ダブル・ファンタジー第1話|ミステリアスな大人の恋愛物語

連続ドラマW「ダブル・ファンタジー」

どうも、夏蜜柑です。
WOWOWの連続ドラマ「ダブル・ファンタジー」(全5話)が始まりました。

宮沢賢治の食卓」と同じ御法川修さんが監督。「宮沢賢治…」とは全く雰囲気が違うけど、やはり映像がたまらなくわたし好みで、画面を見ているだけで満たされます。ミステリアスな雰囲気にも引き込まれました。

※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください

第1話「魔王の洗礼」のあらすじ

  • 奈津(水川あさみ)は、脚本家として急がしい日々を送る毎日。テレビ局のディレクターだった夫の省吾(眞島秀和)は引退して主夫に落ち着き、奈津を支えてくれている。
  • 奈津の母・紀代子(多岐川裕美)は、娘に理想の妻像を押し付け、子供ができない奈津を責める。「子供がいてもいなくてもどっちでもいい」という省吾の言葉にも、物足りなさを感じてしまう奈津。
  • 奈津は、かつて自分の奥底にある情熱を見抜いた演出家・志澤一狼太(村上弘明)にメールを送る。志澤とのメールのやりとりで彼を求める気持ちを抑えきれなくなった奈津は、志澤に誘われるまま体を重ねる。奈津は、魔王のように自分を支配する志澤に身も心もとらわれていく。

第1話の感想

エロチックだけど、怖かったですね。

水川あさみさんの官能的なシーンが話題になっていますが、わたしはそこに至るまでの彼女の心の空虚さを表現している映像のほうが強く印象に残りました。

志澤とのメールのやりとりなんてすごいサスペンスフルで、恐怖さえ感じたなぁ。

奈津が外で仕事をしている時(テレビ局の撮影現場やインタビュー等)に見せる顔と、自宅でパソコンに向かっている時の顔が全然ちがうのも怖かった。

いや、でもこれは自分にも当てはまるかもしれない。
わたしも、外出時の顔と家の中での顔は別人だろうな……。自分で自分の顔を見ることができないから、気づかないだけで。

志澤と体の関係を持った後、奈津がホテルの部屋を出た直後に号泣するシーンも、ザワザワしました。

奈津に共感できる部分は少ないけど、母親との関係は見ていて非常に心が痛かった。

「私は、母が娘に望む幸せな姿から遠いところで生きている」

これ、よくわかる。
奈津はまだ若いから、きっとこの先、何年も苦しみが続くと思う。もしかしたら、母親から解放されることはないかもしれないですね。

夫の省吾については、なんで奈津が不満を感じるのかわからなかったなぁ。

家事ぜーんぶやってくれて、朝寝坊しても笑って許してくれて、子供いなくてもいいよって言ってくれて、奈津がいてくれるだけでいいって言ってくれて。

最高じゃないですか!

でも、第2話の予告で省吾が「好き好んで主夫やってると思ってるわけ?」「全部おまえのためにやってんじゃん」と言ってて、げんなりしてしまった。これは嫌ですね……。

わたしにとっては、思っていたよりも難しいドラマでした。

怖いと思うのは、それがわたしの知らない場所だからかもしれません。
でもこの得体の知れない怖さ、嫌いではないです。むしろ好き。

これから奈津がどこへ向かうのか、最後まで見届けたいと思います。

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キャスト

高遠奈津……水川あさみ
高遠省吾……眞島秀和
岩井良介……田中圭
志澤一狼太……村上弘明
森山紀代子……多岐川裕美
岡島杏子……篠原ゆき子
矢野健治……おかやまはじめ
近藤純一……池田良


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