ドラマ「100万円の女たち」第5話のあらすじと感想です。
金髪のお兄ちゃんが車にはねられるという、衝撃のシーンで終わった前回。今回は、最も謎の多い女・小林佑希の正体が徐々に明らかになります。
でも個人的な見所は、花木ゆずvs開菜々果、森口竜市vs小林佑希のシーンかな。
第5話「絶対」のあらすじ
宝くじで10億円を当てた鈴村みどり(武田玲奈)は、同じ施設で育った神田武(吉村界人)から頻繁に金を脅し取られていました。みどりは小林佑希(我妻三輪子)の助言で白川美波(福島リラ)に相談します。
美波は武を抹殺しようと車で轢きますが、みどりに「助けてあげてほしい」と言われ、重傷を負った武は美波の片腕の砂子(遠藤雄弥)に引きとられます。帰り道、美波はみどりに「甘えることも必要」と言います。
道間慎(野田洋次郎)の新作を売ろうと、編集者の桜井(山中崇)は、世界的な大女優・開菜々果(新木優子)にある頼み事をします。
翌日、菜々果は道間に「どうして売れてないのに小説を書いているの?」と質問します。道間は、「読んでくれる人がいるから」「僕自身、小説が好きだから」と答え、「誰かが小説を好きになるきっかけになれたらうれしい」と話します。
菜々果は、珍しく佑希とも話しますが、佑希は菜々果に「馬鹿と話すの嫌いなんです」と言います。実は、佑希は既婚者でした。
年の離れた夫は、佑希が家政婦をしていた家の主人でした。1年前から植物状態の夫に、佑希は「早く楽になってください」と語りかけます。
人気作家・花木ゆず(中村倫也)と対談をする菜々果。菜々果は「なぜ小説を書いているんですか?」と質問し、花木は「使命感です」と答えます。
「人々の気持ちを代弁するという使命を全うしたとき、みんなが僕の小説に価値を見いだすんです」という花木の言葉に、菜々果は「自分の価値を高めるためにものを書いてるってことですか?」と首を傾げます。
病院を出た後、広場で本を読んでいた佑希に、文芸評論家の森口竜市(池田鉄洋)が話しかけてきます。
森口はいつものように道間の小説を罵倒し、「絶対に売れない」と断言します。佑希は「私は結論の多い人間は信用しないことにしてるので」と言って立ち去ります。
まったく話が噛み合わない花木と菜々果の対談が終わり、その帰り道、菜々果を気に入った花木は担当編集者を脅して「開菜々果とプライベートで会う段取りをつけてください」と言います。
道間はついに新作「漂う感情」を書き上げます。ひとりで風呂に入っていると、帰宅した菜々果が「一緒に入ってもいい?」と風呂に入ってきます。
菜々果は、道間に「招待状の送り主わかったよ」と告げ、道間の知っている人間だと言います。
第5話の感想
中村倫也さん演じる作家の花木ゆずって、本当にいそう。髪型とか服装とか仕草とか言葉とか、何もかも薄っぺらくて笑えます(わざと狙ってるよね)。
森口竜市を黙らせる佑希もすごかったです。普通、あそこまではっきりとは言えませんよね。いくら相手が面倒臭くて鬱陶しくて大嫌いな人でも。
美波さんは相変わらずのカッコよさ。彼女はずっとみどりちゃんのことを気にしてたんでしょうね。
次回は、塚本ひとみの正体が明らかになります。
そして道間の小説が、とんでもないことに!!