居酒屋ふじ最終話|西尾の出した答えは?

ドラマ「居酒屋ふじ」最終話(第12話)が放送されました。

今回のゲストは、篠原涼子さん、山本未來さん、余貴美子さん。
田舎に帰ってしまった西尾を、なんとか呼び戻そうとする麻衣。
そして、大森さんはついに探していた物を見つけます!

最終話あらすじ

篠原涼子(本人)とのW主演の映画が決まった西尾栄一(永山絢斗)だが、篠原との本読みで自信を無くし、俳優を辞め、田舎に帰ってしまう。皆が心配する中、大森は「これく らいのことで逃げ出すヤツはこの世界では生きていけない」と突き放す。何とかして力になりたい鯨井麻衣(飯豊まりえ)は、昭和的 なある方法で励まそうと思いつく…。東京・ 中目黒に実在する『居酒屋ふじ』を舞台にし たヒューマンドラマ、感動の最終回!

最終話ネタバレ

田舎に帰った西尾のもとに、「ふじ」からカセットテープが届きます。「また昭和か」とうんざりする西尾でしたが、母・たま美(余貴美子)にうながされ、しぶしぶ聞いてみることに。

そこには、「私と約束しましたよね?忘れたんですか!」という麻衣の声が入っていました。「早く戻ってこい」というふじの常連客・玲子さん(平田敦子)や翔ちゃん(諏訪太朗)、バイト先の秋山(中村元気)や工藤(村上淳)の声も。

テレビをつけると、大森が密着取材を受けていました。「ふじ」の親父さんの言葉を借りて、「それぐらいのことで悩むな」と西尾に語りかける大森。

「あんた、みんなに愛されとるんやねぇ」というたま美の言葉に、ふじで出会った人々のことを思い出し、もう一度東京へ行く決意をする西尾。

一方、大森と光子(立石涼子)は、「ふじ」の冷蔵庫の横に隠すように貼られていた1枚の色紙を見つけます。それは、「ふじ」のオヤジさんのサインでした。

色紙の裏には、大森に宛てた手紙と、光子に宛てたメッセージが。

おっかあ。たくさん苦労をかけて申し訳ない。でも俺はおまえといれて楽しい人生だった。ありがとな。

オヤジさんが本当に渡したかったのはこれだったんだ、と笑い合うふたり。

そして、「ふじ」に戻ってきた西尾を、麻衣や大森たちが温かく迎えます。そこには、西尾の席がありました。

もう一度イチから出直すことを決めた西尾は、社長の山城(山本未來)に「役者を続けさせて下さい」と頭を下げます。山城が西尾に差し出したのは、映画「まんがびと」の台本でした。

篠原涼子が本の手直しを要求したため、撮影はまだ始まっておらず、西尾がいなくなったことには誰も気づいていないと言います。

ほっとする西尾でしたが、実は、「ふじ」のお母さんが篠原に頼み込んで撮影を遅らせてもらっていたのでした。篠原も「彼がやったほうが、この映画が面白くなるかなって」と言います。

西尾たちは、今夜もまた「ふじ」で楽しく飲んでいました。

最終話感想

最後まで危なっかしい西尾くんでしたね。
でもそういうところが、このドラマらしくて良かった。

その後、西尾くんが成功したのかどうかは、はっきりわからないけど。
エンディングでは、大森さんの席に座って、新しい客を笑顔で迎える西尾くんがいました。ちょっとだけ出世したのかな^^

今回の昭和ネタは、「カセットテープ」。
懐かしいねぇ~。
カセットテープにまつわる思い出なら、私にも山ほどあります!
学生時代は、カセットテープの思い出と共にあると言ってもいいくらい。
オリジナルのマイベストもたくさん作りました(笑)
たぶん当時を知る人なら、みんなそうなんじゃないかなー。
うまく言えないけど、人の手から手に渡る、温もりみたいなものがありました。

そして今回のテーマは「挫折」。
人間は挫折して大きくなるって言うけど、できればしたくなんかないですよねー。
実際、挫折真っ最中の人には、そんな言葉はなんの慰めにもなりません。
光のない、真っ暗闇の中で、永遠にここから出られないと思い込んでいるのだから。
言葉が届くのは、ほんの少しだけ上を向いた時。

西尾くんの挫折は、たぶん本当の挫折じゃないね。
きっと、これから。

毎回ほんわかとした気分にさせてくれる、昭和感あふれる優しいドラマでした。