「ウツボカズラの夢」第2話|美緒の相手は誰?

オトナの土ドラ ウツボカズラの夢

「ウツボカズラの夢」

どうも、夏蜜柑です。
「ウツボカズラの夢」第2話。

原作とはかなり違う展開になってきましたね。
ドラマ版の未芙由は賢くて行動的で、とてもウツボカズラ女とは思えません!

第2話のあらすじと感想、原作との相違点をまとめました。

第2話あらすじ

未芙由(志田未来)は家事を引き受けることと引き換えに鹿島田家の中に居場所を得る。しかし、家にいる条件として尚子(大塚寧々)から突きつけられたのは、専門学校などに通うことだった。「月に5万もあれば出来るでしょ♪」未芙由は固まった表情のまま「そうですね……」と答える。未芙由の全財産は3万円未満…簡単に5万円という数字を口にする尚子たちとの間に、やはり大きな壁がある事を感じる未芙由だった。

とりあえず洋服店でアルバイトを始めた未芙由だったが、同世代の同僚・怜美(梶原ひかり)との会話で、自分がいかに将来の夢や、そのために必要な金も持っていないかを思い知らされる。未芙由は今、何者でもない。そしてそれは、5年後も何者でもないままかもしれないということでもあった。不安にかられる未芙由。

そんな中、家で家事をしていると隆平(上杉柊平)から「料理の勉強したら?」と提案される。「料理なら世界で働けるし」柊平は未芙由のために料理学校の資料も探して渡してくれた。「無理にそこにしろとかじゃないし、ゆっくり選べばいいよ」隆平のやさしさに心が潤う気がする未芙由。だが、資料を見て愕然とする。そこに書かれていた費用は到底、未芙由が手を出せるような金額ではなかったのだ。「そういうことなのだ。貧乏人にはチャンスさえやらないって。それがこの世の中なんだ」

一方、保護猫の里親を探すボランティアに参加している尚子は、NPO法人の吉岡(松本利夫)に見た目の印象をほめられ、浮き立つものを感じていた。そんな尚子に仁美(国生さゆり)が声をかける。「若い子にどう見られるか確かめてみる?」仁美に誘われやってきたのは合コンだった。無理にはしゃぐ尚子。その場の会計も自分で済ませてしまう。そんな尚子の様子を仁美がじっと見ていて……

そんなある日、未芙由は雄太郎(羽場裕一)との会話から、亡くなった母親・幸恵(芳本美代子)の遺産や保険金を自分が受け取れる可能性に思い当たる。未芙由は実家に連絡するが、父親の幸司(春田純一)も、継母のはるか(玄理)もお金のことは弁護士に任せてある、と取り合わない。こちらで弁護士に相談しようにも金がない。やはり、世の中はお金だ……絶望の中、未芙由は雄太郎から食事に誘われる。

第2話における原作との違い

このドラマの原作は、2008年に刊行された乃南アサさんの小説「ウツボカズラの夢」です。

居場所を失った少女・未芙由が、周囲の人間の欲望を利用し、食虫植物のウツボカズラのようにうまく取り込むことで、自らの目的を達成するというちょっと怖い物語です。

created by Rinker
¥771 (2018/11/16 16:13:18時点 Amazon調べ-詳細)
原作との主な相違点をあげてみました。
以下、原作のネタバレになりますのでご注意ください。

1.久子の意見

ドラマでは、未芙由が鹿島田家に居候することを良く思わず、出ていかせるように雄太郎や尚子に意見する場面がありました。未芙由は何とか鹿島田家に残ろうと、不倫現場を目撃したことをネタに雄太郎を脅します。

原作では、久子が意見する場面はありません。未芙由が雄太郎の不倫現場を目撃する場面も、それをネタに脅す場面もありませんでした。

2.家事

ドラマでは、未芙由は鹿島田家に置いてもらう代わりにと、自ら家事担当を買って出ます。以来、鹿島田家の家事全般は未芙由が行っています。

原作では、鹿島田家の家事は、未芙由と尚子が交代で行う当番制です。未芙由は自分が当番のときだけ家事をして、尚子からその分の手当をもらっています。

3.未芙由のバイト

ドラマでは、未芙由は高級ブティックでアルバイトを始めます。

原作では、未芙由はデジカメプリント店の受付など、いくつかのアルバイトを経験します。自分から知らない人に声をかけることが出来ない性格から、ブティックやファミレスなどの接客業はやっていません。

4.専門学校

ドラマでは、尚子から「専門学校に行って欲しい」と言われます。また、尚子の息子・隆平から「料理は?」と言われ、料理の専門学校に通うことを考え始めます。

原作では、専門学校に行こうと考えるのは未芙由自身です。料理にしたらと提案するのは、隆平ではなく尚子の夫・雄太郎です。

5.福本知也

ドラマでは、国生さゆりさん演じる福本仁美の息子として登場します。フェンシングを続けるため、お金を欲しがっています。尚子の娘・美緒とは幼なじみ。

原作では、片桐知也という名前で登場します。福本仁美とは何の関係もありません。美緒とは中学時代の同級生で、特に親しくはありませんでしたが、ある日突然電車の中で美緒から声を掛けられ、「私と付き合わない?」と言われます。iPodを買うお金を手に入れるため、父親がわからない子供を妊娠した美緒から頼まれた“ある仕事”を引き受けます。

6.美緒の妊娠

ドラマでは、未芙由は美緒の素行については何も知らず、部屋に残っていた妊娠検査薬のレシートを見て知ります。

原作では、未芙由は街で美緒がラブホテルから出てくるところを目撃し、美緒が男を取っ替え引っ替えしていることを知ります。美緒から「絶対に言うんじゃないよ」と口止めされ、黙っていましたが、ある日部屋のゴミ箱の中から妊娠検査薬の説明書を発見します。

未芙由は、「あんな子の一体どこがよくて、こんなにも次から次へと男が現れるんだろうか」と思っています。美緒の妊娠に関するエピソードは、ほぼ知也視点で描かれています。

7.保険金と相続

ドラマでは、未芙由は母親の保険金や相続で得られるお金を手に入れるため、雄太郎の口利きで弁護士に依頼します。その結果、50万円を手に入れます。

原作では、雄太郎から父親に電話して詳しく聞くように言われますが、未芙由は「どう切り出せばいいかわからない」と言い、代わりに尚子と雄太郎が未芙由の実家に連絡してくれて、50万円を手に入れます。

8.未芙由の部屋

ドラマでは、未芙由は「この部屋には、私が手に入れたものだけを置く」と誓い、段ボールで作ったテーブルや、バイト先からもらってきた壊れたハンガーラックを使っています。

原作では、未芙由は尚子の息子・隆太郎の部屋からCDラジカセやマンが本、辞書、羽毛の掛け布団など、いろいろな物を借りてきて勝手に使っています。

9.杏子

ドラマでは、雄太郎の不倫相手・杏子が、雄太郎と別れることを危惧して、未芙由のバイト先にやってきて嫌味を言う場面がありました。

原作では、杏子はある時から雄太郎の態度が変わったことに気づきます。そしてある日突然、「終わりにしようか」と言われます。

杏子は雄太郎に新しい女が出来たことを直感で感じ取り、「他の女の手垢がついてるって分かってる男となんか、やる気になれない」と言い残して立ち去ります。雄太郎の相手が未芙由だということは、この時点では読者にも明かされていません。

10.未芙由と雄太郎

ドラマでは、未芙由は鹿島田家に置いてもらうために雄太郎を誘惑します。さらに、専門学校や弁護士に使うお金を手に入れるために、雄太郎と関係を持ちます。

原作では、未芙由と雄太郎が不倫関係にあることは、後半になるまで明かされません。ふたりがいつからどのような形で始まったかも詳しく書かれておらず、「この家に住まわせてもらうようになって、長い長い眠りから覚めて、それからすぐ」という一文があるだけです。

第2話感想

原作とはだいぶ違う雰囲気になってきました。
したたかで計算高く、行動的なドラマの未芙由。
やり方はゲスいですが、自分の弱さを受け止めて「考えよう」「賢くなろう」としているところが好感持てます!

原作の未芙由は本当に自分では何もしないし、流されるままって感じですね。
でも、どっちがウツボカズラ女かと言うと、やっぱり原作かな。
私はドラマの未芙由のほうが好きですけども。

次回は、妊娠検査薬を引き金に、鹿島田家と福本家に大事件が起こります。
知也が福本仁美の息子というのは原作にない設定なので、どうなるのか楽しみです。


原作のネタバレを読む?

オトナの土ドラ ウツボカズラの夢 「ウツボカズラの夢」第7話|原作とは全く違う結末?どうなる最終回!

ほかの記事を読む?

オトナの土ドラ ウツボカズラの夢 「ウツボカズラの夢」第4話|“今村みき”の正体は? オトナの土ドラ ウツボカズラの夢 「ウツボカズラの夢」第5話|原作とは別人!国生さゆりの悪女っぷり