「ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?」第3話のあらすじと感想です。
ルーシーの指導巡査ティムが怪我から復帰。ノーランは己が信じるやり方を貫き、ビショップに少なからず影響を与えます。
ティムの妻イザベラが再び登場。元警官だったんですね。
この記事の目次
第3話「俺を撃たないで」あらすじ
ノーランとビショップは4人組の強盗を追い、電車の中で2人を逮捕するが、その場に居合わせた乗客のひとりに大金が入ったバッグを持ち逃げされてしまう。
間もなく金を持ち逃げしたギター弾きの男の身元が判明し、ノーランとビショップが逮捕に向かうと、彼は幼い息子を抱えた生活困窮者だった。同情するノーランに「罪は罪」だと戒めるビショップ。
ティムは職場に復帰。グレイは自分の経験談を語り、無理をするなと警告する。パトロール中、ティムは薬物依存症の妻イザベラが運ばれた病院に駆けつけるが、イザベラは「口を出さないで」とティムを拒む。
ティムを心配するルーシーは、彼の代わりに麻薬きっ抗薬をイザベラに届ける。イザベラの口から、彼女がかつて麻薬課の潜入捜査官だったことを知らされ、驚くルーシー。
逃走中の強盗犯2人が潜むアジトが見つかり、ノーランたちはグレイの指揮のもとSWATの援護につく。ノーランとビショップは元軍人のデ・ヴェラを追って病院の屋上へ向かうが、ノーランは彼女に銃を突き付けられる。
性善説を信じるノーランは彼女を説得して銃を下ろさせようとするが、その前にビショップが現れデ・ヴェラを取り押さえる。ルーシーとティムはバウアーを確保する。
ノーランはギター弾きの男を保釈したとアンダーセン警部に問い詰められるが、保釈したのはビショップだった。
ロペスは新人3人のうち1人は脱落すると言い、ジャクソンに別の道を考えておくよう助言する。だがアンダーセン警部の「私にはない」という言葉を聞き、ジャクソンも考えを改めないことを決める。
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第3話の感想
復帰するも危ういティム
ティムが復帰し、ルーシーは再び彼の仕掛ける“テスト”とやらに振り回されます。トイレのドアフックに銃のベルトを掛けておいたら何者かに盗まれ、焦っていたらティムの仕業だった。ほんと意地悪。
ティムはティムでまだ本調子じゃないのに、それを気取られまいと無理をしてバイカーに喧嘩を売り、傷が開いてしまう。何やってんだか。
さらに妻イザベラが薬物の過剰摂取で病院へ運ばれ、ティムを心配したルーシーは代わりにイザベラの住む家へ麻薬きっ抗薬を届けに行きます。
そこで、イザベラがかつて麻薬課で潜入捜査をしていたことを知るルーシー。ティムは浮気を疑っていたけれど、麻薬だと気づいた時には手遅れだった、と。
いったい何があったんだろうね。イザベラの件は今後も引きずりそう。
ノーランの影響を受けるビショップ
お人好しのノーランはついつい人を信じてしまい、ビショップに注意されます。
「人は生まれつき善良だと思ってるでしょ? そうじゃない。楽なときは善人になれる。だけど苦しくなると、みんな一線を越える」
強盗犯の金が入ったバッグを出来心でネコババしたのは、妻を亡くした子持ちのギター弾きで、思わず同情してしまうノーラン。
ビショップは「罪は罪よ」と戒めますが、彼女も心がないわけではなく、引き離される親子を見て辛そうでした。
その後、パトカーのドアをロックせずに車を離れるという致命的なミスを犯してしまうビショップ。親子のことが気になっていたんでしょうか。
ノーランは彼女をかばってグレイの前で自分のミスということにしようとするんだけど、そこは本人が許さず、きちんと名乗り出ました。ビショップは信頼に値する上司だなぁ。
「俺は、一度の過ちで何もかも終わりになるべきじゃないと思うんです。あなたはパートナー、いや指導巡査です。だから助ける。あなたが人の善良さを信じようとしなくても」
前回もですが、ビショップはノーランの「一般市民的」な感覚を許さない態度を取っています。しかし、今回の彼女はノーランの影響を受け、例のギター弾きを保釈するという決断をしています。
でも、ノーランのお人好し気質が危ないことは確かなんだよね。今回の強盗犯も、果たして説得できたかどうかわからない。ビショップが助けに来なかったら、殺されてたかもしれない。
次回は新人と指導巡査のコンビをシャッフルするようです。どうなることやら。
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