮らしの身で週休4日は厳しいと思いますが、「人それぞれの生き方」を認める世の中になればいいなと思います。

エンケンさん演じるお父さんの「働かずに一日中家にいたらおかしくなる」「普通の人間は身が持たない」もわからなくはないですが、みんながみんなそうではないよね。

夏蜜柑

わたしは凡人だけど、毎日家にいても暇を持て余すことはないです。

家事や子育てに専念したい人もいるし、いろんな事情で働けない人もいるし、「働かざるもの食うべからず」には賛成しかねます。

劇中で華ちゃんが「正解はひとつじゃないのでどちらも正解」と言っていたように、ドラマではあえて正解を示さず、主人公の直人が現状維持のまま結末を迎えたのも個人的には好感が持てました。

夏蜜柑

ラストシーンはほっこり。

 

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