
(C)2017広井王子/「コードネームミラージュ」製作委員会
どうも、夏蜜柑です。
Episode19「解すル」が放送されました。
今回はミラージュが“真一”に戻ってしまったため、アクションは無し。
じわじわと不気味で大きな影に覆われていく……そんな感じの回でした。

この記事の目次
Episode19「解すル」ネタバレ
大切な同志だったスモークこと姫島(駿河太郎)を殺したことで、ミラージュ(桐山漣)の失われていた感情が戻ります。
左文字(石丸謙二郎)は、ミラージュが姫島を処理したことを知ると、すぐさま公安課のデータベースから姫島のデータを削除してしまいます。
御崎もまた、姫島の死にショックを受けていました。ミラージュは御崎の病室を見舞いますが、そんな御崎の様子を見て声をかけることができずに立ち去ります。
ミラージュが鐘ヶ淵整備工場に顔を出さなくなり、心配するロビン。鐘ヶ淵は「真一に感情が現れた。いや、自我を取り戻してきたと言った方がいいのかもしれねえ」と呟きます。
内閣官房長官の瀬島(螢雪次朗)は、今回の一件で激しく左文字を叱咤します。「このままでは、いずれ君の責任も問われるぞ」
御崎は、行方不明になった瀬島の秘書・竹藤(吉成浩一)を探すよう、ドブネズミ(佐野ひなこ)に命じます。ドブネズミは、ある不審な男(中村靖日)を見つけ、この男こそ、竹藤に成り代わった人物ではないかと推測します。
竹藤が鯨岡(武田真治)の手先だったことを知った左文字は、「鯨岡のことを甘く見過ぎていたのかもしれない」と御崎に話し、「鯨岡を完膚なきまでに潰す」と断言します。
鯨岡に拘束服を着せ、面会する左文字。
しかし鯨岡は、左文字に取り引きを持ちかけます。
「アンタと俺は、やり方は違えど同じ目的を持つ似た者同士だ」
「似た者?私とお前が?」
「警察権力を強化する。それがアンタの目的だろ?」
「おまえの目的は何だ?」
「平和ボケした間抜けな国民に恐怖を植え付ける」
左文字は人払いをすると、鯨岡とふたりきりで話を続けます。
「俺をここに閉じ込めておくより、ここから出して自由の身にしてくれたほうが、アンタの役に立つ」
「私に何のメリットがある?」
「晴れてここから出られたら、アンタの欲しいものをあげるよ」
「例えば?」
「録音データや物的証拠。政治家や財界人を脅すことができるデータを全部」
御崎は、鯨岡と新里美乃(田中えみ)との会話から、鯨岡が拘置所から送検される日に脱走するつもりだと考え、左文字に報告します。「処理はするな。生かしたまま捕らえろ」と命じる左文字。
姫島の死が呼び覚ました感情に、ミラージュは思い悩みます。御崎に「わからなくなった、何もかも」と心の内を明かすミラージュ。
御崎は「いちばん大事なことは、自分を見失わないことだ。おまえがこれまでやってきたことは、間違っていない」と告げ、ミラージュにしばらく任務を休むよう言います。
鯨岡が送検される日、鯨岡を乗せたバスの後ろをサンダー(久保田悠来)が追います。バスの運転手が急にスピードを上げ、同乗していた刑務官を次々と射殺します。
Episode19「解すル」感想
ミラージュの顔つきや喋り方が、変わりましたね。
なんだか別人のよう。
でも、これがもともとの真一なのかな。
真一の迷いは、簡単に答えが出るものではないですよね。
御崎は真面目でまっすぐな人だから、「間違っていない」と断言できるのだろうけど、たいていの人は、「間違っているかもしれない」という不安を抱えながら、悩んだり迷ったりして、生きていると思うから……。
真一は、どんな答えを出すのでしょうか。
暗闇から抜けた時、どんなふうに生まれ変わっているのか、楽しみです。
そして左文字。
この人はもう……本当に、食えない人ですね~。
鯨岡と手を組んでも「やっぱり」という感じだし、鯨岡を嵌める罠だったとしても「やっぱり」という感想。物語の流れ的には、鯨岡と手を組みそうですけど。
でも仮に鯨岡と手を組んでも、脅迫ネタを手にいれてそれで終わり、っていうわけにはいかないですよねぇ。左文字にとってはデメリットのほうが大きいように思うのですが。
左文字が手にしている金の懐中時計も、意味深でしたね。
正義と悪の天秤みたいにも見えるし、表裏一体を現しているようにも見えました。
最後に左文字だけが笑うような結末になったら、嫌だな~。
今週のドブネズミちゃん
【今日のドブネズミ19~20】第19~20話のドブネズミをご紹介!ドブネズミのご紹介も残り数話…いよいよクライマックスに差し掛かってきました「コードネ―ムミラージュ」次回もお見逃しなく!#コードネームミラージュ #佐野ひなこ #今日のドブネズミ pic.twitter.com/Mtxc1FEFuv
— 「コードネームミラージュ」公式 12/20Blu-ray&DVD発売 (@code_mirage) August 22, 2017
今週の左文字さま
石丸謙二郎演じる左文字外記は、毎回エンディングの後にメッセージを残します。
今回は、タバコを使った手品を披露しながら語ってくれました。
それがこちら。
昔は道路に、ぺっ、ぺっ、ガムの吐き捨てや、タバコのポイ捨てはあたりまえだった。
今は綺麗なもんじゃないですか。
皆さんがルールを守ったからだ。
このように、ルールや法律を守っていけば、ますます日本の価値は高まるでしょう。
では、ごきげんよう。