「ウツボカズラの夢」第6話|原作から離れる予測不能な展開

オトナの土ドラ ウツボカズラの夢

「ウツボカズラの夢」

どうも、夏蜜柑です。
「ウツボカズラの夢」第6話。

登場人物、全員トラブル抱えすぎでしょ(笑)
原作から脱線しすぎて、何がなんだかわからなくなってきました。
最終回まで残り2話だけど、無事に着地できるのか心配……。

第6話のあらすじと感想、原作との相違点をまとめました。

第6話あらすじ

今度こそ失敗しない――東京に戻ってきた末芙由(志田未来)は、一旦仁美(国生さゆり)の家に身を寄せ、どうすれば鹿島田家に戻れるか考えを巡らせていた。
「あの家は嫌いだけど…あの家にいたい」

一方、仁美は尚子(大塚寧々)に対してカードを切ることに。未芙由の協力で入手した美緒(川島鈴遥)と恋人の密会写真を尚子に見せ、美緒の妊娠の真相を告げたのだ。
仁美の言葉に青ざめる尚子。二人の関係は再び逆転する。尚子からの謝罪を勝ち得た仁美は意気揚々と家に戻る。と、それを待ち構えていたように尚子に電話をかける未芙由。
「未芙由?声聞けてほっとした。今ちょうど誰かと話したかったの」
混乱している尚子にやさしく応える未芙由。何も知らぬ態で尚子の相談に乗りながら、鹿島田家に戻るチャンスを窺う。しかし、なかなか「戻って来てほしい」という言葉を引き出せない未芙由に、仁美が助け舟を出す。
「暇な時にNPOのあたりに行けば、尚子さんの秘密が分かるかも」

自分が狙われていると知らない尚子。美緒の事で誰にも相談できず、苦悩している中、吉岡(松本利夫)がNPOの活動資金目当てに自分に近寄っていたことを知ってしまう。
「そうか。お金が必要だったから私に子供の頃のこととか理想とか話したんだ。ご飯に誘ってくれたのも親切だったのもお金の為なんだ。そうよね、そりゃそうだ」
自分が情けなくなる尚子。そんな尚子に吉岡は「それだけではない」と、隠し続けてきた尚子への思いを吐露してしまい……
そんな2人を遠くから密かに見つめる目があった――未芙由だった。

そんな中、鹿島田家で別の問題が起きようとしていた。
雄太郎(羽場裕一)が隠し持っていた大金の入った通帳を、隆平(上杉柊平)が持ち出してしまったのだ。いわくつきの金だけに大事に出来ず、ただ右往左往する雄太郎。その様子に隆平に何かあったのでは、と感付いた久子(松原智恵子)もまた別の思案を始める。

次の一手を考える未芙由。そこに見覚えのない番号から着信が……
相手は久子だった。
「隆平の事、調べてくれたらお礼をします」
未芙由の手元にカードが揃う。鹿島田家に戻るためにやるべきこととは……

第6話における原作との違い

このドラマの原作は、2008年に刊行された乃南アサさんの小説「ウツボカズラの夢」です。
居場所を失った少女・未芙由が、周囲の人間の欲望を利用し、食虫植物のウツボカズラのようにうまく取り込むことで、自らの目的を達成するというちょっと怖い物語です。

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第6話の原作との主な相違点をあげてみました。
以下、原作のネタバレになりますのでご注意ください。

1.未芙由と仁美

ドラマでは、未芙由は仁美の家に滞在し、再び鹿島田家に戻るチャンスを窺っていました。

原作では、未芙由と仁美に接点はありません。2人が顔を合わせる場面も、協力し合う場面もありませんでした。

2.美緒の妊娠相手

ドラマでは、美緒のお腹の子の父親は知也ではなく“だいき君”で、尚子はその事実を仁美から聞かされ、驚きます。後日、尚子は仁美に土下座をして謝ります。

原作では、美緒は複数の男性と関係を持ったため、お腹の子の父親は不明です。尚子たち家族は、最後まで美緒のお腹の子の父親は知也だと思い込んだまま、事実を知ることはありませんでした。

3.尚子と吉岡

ドラマでは、吉岡はお金が目的で尚子に近づき、それを知った尚子は傷つきます。しかし、吉岡は尚子に特別な感情を抱いていることを打ち明け、ふたりは抱き合います。

原作では、このエピソードはありません。吉岡は、尚子が仁美に話す、のろけ話の中でしか登場しません。

4.未芙由の密告

ドラマでは、未芙由は尚子と吉岡が抱き合う場面を目撃し、その写真を雄太郎に見せます。

原作では、このエピソードはありませんでした。尚子が家出するまで、尚子が不倫をしていることに、家族の誰も気づきませんでした。

5.隆平のトラブル

ドラマでは、隆平はバイト先の友達と会社を作り、失敗していました。友達から出資金を返すよう言われ、父親の部屋から金を盗んで返済にあてます。

原作では、隆平が会社を作ったり、お金のトラブルに巻き込まれるというエピソードはありませんでした。

6.雄太郎の横領

ドラマでは、雄太郎は会社の金を横領し、それがバレそうになって未芙由に助けを求めますが、久子に「職場に戻って、やったことを全部話しなさい」と言われます。

原作では、このエピソードはありません。

7.久子の夫

ドラマでは、久子の夫は既に他界しています。生前に浮気と横領をした際、久子の逆鱗に触れて家の名義を久子に変えさせられました。

原作では、久子の夫は存命で、一緒に暮らしています。浮気や横領のエピソードはありません。

8.美緒の疑惑

ドラマでは、尚子から本当の父親について問い詰められた美緒は、久子の家に籠もって出てこなくなります。美緒は、未芙由が喋ったのではないか、と疑っていました。

原作では、このエピソードはありません。妊娠騒動が収まった後、美緒は誰とも話さなくなり、急に留学したいと言い出します。

第6話感想

なんか、未芙由と仁美がイイ感じのコンビになっちゃった^^;
意外と気が合うのかもしれないね~このふたり。
国生さゆりさんの、いい人なのか悪い人なのかわかんない感じが素敵です。

で、ようやく隆平のトラブルが明らかになりました。
今村みき、ぜんっぜん重要人物じゃないじゃん!
ただのバイト仲間?原作の“同棲相手”より格下げされてんじゃん!
さんざん思わせぶりに名刺見せといて、なんだったの~?

雄太郎も、会社の金を横領って……ダメじゃん。
息子が息子なら父親も父親だよ。

隆平といい雄太郎といい久子の夫といい、鹿島田家の男はダメンズばかりだねー。
ちなみに原作では、こんなに酷くないです。
特に隆平の人物設定がまるっきり違ってる。
原作の隆平は、後半に颯爽と登場していいところをかっさらう、結構カッコイイ役どころなんです。

とにかく原作から大幅に脱線しているのですが、残りはあと2回。
どうやら、原作とは違う流れでラストに至りそう。

未芙由が最後に幸せを掴むのは間違いないとして、どんなクライマックスを見せてくれるのか、ドラマならではの展開に期待!


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