どうも、夏蜜柑です。
不倫サスペンスドラマ「ホリデイラブ」第6話。
いやはや、参りました。
もはや天才級ともいえる里奈の狡猾な手口。
ホント腹が立つし怖いんだけど、次は何を仕掛けるのかと気になってつい見入ってしまいます。
第6話のあらすじ(ネタバレ有)
- 里奈(松本まりか)は純平(塚本高史)に想いをぶつけるが、拒絶される。純平の部屋から追い出された里奈は、わざと同僚たちに自分の姿を見せ、不審を抱かせる。
- 杏寿(仲里依紗)が経営するネイルサロンは予約のキャンセルが相次ぐ。噂はママ友たちの間にも広まり、娘・七香(渋谷南那)は保育園で仲間外れにされてしまう。
- 純平の職場に里奈が復帰してくる。里奈は「離婚することになった」と所長たちに説明し、さらに東京本社から赴任してきた斎藤に近づき、純平との不倫を匂わせる。
- 龍馬(平岡祐太)は、黒井になりすまして杏寿に近づいた志賀(山田裕貴)を見つけ出す。里奈に弱みを握られている志賀は、彼女の指示で杏寿に近づいたことを明かす。
- 斎藤の告げ口により、純平は所長から里奈との不倫を問い詰められるが、嘘を突き通す。里奈は、純平宛の杏寿からの手紙を密かに読み、破り捨てる。

第6話の感想
里奈の執念がとにかくすごいです。
本気の告白を拒絶されたので、純平にまともに愛を訴えてもダメだと思ったのでしょう。
純平の後輩たちにそれとなく疑心を抱かせますが、先輩思いの彼らは口をつぐみ、むやみに言いふらしたりしません(いい子たち……)。
じゃあ、とばかりに目をつけたのが、本社からきた斎藤。純平のせいで異動させられたと恨み、不機嫌を隠そうともしない斎藤をターゲットにする里奈。
目のつけどころがいちいちすごいですよね。感心します。
その才能をもっと有意義なことに生かせなかったのか、里奈よ。
わたしがいちばん「これはダメ」と思ったのが、手紙です。
里奈は、杏寿がしたためた純平への手紙を、勝手に開封して読んだばかりか、破り捨ててしまいました。
この行為は、許せません。
杏寿の思いが届かないという単純な話ではありません。
手紙を送ったほうは相手が読んでくれたものと思い込み、いつまでもその返事を待ち続け、返事が来ないことに傷つきます。
そしてほとんどの場合、連絡を取ることをためらい、勝手に解釈して諦めてしまいます。
手紙の内容が深刻であればあるほど。
手紙を受け取っていない方は、そんなこととはつゆ知らず、なぜ相手が自分と距離を置くのかわかりません。そしてやはり傷つきます。そのまま別れてしまうこともありえます。
ドラマや映画では、すれ違いの手法としてよく使われるパターンですが、わたしはこればっかりは辛すぎて見ていられないんですよね……。
池谷のぶえさん演じるおばちゃん、ゴミ箱から見つけ出してくれないものでしょうか。
▼
春ちゃん、ついにニセ黒井(志賀)に辿り着きましたね。
志賀は里奈に「警察沙汰になるような」弱みを握られているとのことですが、いったいどんな弱みを握られているんでしょう。気になります。
ラスボスかと思わせるほど存在感ありまくりだった壇蜜さん演じる麗華は、ただ志賀に使われていただけで、里奈の存在は知らなかったようです。
2人とも、意外と小者だったんですね。
最後に巨大な悪の組織が姿を現すのかとハラハラしていたのに、フタを開けてみたら中学生の放課後グループだった……みたいな肩透かし感は否めませんが、この2人が新たに何か仕掛けてくることはなさそうなので一安心です。
▼
里奈の手口に気圧されていたら、渡さんがまさかの癒やしタイムに。
威張りながらも何とか子供たちとコミュニケーションを取ろうとする渡に、にべもない態度で「パパなんか大嫌いだ」と突っ撥ねる子供たち。
ジュースをこぼして濡れた服を脱がせようとしたら、「嫌だ!」と言って逃げてしまい。「何でだ?」「何が嫌なんだ!」「もうっ」とこぼれたジュースを拭く渡さん。
何なんでしょうか、この微笑ましい絵は……( ̄∇ ̄*)
こういうのを見せられると、「根っから悪い人ではないんだろうなぁ」と思ってしまいます。
里奈も、結婚するまでは幸せだったみたいですし。
でも、渡が変わらない限り、井筒家に幸福は訪れないでしょうね。
▼
杏寿は就活を始めたし、心配なさそうですね。
問題は純平です。どうなることやら。
それにしても七香ちゃんはかわいいなぁ。ハスキーボイスに癒やされるわ。