「ユニバーサル広告社」第3話|冴えないけど温かい人たち

「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」

「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」

どうも、夏蜜柑です。
「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」第3話。

いいドラマだなー。
沢村さんの穏やかな声は、まるで精神安定剤のよう。
「冴えない」けど、あったかい人たちでいっぱいです。

以下、ネタバレ含みますのでご注意を。

第3話のあらすじ

港町のシャッター商店街に引っ越してきたユニバーサル広告社。いつも空回りばかりの石井社長(三宅裕司)が朗報を持ち込む。広告社が冷凍食品のコンペ最終2社に残ったのだ。ライバルは杉山(沢村一樹)がかつて働いていた大手代理店・博王堂。相手に不足はない!杉山と村崎(要潤)は会社でコンペ案に磨きをかける。そんな中、さくら(和久井映見)が鮮魚店の女店主・節子(高橋ひとみ)からの依頼を持ち込んでくる。一人で切り盛りする店に、客を呼び込んでほしいというのだ。広告社は急に忙しくなりだす。そんな状況で、杉山が妙案を思いつけずすっかり煮詰まっていると、節子の娘・加奈(工藤綾乃)がやって来て「母の依頼を撤回したい」と直訴…!?そして自他共に認める広告センスゼロの社長が恐る恐る放った一言とは…!?ユニバーサル広告社が人々の絆と笑顔のために奮闘する!!番組公式サイトより)

ネタバレ

加奈は、「母が広告を頼んだのは私と約束したからだ」と話す。店を続けたければ、今月中に客を取り戻すこと。加奈は、店を辞めて東京で一緒に暮らすことを望んでいた。

節子は依頼を取り下げるが、杉山たちにはスッキリしないものが残る。節子が店の客と楽しそうに語らう場面を見た杉山は、再び広告の依頼を受けることにする。

社長の石井の「最近の冷凍食品はおいしいのに、写真では伝わってこない」という言葉をヒントに、杉山は節子の店の魚を使った料理イベントを開催することを思いつく。

イベントの準備には町の人々も協力し、商店街はお祭りのような雰囲気に。当日、節子の魚料理教室には多くの人が参加して盛り上がり、イベントは大成功。加奈は、節子の気持ちを汲んで店を続けることを許す。

冷凍食品のコンペには負けたものの、僅差だったことがわかり、「楽しかったから、よしとしよう」と笑い合う一同。

第3話ゲスト

節子……高橋ひとみ
加奈……工藤綾乃
辻口久男……吉家章人

第3話の感想

なんかこう……ガツガツしてないところがすごくいい。
それは、彼らが今回口々に呟いていた「冴えない」ってことなのかもしれないけど。

博王堂とのコンペ対決にしても、そう。
初めのうちこそ「勝つぞ!」的な雰囲気で、私も今回の話はそれがメインなのかと思ってたけど、途中からコンペはどうでもいい感じになってた(見てるほうの気持ち的にも)。

コンペの相手は、杉山が昔いた会社。
見返したいという思いは、絶対あるはず。
ドラマ的に、燃え上がる条件は揃ってる。

なのに、あっさりスルーしちゃう。
そこじゃないんだよ、と。

コンペに負けても涙を流したり悔しがったりしない。
「ま、いっか」でサラッと流す人たち。
そういうところが、見ていてとても気持ちいい。
こっちまで、心が穏やかになります。

冴えない自分を情けないと言う杉山に、さくらは「冴えないから、私たちここに辿り着いたんじゃないの」と返す。
冴えない人たちが集まる、冴えない町。
でも、まったくネガティブな印象じゃないんだよなぁ。
むしろ、ポジティブ。じんわりとポジティブ。

杉山にしても、世間から見れば「負け組」なんだけどね。
博王堂でバリバリやってた頃の彼は「勝ち組」で、「冴えてる」人だったはず。
でも今の杉山のほうが、断然いい。

これから、彼らがこの「冴えない」商店街を復活させるにしても、させないにしても、それはきっと「勝つ」ということではないんだろうな。

これからも、安心して見ていられそうだと確信しました。


ほかの記事を読む?

「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」 「ユニバーサル広告社」第4話|古い写真の美女の正体は? 「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」 「ユニバーサル広告社」第1話&第2話|沢村一樹の穏やかな声