「ウツボカズラの夢」第1話|応援したくなる主人公

オトナの土ドラ ウツボカズラの夢

「ウツボカズラの夢」

どうも、夏蜜柑です。
「ウツボカズラの夢」第1話が放送されました。

もっとドロドロしてるかなと思ったのですが、意外と普通で面白かったです。
早くもウツボカズラ化し始める志田未来さんにドキドキしてしまいますね。
原作よりも展開が早いので、見ていて気持ちがいいです。

第1話のあらすじと感想、原作との相違点をまとめました。

第1話あらすじ

長野県中野市。18歳の斉藤未芙由(志田未来)は母・幸恵(芳本美代子)の病室にいた。幸恵は重病を患い、もう間もなく命を終えようとしていた。母の病気が分かったのは高校3年になってからだった。この一年、大半を母の看病と家事に費やし、気付くと卒業後の進路も無い。
「大丈夫。まっすぐに生きていれば、絶対に誰かが助けてくれる」
母の言葉に疑問と、かすかな反発を感じる未芙由。母は分かっていなかったのだ。自分が死んだあと、夫の幸司(春田純一)が愛人のはるか(玄理)を家に引き入れることを。そして、その愛人と父によって、未芙由が家を追い出されてしまうことも……

8か月後――
未芙由は東京の高級住宅地にある一軒の家の前にたどり着く。そこは母の従妹、鹿島田尚子(大塚寧々)の家だった。
目の前にあったのは、未芙由を圧倒するような大きな二世帯住宅だった。2つあるインターホンの片方を押すと、「どなたですか?」と無愛想な老女の声が聞こえてくる。未芙由はなんとかセールスでも勧誘でもないことを信じて貰い、出てきた鹿島田久子(松原智恵子)に尚子から貰った手紙を見せる。そこには尚子の字で「あなたのお母さんにはお世話になったから、良かったらうちにいらっしゃい」と書かれてあった。
だが、久子から出てきた言葉は意外なものだった。
「わたしは何も聞いていません」
開かれたドアが固く閉ざされてしまう。

1時間後……やっと尚子が友人の福本仁美(国生さゆり)を連れて帰って来る。
ようやく家に入れてもらえる未芙由。鹿島田家は二世帯住宅で、久子は尚子の夫の母親だという。尚子は明るく優しかった。だが、この家で暮らしてゆくつもりだった未芙由は次に放った尚子の言葉に愕然とする。
「で、どのくらいいると思ってればいい? 一ヶ月?」

まっすぐに生きていても助けなんか絶対に来ない――
未芙由は、わずかな荷物と全財産の3万円を見る。鹿島田家のある高級住宅街で3万円で買える土地はたかだか片足分だ。せめて両足で立ちたい……
未芙由の中で何かが変わり始める。
そんなある日、未芙由は尚子の夫・雄太郎(羽場裕一)が部屋に愛人へのプレゼントを隠していたことに気付き……

引用元: http://tokai-tv.com/utsubokazura/

第1話における原作との違い

このドラマの原作は、2008年に刊行された乃南アサさんの小説「ウツボカズラの夢」です。

居場所を失った少女・未芙由が、周囲の人間の欲望を利用し、食虫植物のウツボカズラのようにうまく取り込むことで、自らの目的を達成するというちょっと怖い物語です。

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原作との主な相違点をあげてみました。
以下、原作のネタバレになりますのでご注意ください。

1.未芙由

ドラマでは、志田未来さんが演じています。長野の田舎から出てきた幸薄い少女ですが、行動的で芯は強く、賢そうな印象です。

原作では、自己紹介や挨拶も満足にできず、自分の境遇を嘆いて泣くばかりで、とても幼稚で頼りない印象の少女でした。

2.久子の対応

ドラマでは、鹿島田家を訪ねた未芙由は、久子に手紙を見せて事情を話しますが、門前払いされてしまいます。門の前で途方に暮れているところへ、尚子が仁美と一緒に帰ってきます。

原作では、未芙由は自分のことを上手く久子に説明することができず、まったく話が通じません。久子はしぶしぶ尚子に電話をして確認し、未芙由に家の中に入って待っていろと言います。尚子が帰宅するのは、外が暗くなり始めた頃です。

3.鹿島田家の構造

ドラマでは、尚子たち家族が住む家と、久子が住む家は、並んで建っているような構造でした。未芙由の部屋は最上階のようです。

原作では、玄関だけ別々の二世帯住宅の造りになっています。尚子たち家族が住んでいるのは2階で、久子とその夫は1階に住んでいます。未芙由の部屋は1階です。

4.尚子の家族

ドラマでは、未芙由が来たその日の夜に家族全員が集まります。尚子がケータリングで食事を用意し、全員で夕食をとります。

原作では、未芙由が来た日は尚子とふたりで外食します。その後、未芙由はひと月近く家族と顔を会わせることはなく、名前も聞かされませんでした。ひと月後、歓迎会と称して尚子と夫・雄太郎と3人で外食します。

5.未芙由の行動

ドラマでは、未芙由は鹿島田家にやってきた翌日から家事を引き受け、長く家に置いてもらおうと積極的に動きます。雄太郎の不倫に気づいて尾行したり、家から追い出されそうになると色仕掛けで雄太郎を誘惑したりもしています。

原作では、未芙由は4月初旬に鹿島田家を訪ねています。尚子に「どのくらいいるの?」と聞かれ、尚子が一か月くらいと考えていることを知ると「一か月たったら、私、どこに行けばいいんでしょうか」と泣き出してしまいます。
その後、5月のゴールデンウィークまで、未芙由は何もせずほとんどの時間を部屋で眠って過ごし、その間、尚子の家族とも会っていません。

第1話感想

導入部は、原作より面白かったです。
ぐずぐず泣いてばかりで何もしない原作の未芙由と比べ、ドラマの未芙由は積極的ですね。
自分の居場所を確保するために、すぐさま行動に移る決断力もあります。

個人的には、ドラマの未芙由のほうが好きですね~。
「逆境に立ち向かう薄幸の少女」って、応援したくなりますよね。

しかし!
このお話は、そんな単純なものではありません!
このあと、未芙由はウツボカズラ女に変貌するのですから!

24歳でも女子高生姿がまったく違和感のない志田さんが、男(女)を手玉に取る悪女になってしまうところを、見たいような見たくないような……複雑な気持ちです(笑)

ドラマとしてはとても面白かったので、次回も楽しみにしています。


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