「シグナル 長期未解決事件捜査班」第7話のあらすじと感想です。
だんだん繋がってきましたね。吉瀬さん復活してよかったです。
中盤から終盤にかけてピンチの連続で絶望的な展開に、というのは韓国ドラマでよくあるパターン。覚悟せねば。
この記事の目次
第7話のあらすじ
健人(坂口健太郎)は工藤(平田満)と面会し、事件当時、白石家に荷物を届けたことがあるという話を聞く。その際に白石智弘(白石隼也)に突き飛ばされ、郵便受けに触れたことから指紋がついたのだった。
1998年の大山(北村一輝)は、白石のクルーザーからコカインの瓶を発見。さらに、使用人が隠していた智弘の車の中から盗まれた金品が見つかる。
1998年に智弘が逮捕されたことで過去が塗り替えられ、2018年の健人の前に美咲(吉瀬美智子)が何もなかったかのように現れる。だが連続窃盗事件は未解決のままで、逮捕された智弘は不起訴となっていた。
大山は押収した盗品の中から衆議院議員・野沢義男(西岡德馬)の収賄の証拠を見つけるが、中本に持ち出されてしまう。中本は野沢と繋がっており、智弘が不起訴になったのも中本が手を回したからだった。
健人は美咲から、大山が失踪当時、武蔵野市で起きた集団暴行事件の捜査に加わっていたことを聞く。その事件の主犯・加藤亮太(神尾楓珠)は、健人の兄だった。
健人の兄が加藤亮太だと知った中本(渡部篤郎)は、岩田(甲本雅裕)を激しく叱責。岩田は健人に「事件の全てを知っている」と話すが、その直後、何者かに襲われる。
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第7話の感想(ネタバレ有)
とりあえず桜井さんお帰り~。無事に戻ってこれてよかった。
意外とあっさり、普通に戻ってきたねぇ。過去の塗り替えが文字ウネウネだったから、さらにドラマチックな演出になるのかとちょっと期待してたのに。
でもこの展開、中盤のクライマックスとしては最高だけど、一長一短あるような…。今後同じ手を使うと、盛り上がりに欠けそう。
真犯人を逮捕するも不起訴
今回もモヤモヤは晴れず、連続窃盗事件は未解決のまま。真犯人・白石智弘は逮捕されるもすぐ不起訴→野放し。
工藤は矢部英介を殺して収監中に病死してしまいます。工藤にとっては、娘は死んだままですからね。「何も変わらない」という一言が重いです。
いくら過去を変えても、不公平な世の中までは変わらない。自分たちがしていることに意味はあるのか、ジレンマに陥る健人。
しかし「何もしないで後悔するよりやって後悔するほうがマシ」という大山の言葉に励まされ、無線捜査を続けることに。いつの間にか信頼関係で結ばれている2人。
このあたり、元の韓国ドラマだとどうなってるのかな。急に絆が出来上がったような、少し唐突な印象を受けましたが…。
でも、やっと美咲の存在を共有できましたね。あぁ、美咲に無線機の存在を教えてあげたい! 大山と話させてあげたいっ!
大山が中本に宣戦布告
で、やはり黒幕らしい渡部篤郎さん演じる中本。
バカ息子たちが盗んだ宝石箱の中に怪しいフロッピーディスクが隠されていて。それは衆議院議員の野沢へ賄賂の裏帳簿でした。
野沢は中本に命じて裏帳簿を取り返させ、白石を不起訴にするよう手回し。そのことを知った大山は、中本に「癒着の証拠を必ず突き止めてやる」と宣戦布告します。
こうやって中本の怒りを買うことになったのだな……ん?
てことは、健人が無線で余計なことを言わなければ、大山が白石を逮捕してこの事実に気づくこともなく、2000年に失踪することはなかった、ってことになるのでは?
ダメだ、こんがらがるので考えないでおこ。
健人の兄・亮太の事件
さて、ようやく健人の兄・亮太の事件に繋がりました。
亮太は、1999年に武蔵野市で起きた「女子生徒集団暴行事件」の主犯として逮捕されたようです。その後自殺していますが、何があったかは現段階では不明。
この事件も、中本が絡んでいるらしい。大山が失踪したのは、この事件の真相を知ったから?
甲本さん演じる岩田が、なぜ中本に服従していたかも明らかに。娘が病気で入院していて、治療費を出してもらっていたようです。
でもその娘も死んでしまい、岩田は「もう終わりにする」と宣言。
岩田は健人に「真実を知れば、お前も兄貴と同じ目に遭う」と忠告し、それでも真実を明らかにしたいという健人に、城西病院へ来るよう伝えて電話を切ります。
そして予想通り、病院で誰かに襲われてしまう岩田さん。
次回は大山が集団暴行事件の捜査に加わるようです。だんだんクライマックスが見えてきましたね。