「ボイス 110緊急指令室」最終話|盛り上がりに欠けた終盤…ユルい展開に冷める

「ボイス 110緊急指令室」

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どうも、夏蜜柑です。
日テレ土曜夜10時「ボイス 110緊急指令室」最終話。

唐沢さんと伊勢谷さんが対峙するシーンは、迫力がありました。

残虐な殺人行為にしか人生の楽しみを見いだせない雫に、「平凡な日常を生きる」苦しみを与えた樋口の選択に拍手を送りたい。

が、全体にツッコミどころの多いドラマでした。
そのせいか、盛り上がるはずの後半に感情が動かなくなってしまった。

スタートした当初は緊張感もあって怖かったんですけどね~。
ご都合主義が目立つとドラマの世界に入り込めなくて、冷めてしまうんですよね。

手に汗握る本格的なサスペンスドラマを期待していたので、残念でした。

最終話のあらすじとキャスト

※ネタバレを含みます

  • 雫(伊勢谷友介)は自分を撃とうとした石川(増田貴久)を別荘の地下室に監禁し、暴行を加える。別荘に急行した樋口(唐沢寿明)は雫の車と血痕を見つけるが、別荘の中には誰もいない。
  • 現場の音を聞いたひかり(真木よう子)が地下室の存在に気付き、樋口が地下室へ向かうと、意識を失った石川が血まみれの状態で床に放置されれていた。雫は樋口と激闘の末、駆けつけた強行犯係に取り押さえられる。
  • 雫の逮捕を知った本郷辰夫(伊武雅刀)は、雫が運び込まれた病院に手を回し、自殺したと見せかけて密かに脱出させる。樋口たちは辰夫が雫を韓国へ逃がそうとしていることを知り、港へ向かう。
  • だが、雫はひかりと樋口を殺すため、署内にもぐりこんでいた。雫はECUのメンバーを室外へ退出させ、ひかりに鉄球を振り下ろそうとする。その瞬間、隠れていた樋口が雫の肩を撃つ。
  • 追い詰められた雫は樋口を挑発して自分を殺させようとするが、樋口は「平凡な日常を生きてみろ。それがおまえにとって一番の苦痛だ」と告げる。雫の顔は苦痛に歪む。
  • 本郷親子が犯してきた数々の犯罪行為が明るみに出る。透は命を取り留め、樋口とひかりはそれぞれ3年前の事件現場に足を運び、故人に花を供えて事件解決を報告する。
  • 逃亡していた本郷辰夫は、退院した雫を刺した後、自殺を図る。港東警察署は署長の田所(小市慢太郎)の失脚により新たな署長を迎え、ECUは正式運用されることが決まる。
樋口彰吾(唐沢寿明)
港東署ECU緊急出動班・班長。新設された「ECU」のメンバーに召集され、ひかりと共に3年前に妻を殺した真犯人・本郷雫を追い詰める。

橘ひかり(真木よう子)
港東署ECU・室長。微かな音も聞き取る絶対聴感能力を持つ。港東署の緊急指令室長に就任し、独自の捜査チーム「ECU」の創設を提案する。3年前に父・修二を本郷雫に殺されている。

石川透(増田貴久)
港東署ECU緊急出動班・捜査員。樋口を兄貴と慕う若手刑事。父親が本郷雫にはめられ、自身も弱みを握られて脅されており、雫の犯行の隠蔽工作を余儀なくされる。

森下栞(石橋菜津美)
港東署ECU・室員。県警本部・教養課通訳センター・センター員。

緒方拓海(田村健太郎)
港東署ECU・室員。主に情報分析を担当。

田所賢一(小市慢太郎)
港東警察署・署長。裏で本郷グループ会長・本郷辰夫と繋がっている。

樋口大樹(鳥越壮真)
樋口の一人息子。病気の治療のため入院している。

樋口未希(菊池桃子)
樋口の妻。3年前、失踪した路上生活者たちを探すうちに本郷雫に辿り着き、雫に殺された。

橘修二(遠山俊也)
ひかりの父。交番勤務の警察官。3年前に未希が殺された現場に直行し、犯人(本郷雫)と遭遇。逮捕しようとして撲殺された。

本郷雫(伊勢谷友介)
本郷グループ社長。3年前に樋口の妻とひかりの父を殺した真犯人で、鉄球を使って殺人を繰り返す連続殺人犯。兄の渉に遺体処理をさせ、父の庇護のもとで犯行を繰り返し楽しんでいる。

本郷辰夫(伊武雅刀)
本郷グループ会長。雫の父。血の繋がらない息子・渉に雫が犯した罪の後始末をさせ、警察署長の田所を抱き込み隠蔽させている。27年前、別荘の地下室で人を殺し、その現場を雫に見られている。

最終話の感想

うーーーん。
感想が辛口になってしまうなぁ。

中盤くらいまでは真犯人や内通者の正体を推理したり、樋口とひかりが徐々に真犯人に近づいていく展開にワクワクしたりもしたんだけど、本郷雫に辿り着いたところから急に失速して面白くなくなってしまった。

終盤の透ちゃんの扱いが、イマイチだったような気がする。
駆け足だったせいもあるけど、展開が全部読めてしまって、盛り上がりに欠けた。

最終回もいただけなかった。

雫があんなに思いっきり鉄球を振り下ろして、何度も何度も頭部を殴りつけている(血も大量に飛び散っている)にもかかわらず、きれーな顔の透ちゃん。なぜかハダカ。笑ってしまった。

韓国ドラマって割とストーリーが王道なので、役者さんの迫真の演技とか、とことん追い詰められる主人公とか、ハラハラドキドキする展開で視聴者をひきつけているように思うんだけど、日本版になると一気に〝ユルく〟なってしまうのは何故なんだろう。

このドラマに関しては原作を見てないので、もともとそうなのかどうかはわからないけど(火曜フジの「TWO WEEKS」は、原作とは比べものにならないほど〝ユルユル〟だった)。

地上波のプライムタイムに〝ヒリヒリするサスペンス〟を望むのは難しいのかなぁ。
だからどの局も一話完結のユルい刑事ドラマに走るのかなぁ。

原作が韓国でもアメリカでもどこでもいいんですよ。
とにかく「のめりこんで見られる面白いドラマ」が見たいのよ。

あと、もうちょっとスタイリッシュなドラマを作ってほしい。

出演者が美男美女だとか、着てる服がオシャレだとか、オフィスや店や部屋がオシャレだとか、そういうんじゃなくて。

カッコいい映像とか音楽とか、そういうの。
どうかお願いします。

「ボイス 110緊急指令室」および韓国版「ボイス~112の奇跡~」は、Huluで視聴可能です。※最新の配信状況と料金はHuluサイトにてご確認ください

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