どうも、夏蜜柑です。高木菜那選手の金メダル、そしてカーリング女子の銅メダル、うれしいですねー。選手の皆さん、おめでとうございます!
さて、大人の土ドラ「家族の旅路」第4話。
今週も見応えたっぷりで、一瞬も目が離せませんでした。祐介の地道な調査で真犯人が浮かび上がり、いよいよ核心に迫る流れに。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
第4話のあらすじ
- 甲府で柳瀬(遠藤憲一)の実直な人柄を知った祐介(滝沢秀明)は、柳瀬の無実を信じるようになる。しかし、柳瀬は祐介との面会を拒否する。
- 礼菜(谷村美月)が奔放な母親・あかね(横山めぐみ)の犠牲になり続けてきたことを知り、あかねを責め立てる祐介。祐介と礼菜は互いに惹かれ合っていた。
- 大富家の跡地を訪ねた祐介は、隣に住んでいた女性の話から真犯人の手掛かりを得る。それは、大富家が引っ越してくる前、花木家をたびたび訪れていた礼菜の父・河村真二(小林タカ鹿)だった。
- 祐介は、金に困っていた河村が花木家と間違えて大富家を訪ね、一家を殺害したのではないかと推測。澤田(片岡鶴太郎)もまた祐介の考えを支持する。
- 祐介は澤田を伴って柳瀬に会いに行く。柳瀬はあくまで自分の犯行だと言い張るが、祐介から真犯人の目星がついたと聞くと、激しく動揺する。
第4話の感想
毎回期待を裏切らない面白さで、1時間があっという間。この先、中だるみしないかと逆に心配になりますが……たぶん、この安定感はまず壊れないでしょう。
このドラマには、わたしの好きな要素がたくさん詰まっていまして。
まず主人公が真面目なところ。画面に集中させる緊迫感があるところ。徐々に真相が明らかになっていく展開。ヘタに飾り立てないところ。深みのある人間描写。
若手とベテランが一緒に芝居するのを見るのも、大好きなんです。
なので、毎週楽しみで仕方ありません^^
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今週は、物語が一気に加速してきましたね。
ドラマとしてはまだ序盤なのですが、早くも真犯人が明らかに。予想通り、犯人捜しではなく柳瀬の秘密と主人公の葛藤のほうに重点を置くようです。
真犯人は、あかねの再婚相手で礼菜の父・河村真二でした。
現段階ではまだ犯人と確定したわけではないけど、もし祐介の言うとおり金目当てで一家を惨殺したのなら、本当に酷い男ですよね。
河村は、事件から3年後に公園で頭を殴られて死んでいます。
犯人は見つかっておらず、2005年に時効が成立。
これ、めっちゃ怪しくないですか……?
河村を殺した犯人って、登場人物の中にいるんじゃないの?
わたしは、阿佐ヶ谷の事件と河村の事件が無関係だとは思えないのですが。
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横山めぐみさん演じるあかねは、何か隠してますよね。間違いなく。
礼菜が祐介に近づくのを必死に止めようとするところを見ると、祐介=光男(礼菜の兄)であることに気づいている可能性大ですね。
「化けて出てぶっ壊してやる」とか、ちょっと尋常じゃなかったですもんね、あの反対の仕方。
阿佐ヶ谷の事件の真相を、あかねも知っているとしたら……。
真犯人が自分の夫であることを知りながら、黙っていたということになります。
それはやはり、柳瀬の秘密を守るためだったのしょうか。
でもなぁ。
今のところあかねは、酷い母親にしか見えないんですよねー。
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終盤、祐介と澤田が柳瀬と面会する場面が、最大の見せ場でした。
犯人を演じようとする柳瀬に、真犯人がわかったと告げる祐介。柳瀬の表情にほころびが生じ、緊張感がピークに達した時、澤田が言います。
「私はね、ひょっとしたら光男君は、犯人に殺されたんじゃねえかって考えたんです」
ヽ(゚Д゚;)ノ エエッ!!?
マジですか鶴太郎さん……。
ということは……つまり……本物の祐介は、犯人に殺されたってことですよね。
事件のあったあの日、柳瀬が抱いて逃げたのは、祐介の遺体だったということになります。
柳瀬の表情を見る限り、どうやら当たってそうなんですけど……。
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祐介が柳瀬の嘘を暴き、自分の正体を知る日が近づいているようです。
同時に、もし河村が真犯人だとすると、礼菜は人殺しの娘ということになり、さらに愛する人が実の兄という残酷な真実とも向き合うことになります。
これから先は、登場人物ひとりひとりから目が離せなくなりそうです。
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