コードネームミラージュ第21話|ボニー&クライドの悲しい結末

コードネームミラージュ

(C)2017広井王子/「コードネームミラージュ」製作委員会

どうも、夏蜜柑です。
Episode21「揺れル」が放送されました。

ミラージュが、ドブネズミが、御崎が……それぞれの正義に揺れる回でした。
左文字はダークサイドに墜ちてしまったのでしょうか?(-_-;)

Episode21「揺れル」ネタバレ

富樫舞(松本穂香)と菊池歩(福山康平)の現役高校生2人が「正義の味方」と称し、犯罪者から金を奪って慈善事業団体に寄付をするという動画が公開され、社会現象になります。

永井佳澄(柳生みゆ)から報告を受けた御崎(要潤)は、「逮捕されるのも時間の問題だ」と考えますが、2人の行動を純粋でまっすぐだと擁護する世間の声もあり、マスコミはそれを受け2人を「ボニー&クライド」と名付けます。

いじめられっ子だったという2人の過去を知って、自分と同じだと呟くドブネズミ(佐野ひなこ)。

舞と歩は覚醒剤の売人を退治するため現場に乗りこみ、殺人まで犯してしまいます。

2人の動画を見た鐘ヶ淵(萩原聖人)は、「ボニー&クライドは、“俺たちは正義の味方だ”なんてくだらない言葉は吐かねえ」とぼやきます。鐘ヶ淵の「おまえは、何を求めて生きている?」というセリフに、考え込むような表情を浮かべるミラージュ(桐山漣)。

左文字(石丸謙二郎)は、内閣官房長官の瀬島(螢雪次朗)から「何をやってるんだ」と叱咤されます。警視庁の管轄だと言い訳する左文字でしたが、「このままではニセの正義が世の中にまかり通ってしまうぞ」と、瀬島は厳しく問い詰めます。

その頃、東京中のヤクザたちが「ガキに舐められてたまるか」と、舞と歩を抹殺するため2人を探し回っていました。それを知ったドブネズミは2人を助けたいと訴えますが、御崎は「警視庁の管轄だ」と言います。

「あの2人は私と同じなの。自分のやってることを悪いと思ってない。正義だと信じてる。私は御崎に助けてもらった。だからお願い、あの2人も助けてあげて」

御崎は2人を確保し、警視庁に引き渡すことを決めます。

ヤクザに追われて、閉鎖された遊園地に逃げ込んだ舞と歩。ミラージュは急いで2人のもとへ向かいます。

「かくれんぼみたい」と最初は楽しんでいた舞でしたが、徐々にヤクザたちに追いつめられていき、「死にたくない」と泣き出します。2人に銃が向けられた瞬間、ミラージュがヤクザの頭を撃ち抜きます。

大勢のヤクザたちの中に飛びこんでいくミラージュ。ミラージュがヤクザと戦っている隙に、舞と歩は逃げます。林を抜け出すとロビンが現れ、2人を乗せます。

ミラージュが最後のひとりを片付けたとき、2人を乗せたロビンがやってきます。「お兄さんありがとう」と礼を言う舞。2人に促されて、ミラージュはハイタッチします。

その映像に向かって、嬉しそうにハイタッチするドブネズミ。御崎も満足そうに頷きます。

「お兄さん、俺らって逮捕されるんですよね?」
「ああ」
「良かった。安心した」
「うん。もういいや」

「でも最後にうまいもん食いたい」
「お兄さんは何がいちばん好き?」
「アジ……フライ」
「アジフライ?ウケるんだけど!」

御崎は2人を確保したことを左文字に報告し、警視庁に引き渡すと告げますが、左文字は「その必要ははない」と言い、2人を処理するよう命じます。

処理することに納得できず、戸惑いを見せる御崎に、左文字は「2人を許し認めれば、必ずそれに続く者が生まれ、それこそがテロの温床となる。“正義のため!”テロリストは必ずそう叫ぶ」と言います。

「しかし、2人は……」
「犯罪に繋がるものはすべて、その前に芽を摘んでおく」

ミラージュのもとに、左文字から連絡が入ります。

「富樫舞、菊池歩を処理しろ」
「御崎さんの命令は……」
「私の命令が彼の命令だ。命令には絶対服従。私はそう教えたはずだ」

答えることができないミラージュ。
会話を聞いていたドブネズミもまた、「そんなの違う、絶対に間違ってる!」と抗議します。

左文字に「この女も処理させるか?御崎」と言われ、御崎は仕方なくミラージュに「指令だ。2人を処理しろ」と言います。

何も知らずにミラージュに微笑みかける2人。次の瞬間、2人はミラージュに撃ち抜かれてその場に倒れます。2人から目を逸らし、顔を歪ませるミラージュ。

石橋副総監(小木茂光)が、左文字に呼ばれてやってきます。石橋は、「私も話がしたかった。どうも本店の公安は、派手にやりすぎてる。そんな気がしてね」と御崎に告げて去っていきます。

電源を落としたパソコンの前で顔を伏せ、すすり泣くドブネズミ。

独居房では、鯨岡(武田真治)が神妙な面持ちで一点を見つめていました。

ボニー&クライドとは?

1930年代のアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した、ボニー・パーカー(1910~1934)と、クライド・バロウ(1909~1934)のカップルのこと。

世界恐慌の嵐が吹き荒れた1930年代。
映画スターを夢見るボニーと、ギャングに憧れるクライドは運命的な出会いを果たし、恋に落ちます。2人は車を盗み、カフェや銀行を襲っては逃避行を繰り返しました。

その犯行は常に新聞の一面を飾り、凶悪犯でありながら英雄視されました。1934年5月23日、隠れ家に向かう途中、2人は待ち伏せしていた警官隊に囲まれ、射殺されました。

1967年製作のアメリカ映画「俺たちに明日はない」は、2人の出会いと死までを描いた有名な作品。

ゴルトベルク変奏曲

舞と歩がミラージュに“処理”される時に流れていたクラシック曲は、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」です。

映画「羊たちの沈黙」の中でハンニバル・レクターが愛聴していたり、アニメ映画「時をかける少女」や、福山雅治さん主演映画「そして父になる」のエンディングでもこの曲が使われていましたね。

バッハ自身が付けた題は「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」なのですが、「ゴルトベルク変奏曲」という通称のほうがよく知られています。

この通称は、当時バッハのレッスンを受けていた14歳のゴルトベルク少年が、不眠症に悩んでいたカイザーリンク伯爵のために演奏した、という逸話に由来しているそうですが、事実かどうかはかなり怪しいみたいです。

旋律は優雅で華やかですが、聴いていると、透明で純粋な水の中に浮かんでいるようなイメージに満たされます。音楽に詳しい人によると、この曲は難解で謎がいっぱい含まれているそうです……。

舞と歩が持つ純粋さ、そしてドラマが問いかける「正義」の難しさが、この曲で表されているのかもしれません。

Episode21「揺れル」感想

現代のボニー&クライドも、悲しく切ない結末になってしまいました。
最後にミラージュに向けた2人の無邪気な笑顔が、辛かったです。

スモークがいなくなってから、K13はバラバラですね……。
ラストは、K13vs鯨岡チームになると予想していたのですが。
どうやらそんな単純な構図にはならなさそうです。

もしかしたら、御崎チームvs鯨岡チームになるのかな?
で、ラスボスが左文字とか。

でも、あと4話しかないんですよね。
完全に終わっちゃうと淋しいので、続きがある終わり方だと嬉しいなぁ。
放送が始まる前、原作の広井王子さんは「ミラージュが死ぬと思ってる」って言ってたけど、それだけは回避してほしいーー!(>_<。)

次回はどうやら鯨岡がまた動き出しそうです。
ラストスパート、どういう展開になるのか楽しみでしょうがないです!

山口雄大監督のコメント

今週のドブネズミちゃん

今週の左文字さま

石丸謙二郎さん演じる左文字局長は、毎回エンディングの後にメッセージを残します。
……が!!
なんと、今回は初のお休みです。
左文字局長、とうとう犯罪防止コメントに出演NGが出た!?


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