グッド・ドクター3第19話ネタバレ|大地震発生!無線で届いた想い

海外ドラマ「グッド・ドクター3 名医の条件」あらすじキャスト

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海外ドラマ「グッド・ドクター」シーズン3第19話のあらすじと感想です。

大地震発生…!! パーティー会場にいたメレンデスとグラスマン、リアが巻き込まれ、リムは災害医療チームを編成して現場へ。

余震が続く中、リアが閉じ込められたと聞いたショーンは、リアを探して地下のがれきの中を進みますが…。

第19話「大地震の日」のあらすじ

メレンデスとグラスマンは元患者マルタの招待を受けて、ボールド・ブルワリーで開かれた慈善パーティーに参加。会場にはリアも来ていた。

マルタの妻ノリーンの案内で醸造所を見学しようとした時、大地震が発生。メレンデスは崩れた天井の下敷きになり、リアは醸造タンクが倒れて閉じ込められてしまう。

リムは災害医療チームを編成してブルワリーへ向かう。ショーンはリアの声を聞いて地下のがれきの中を進むが、助けを待っていたのは肩と足に鉄筋が刺さったヴェラだった。

ヴェラは元彼への未練を断ち切れずに会いに来たと話し、ショーンはヴェラに共感してリアへの思いを語る。地下から無事に救出されたリアは、無線を通してショーンとヴェラの会話を聞き、ショーンの想いを知る。

メレンデスとクレアは柱の下敷きになったマルタを救助しようとするが、腫瘍摘出後に使用したスクリューが脊柱管を圧迫し、この場で取り除かないと首から下が麻痺する可能性が高いことがわかる。

マルタの希望で手術を行うメレンデスとクレア。途中で輸血が必要になるが、クレアはビールサーバーでセルセーバーを作り、手術を続行させる。

アレックスはがれきの下で下半身を挟まれた少年ケイシーを見つける。カウンターをどかせば失血死することがわかり、アレックスとリムはわずかな可能性に賭けて手術に踏み切る。

病院に残ったアンドリュースは外科とERの対応に追われる。手術後まもないモーガンは両手が使えず、看護師たちに指示を出して治療させるが、子宮外妊娠のタマラが卵管破裂で今すぐ手術が必要になる。ほかの外科医は手術中で手が空いておらず、モーガンは自分が手術をする決意をする。

マルタの手術は成功するが、彼女を運び出した直後、メレンデスは意識を失う。余震が起きて水道管が破裂し、ショーンとヴェラがいる地下に水が流れ出す。

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海外ドラマ「グッド・ドクター3 名医の条件」あらすじキャストグッド・ドクター【シーズン3】全話ネタバレ感想・登場人物(キャスト)

第19話の感想

無線で届いたショーンの想い

サンノゼで大地震が起き、メレンデスとグラスマン、リアが参加していたパーティー会場が壊滅状態に。リアは地下に閉じ込められ、メレンデスとグラスマンも負傷します。

ブルワリーの惨状から察するにかなりの震度だと思うのですが、なぜか病院のほうはまったく被害なし。これはちょっと違和感あるなぁ…。

リムは災害医療チームを編成して現場にかけつけ、負傷したパーティー客の対応にあたります。リアが行方不明と聞いて、トリアージそっちのけでリアを捜しに行くショーン。

暗い地下のがれきを進む中、死んだ弟スティーヴが現れ、「リアを助ければ恋してもらえると思ってるんだろ。ありえない」とショーンの行動を戒めます。

「『愛してない』って言われたよね。限界があると思われてる。事実だ。リアのヒーローじゃない」

これはスティーヴと言うより、ショーン自身の心の声なんだろうなぁ。スティーヴの存在は、もはやショーンの中の一部になっているんだと思う。

ショーンが見つけたのはリアではなくヴェラでした。消防士の到着を待つ間、リアについて話すショーン。

「リアと一緒にいるときの自分が、僕のなりたい自分だ。リアは僕を…豊かにする。でも僕はリアを豊かにできない。もしそうできるなら、リアはガールフレンドになってくれるのに」

リムの指示で無線を切らずにいたので、この会話は救出されたリアも聞くことに。リアの目には涙が溢れていて、ショーンの想いが届いたみたいです。これはもしかして……一発逆転かな?

手術を成功させるも、倒れるメレンデス

メレンデスは脇腹の打ち身を気にしつつも、駆けつけたクレアとともに元患者マルタの救助にあたります。柱の下敷きになっているマルタを動かそうとすると、ショーンがひと目見て「何かが脊髄を圧迫している」と気付きます。

ポータブル・レントゲンで診てみると、腫瘍摘出後に使用したスクリューが脊柱管を圧迫していることが判明。動かせば一生麻痺が残るかもしれず、この場で手術をしてスクリューを取り除くことに。

マルタの同性パートナーのノリーンは、たとえ麻痺になったとしても生きていてくれるほうがいい、と手術に反対しますが、マルタは手術を希望します。

「あなたと出会えたのは、恐れることをやめたからよ。夫を傷つけるのが怖いとか、教会を追われることや、ひとりで死ぬ恐怖。そういう気持ちを捨てたら、あなたを迎え入れられた。あなたは私のすべてよ。メレンデス先生は私を一度救った。今度もまた救ってくれる。一緒に勇気を出して」

これだけのセリフで、マルタがどれほどのものを乗り越えてきたのかが伝わってきた。今回一番泣いたシーン。

手術の途中で輸血が必要になりますが、クレアがビールサーバーで作ったセルセーバー(自己血回収装置)を使って手術は無事終了。意識が戻ったマルタは妻ノリーンの手をしっかりと握り、麻痺していないことを確認できました。

しかし、手術を終えたメレンデスは突然倒れ、意識を失ってしまいます。脇腹の打ち身は重傷だったようで…。

1%に賭けるアレックスとリム

アレックスはがれきの下から、カウンターに下半身を挟まれた状態の少年ケイシーを発見。ケランと同じ年頃のケイシーは、母親を亡くし、父親からも「期待されていない」と言います。

リムが地下へ潜ってケイシーの下半身を診ると、出血が多く、脊髄がやられて両足は冷たくなっていました。カウンターをどかせば100%失血死する状態。

諦めるリムに対し、アレックスは1%の望みをかけて、カウンターで圧迫されてる場所より上で大動脈をクランプする方法を提案。2人はケイシーに真実を告げないまま、手術に踏み切ります。

モーガンは両手を使えず「クソ女」に

一方、病院のほうにも怪我人が押し寄せ、大混乱中。アンドリュースはERと外科をかけもちし、現場から戻ったグラスマンも手伝いますが手が足りません。

グラスマンは両手を手術したばかりのモーガンにERを任せ、モーガンは看護師たちに口頭で指示して治療させます。

「私はこれからクソ女になる」と宣言し、看護師たちに「クソ女」と呼ばせるモーガンに笑ってしまった。そして宣言通り、情け容赦なく看護師たちをこき使うモーガン。

ところが喘息の患者タマラが子宮外妊娠をしていることがわかり、卵管が破裂して今すぐ手術が必要な状態に陥ります。外科医を探して走り回るも、みんな手一杯。

モーガンは自分が手術することを決め、両手の包帯を取って手術の準備に取りかかります。両手の傷痕が痛々しい…。

次回は最終回です。誰も死にませんように。

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