ヒトヤノトゲ最終回|名久井もまた組織のコマだった

ヒトヤノトゲ~獄の棘~

(C)WOWOW

どうも、夏蜜柑です。
ドラマ「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」最終話(第6話)を見ました。

泉谷しげるさん演じる神宮は、とんでもない男です!
もう、一枚も二枚も上手ですね。誰も適いません(笑)

最終話あらすじ

小田を救えなかったことを悔やむ良太。名久井もまた部下の死に報いようと、刑務所粛正のため、ついに神宮の移送を強行する。だが、秩序を取り戻すはずの刑務所は騒然となり、受刑者の暴動が勃発。一触即発の所内。暴徒化した受刑者らに応戦する刑務官たちだが、移送班の良太が襲われる。さらなる犠牲者が出てしまうのか。良太の危機にある行動を起こす秋村。腐敗した刑務所の棘が抜かれるとき、良太の父の死の真相が暴かれる。(WOWOW公式サイトより)

最終話ネタバレ

名久井(小澤征悦)は、神宮(泉谷しげる)を秘密裏に新潟刑務所へ移送することを決めます。

名久井から神宮の移送班に指名された良太(窪田正孝)でしたが、移送の事実を知った岩本(池田成志)は、神宮の手下である受刑者の森本にその事実を知らせます。

受刑者たちは突発的に暴動を起こし、神宮を取り戻そうと刑務官たちを襲います。神宮と自分の手に手錠をかけた良太も道連れにされ、受刑者たちと一緒に工事中の刑務会館に立て籠もることに。

受刑者たちに襲われた岩本は、神宮に「お前は用済みだ」と言われ、人質にされてしまいます。名久井は受刑者たちの要求を聞き入れてはいけないと忠告しますが、平沼(中村育二)や田崎(蛍雪次朗)は及び腰です。

要求が受け入れられるわけがないと言う良太に、神宮は「刑務官なんて、みんな事なかれ主義で自分が可愛いやつらばっかりよ」と言い、名久井のことも「ありゃあどうしようもない大馬鹿モンだ。自分はよかれと思って動いてるつもりだろうが、いちばん組織が利用しやすいタイプだ」と笑います。

良太の身を案じる秋村(萩原聖人)は、受刑者たちの要求をのんで食事を運ぶ役を買って出ます。その時、受刑者のひとりが神宮に襲いかかり、神宮を助けようとした秋村は刺されてしまいます。神宮の甥・省吾の差し金でした。

神宮は、省吾こそ良太の父・耕介(モロ師岡)を殺した張本人だと明かします。13年前、岩本から虐待を受けていた受刑者・須郷の死因に疑問を抱いた耕介は、その死因を明らかにしようとして省吾に殺されたのでした。その事実を、刑務所は隠蔽していたのです。

神宮はその弱みを握っていたため、刑務所内で好き放題できたのだと語ります。
父の死の真相を知らされた良太は、憤りを隠せません。

名久井は自分がすべての責任を取ると言い、拳銃の使用許可を願い出ます。穏便に事を収めようとする田崎ですが、内部の人間によって情報が流出し、立てこもり事件の映像がテレビのニュース番組に流れてしまいます。

良太は神宮を逃がすまいとし、神宮の手下たちによって手首を切り落とされそうになりますが、神宮の「やめとけ」のひと言で救われます。

名久井は神宮に、良太と秋村を解放するよう呼びかけますが、神宮は「あんたの大事なものを差し出すなら、考えてやってもいい」と言います。

名久井は「秩序だ」と答え、「私はこの刑務所を出る」と断言します。

神宮は「祭りは終わりだ」と言い、良太と秋村を解放します。そして良太に「俺の六法全書を見といてくれ」と言い残します。

名久井と良太が神宮の六法全書を調べると、ページの中からSDカードが見つかりました。そこには、平沼が神宮省吾の事務所を訪ね、良太の父をどうにかしてほしいと頼んでいる映像が収められていました。

岩本は拳銃自殺を図り、平沼と神宮省吾は逮捕されました。

平沼と面会した良太は、平沼から「神宮が暴走した」と聞かされます。
良太は平沼に悲しそうな笑顔を向けます。
「あなたはいつも親切で、親身になって私に……。あなたを信じていました」

退院した秋村と、刑務所を去る名久井を見送る良太。
三人は敬礼を交わし、青空の下、それぞれの道へと別れていきます。

新潟南刑務所に入所した神宮省吾は、そこに神宮の姿を見つけ驚きます。
不敵な笑みを浮かべて、省吾に歩み寄ってくる神宮……。

最終話感想

意外とあっさり終わってしまった……。
もう1回くらい、どんでん返しがあるかと期待してたのですが。
謎の解明に関しては、前回でほとんど出尽くした感じでしたね。

タイトルになっている「獄の棘」とは、良太の父が殺された事件のことを指していたんですね。無理に抜けば、何が飛び出すかわからないトゲ。

最終話は、泉谷しげるさん、小澤征悦さん、萩原聖人さん、窪田正孝さんのそれぞれの役の複雑な面がより浮き彫りになって、息をのむほど面白かったです。

名久井さん、前回まではあんまり好きじゃなかったのに、最終話で急に人間くさくなったせいか、好感度大幅アップでした。

彼の今まで強く見えていた部分が、神宮のひと言で逆に弱点だったとわかって、ハッとなりました。もっと上のほうで、彼の正義感を利用する輩がいることも。
そういう、判断基準がグラグラするところが、このドラマの面白さだったと思います。

刑務所が舞台で主人公が刑務官、という設定に、最初は少し尻込みしてしまいましたが、見始めるととても面白くて、毎週見るのが楽しみでした。

見応えのあるドラマを届けてくれた俳優・スタッフの皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。

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