どうも、夏蜜柑です。
不倫サスペンスドラマ「ホリデイラブ」最終回(第8話)。
里奈の末路が衝撃的すぎて、目が点。
予想を上回る破壊力で、最終回なのにストーリーが入ってこない!
もうず~っと里奈から目が離せませんでした。
最後まで期待を裏切らなかった松本まりかさんの演技に拍手を送りたい。
本当にお疲れさまでした。
この記事の目次
最終回のあらすじ(ネタバレ有)
- 七香(渋谷南那)は無事に見つかり、ホッとする杏寿(仲里依紗)と純平(塚本高史)。だが、七香が里奈(松本まりか)と会っていたことがわかり、杏寿は渡(中村倫也)に連絡。渡は里奈がこうなったのは自分のせいだと謝罪する。
- 里奈は再び志賀(山田裕貴)を脅して協力させようとするが、志賀は「二度と協力する気はない」と断り、自首することを断言する。
- 渡は里奈と子供たちを会わせ「もう一度やり直そう」と言うが、里奈は一切受け入れず、子供たちを引き取ろうとする。だが子供たちは渡を選び、ショックを受ける里奈。
- すべてを失った里奈は再び杏寿の前に現れ、純平こそ運命の人だと執拗に繰り返す。そこへ純平が現れて里奈を厳しく咎め、冷たく追い返す。
- 平穏な日々が戻ったかに思われたある日、里奈が純平の本社に突然現れる。里奈は純平との不倫を告白する一斉メールを社内にばらまき、本社のロビーでも「最低の男!地獄に墜ちろ!」と大声で喚き散らす。取り押さえようとした警備員の手を振りほどき道路に飛び出した里奈は、車に跳ねられてしまう。
- 事故に遭った里奈は一命を取り留めるが入院。不倫がバレた純平は会社を依願退職し、別の会社に就職が決まる。里奈と純平は家を売って、アパートに引っ越すことになる。

最終回の感想
最後まで恐怖を味わわせてくれた里奈に乾杯!
アッハーな里奈に今回も釘付けでした。見始めた当初はまさかこんなホラー展開になるとは思いもしなかったなー。予想とは全然違ったけど、面白かったです。
渡、そして父になる
渡は急に真人間になりましたねぇ。
「大人げないことを」って杏寿にしおらしく謝ってたけど、あなたずーっと大人げないことしかしてなかったよ( ̄∇ ̄;)
ちょっと変貌しすぎて面食らったわ。
こんな短期間で変わらないよねぇ普通。
子供たちも、しばらく一緒にいたくらいでパパを選ぶ?それともどこかで母親の異常さを感じてたのか?今までずっと愛情を注いできたのは母親なのに、ここまで拒絶するなんて、ちょっと考えにくいけどなぁ。
まぁ、里奈に育てられるのと渡に育てられるのとどっちがマシかって言ったら、やっぱり渡なのかもしれないけど。そして中村倫也さん(with子供)でほっこりするなんてめったにないことだから、いろいろツッコミどころはあっても最終的には許しちゃうけど(笑)
里奈に「やり直そう」と言っても許してもらえず(浮気したのは里奈なんだけどねぇ)、しゅんとしてしまう渡。あの髪振り乱して怒鳴り散らしていた男はどこへいったのやら。
でも、ひとことだけ言いたい。
里奈がこうなったのは、渡のせいじゃないと思う。里奈はもともとこういう気質の女で、渡もまた里奈の罠にかかったマヌケ男のひとりだ。
それは番外編「ホリデイラブ~10年前の2人」↓を見れば一目瞭然。

愛と追憶のアヴェ・マリア
さて今回の里奈ですが。
夫も子供も家も何もかも失い、かなりヤバイ状態になっています。
独り立ちしようとして一瞬で挫折しましたからね、前回。「やっぱ無理」と自立は諦め、男にすがりつく方向に再度シフトチェンジしたようです。
里奈は杏寿に「私は純平さんと結婚するはずだった」と陶酔しきった表情で純平との出会いを語り出します。要するにファミレスで偶然見かけてひと目ぼれした、ってだけの話なんですけど、里奈の中では運命の出会いに変換されてて。
杏寿は里奈にわかってもらおうと必死に説得しますが、相手は妄想の世界で生きている女ですから、理屈なんて通じるわきゃありません。
そこへ、颯爽と純平が登場。
純平を見たとたん、アッハー顔になる里奈。
しかし、さすがに純平も学習し、いつまでも里奈にデレデレしてません。
今回はバシッと言うたりましたね。どんなことがあっても君と一緒になることはない、と。
っていうか、なぜそれを2話で言わんかった、アホーー!ヽ(`Д´#)ノ
純平に嫌われたことを悟った里奈は、純平の会社のロビーで「私たちは愛し合っていたんです!」と大声で不倫演説を始めます。
なぜか、BGMはアヴェ・マリア。もう笑うしかない。
完全に壊れちゃった哀れな里奈。「ズルいのよ!最低の男!地獄に墜ちろ!」と絶叫し、警備員を振り切って道路に飛び出す。で、車にはねられ退場。それっきり。
こんなん、逆にコワいわ。
また仕返しとかしに来そうじゃない?フツーに。
▼
結局、高森夫妻は幸せな日常をとりもどしたようだけど。
なんかもう最後は里奈の独壇場だったよね。ストーリー重視のわたしが、里奈というキャラクターにすっかり夢中にさせられてしまいました。不倫ドラマがこんなモンスターを生み出すとは、本当に予想外。
といっても、ストーリーとして破綻しているわけでもなく、毎回見せ場を作りつつ、ちゃんとストーリーが進展していて、退屈しなかったです。
あと、このドラマは、女優さんを綺麗に見せることをすっごく意識して作られてたんじゃないかと思います。仲里依紗さんの顔がアップで映るたびに溜息が出たし、松本まりかさんも、壇蜜さんも、杏寿のお姉さん役の三津谷葉子さんも、とてもきれいでした。
里奈を演じた松本まりかさん、結構しんどかったんじゃないかなー。
すごく楽しかったです、お疲れさまでした!
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