「真昼の悪魔」最終回|モヤモヤするラストシーン

どうも、夏蜜柑です。
「真昼の悪魔」がついに最終回を迎えました。

前回、神父を殺せずに泣きじゃくった葉子先生。
その後、どうなったのか気になります。

最終回のネタバレ

葉子(田中麗奈)は大塚(大倉孝二)と結婚し、一人娘・恵真と3人で暮らしながら小さな診療所で医師を続けていた。

「その犯した罪の償いとして家畜をあるじの元へ連れていき、いけにえとしなければならない」
葉子は恵真が眠る隣室で、聖書を読む。

恵真は生後661日目を迎えていた。
小説「灰色の隣人」がヒットし、次に書く作品の構想を練っていた難波(中村蒼)は、「666」という名の人物からファンレターをもらう。

葉子のことが忘れられない難波は、3年ぶりに神父(伊武雅刀)に会いに行く。

葉子は神父が退院したあと教会を訪ね、神父に「あれ以来、私の悪への衝動が薄れてしまった」と打ち明けていた。

神父は最後に葉子と会ったとき、葉子が「白衣は脱ぎません。子供を産もうと思います」と話していたという。

葉子に会いに行くという難波に、神父は「あれは生まれついての悪魔です。おそらく今は眠っているであろう悪魔が覚醒していないか、慎重に見定めてほしい」と忠告する。

葉子の診療所に、かつて葉子に酷い目に遭わされた照美(朝加真由美)が現れ、恵真を盾に葉子を脅す。

「娘から離れてください」
「そんなに可愛いんだ?この悪魔の子が」

照美は葉子に土下座をさせて金を取り、「あんたの家族、めちゃくちゃにしてやる」と言い去っていく。

難波は、吉田(鈴木省吾)と渡来(福田ゆみ)が働いている喫茶店を訪ね、あのあと病院で何があったのかを聞く。

葉子は、難波が吉田たちに託したICレコーダーが病院内で公になり、解雇されていた。さらにその後、病院では悲惨な事件が起きていた。

葉子が以前そそのかした女児・京子が、入院していた別の女児を屋上から突き落とし死なせたというのだった。

京子の父・竹居(坂上忍)に会って話を聞いた難波は、葉子がなんの罪悪感も持っていなかったと知らされる。

難波にファンレターを送った「666」の正体は、刑務所にいる芳賀(篠原篤)だった。芳賀は「666」が自分の囚人番号で、「悪魔の数字」だと嬉しそうに語る。

葉子は大塚に「恵真を連れて、私の前からいなくなってほしい」という。

「結婚するとき言ったよね?もしまた葉子さんに悪の衝動が芽生えたら、僕が殺すって」
「私は……普通の人間になれるのかな?」

「葉子さんは今のまんまでいいよ」
「私を信用しちゃだめ」
「信用はしてない。でもずっとそばにいるって決めたから。葉子さんが破滅したとしても一緒にいる」

「その日は近いかもしれないね」
「じゃあ、準備しておく」

難波は葉子の病院を訪ねる。

葉子は、償いをするためには苦しまなければならない、大切なものを壊さなければならない、そのために子供を産んだ、と難波に語る。

「あなたには、償う資格すらありません。罪悪感を抱えて生きてください。届かない希望の光を追って、苦しんで生き続けるんです」

難波は葉子にそう告げる。

恵真が生後666日目を迎えた夜、葉子は白衣を着て大塚を眠らせ、恵真を抱いて森の中へ……。

君の声が聞こえているよ
僕の声はどこへ行くのだろう
かわいた闇の中
どこにも光なく
冷たい水の中
どこにも命なく
君の声が聞こえないから
僕の声は君を探している

歌を歌いながら、恵真を抱きしめる葉子。
夜の病院でひとり、葉子は白衣を脱ぎ、涙を流す。

照美が葉子の病院にやってくる。

「恵真のことなんて言ったか覚えてますか?」
照美に猟銃を向ける葉子。

「私の娘を、悪魔の子なんて呼ばないで!」
銃声が響き渡る。

葉子は神父に会いにいくが、何も語らずに去っていく。

以前通っていたステーキ店でステーキを食べる葉子。
「クーポン全部使っちゃいます」と、追加注文する。

患者番号「2071-YO-00666」の病室の前で、看護士が話している。

「刑務所にいたっていう噂、ほんとかな?」
「さっきも言ってたよ。自分は娘を殺したんだって」

「娘さんが入院費払ってるのにね」
「一度も見舞い来たことないけど」

『白衣の悪魔』という本を手にした老女が、歌いながら病院の廊下を歩いている。
肩から滑り落ちる白衣。

君の声が聞こえているよ
僕の声はどこへ行くのだろう

最終回の感想

んん~~???
っていうラストでしたね。

私は、葉子先生は子供を殺す(=償う)ことができず、クーポン全部使ってステーキを食べた(=最後の晩餐)あと、自首して刑務所に入り、その後精神に異常を来して入院……っていうことかと推測しました。

すべて、入院患者である老女の妄想だった……っていう解釈も可能だけど。

テレビドラマ的には葉子を「普通の人間」にしたかったのかな。

でもあれだけ残酷な描写を重ねておいて、神父や芳賀にも最後まで「あの女は悪魔だ」と言わせておいて、いきなり「普通の人間」って……。

ちょっと無理がありますよね。
それで中途半端な結末にならざるを得なかったのかなぁ~。

あとは、最終回でいきなり登場した坂上忍。
演技はさすがだなぁと思ったけど、バラエティのイメージが強くて。今後も、シリアスな役はちょっと難しいかもしれないですね……。

それにしても、毎回流れていたあの可愛らしい曲、あんな意味深な歌詞があったんですね。最終回で葉子に歌わせるところは、よかったです。

相対的に楽しめたドラマでしたが、残念なことがあるとしたらひとつだけ。

このドラマで田中麗奈の悪女役が評価されてしまったので、今後、悪女役が増えるだろうな~ってこと。悪女役ばっかりになりませんように……。

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