WOWOW「彼らを見ればわかること」全話あらすじ・登場人物(キャスト)・感想

WOWOW連続ドラマ「彼らを見ればわかること」

どうも、夏蜜柑です。
2020冬ドラマの紹介です。

WOWOWの連続ドラマ「彼らを見ればわかること」(全8話)。

主演・中山美穂ら豪華キャストが織りなす大人のドラマ。同じマンションに住む3人の女性と、その3つの家族それぞれが抱える事情と欲望が入り乱れる……。

WOWOW公式サイトより

同じマンションに住む3人の女性を中心に、新しい結婚観、夫婦観、家族観を問いかける大人のドラマ。

コミカルな雰囲気の中にシビアなストーリーが自然に溶け込んでいて、全体的に好感の持てるドラマ。時折挟まれる何ということない日常風景がとてもいいです。

脚本は、小説家・沢木まひろさんのオリジナル書き下ろし。
監督は、映画「神様のカルテ」やドラマ「偽装の夫婦」の深川栄洋さん。

「妻」「母」「レディコミ漫画家」の顔を持つ内田百々子役には、中山美穂さん。

百々子と同じマンションに住む友人でキャリアウーマンの富澤瑞希を木村多江さんが、百々子が別れた夫の“イマ妻”で百々子と同じマンションに引越してくる看護師の鴨居流美を大島優子さんが演じます。

※この記事は随時更新中です

番組概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送日:2019年1月11日(土)から毎週土曜夜10時【全8話】
  • 脚本:沢木まひろ
  • 監督:深川栄洋
  • 音楽:福廣秀一朗

あらすじ

二子玉川に立つおしゃれなマンション。その最上階に住む内田百々子(中山美穂)は、官能作品で人気を誇るレディコミ漫画家であり、再婚相手・櫂斗(生瀬勝久)と大学生の息子を家族に持つ母でもある。同じマンションには富澤瑞希(木村多江)と一太(上地雄輔)の5人家族も住んでいて、同い年で友人となった百々子と瑞希は、なじみのダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を繰り広げる日々。
そんなある日、マンションに新婚の夫婦が引っ越してくる。それは、20年前に百々子と別れた前の夫・鴨居葉介(長野博)と、その新妻の流美(大島優子)だった。元夫婦がそれぞれ再婚し、隣人同士となった珍しい状況。さらに、この新婚夫婦の引っ越しによって、百々子や瑞希が抱えていた“秘密”があぶり出されていくことになる。そして3人の妻たち、3つの家族の関係は単なるご近所付き合いでは済まされない様相を呈していく――。

WOWOW公式サイトより

登場人物(キャスト)

※第4話までのネタバレを含みます

内田家

内田百々子(中山美穂)
レディコミ漫画家。ペンネームは「甘木もも」。再婚相手の櫂斗と大学生の息子・柊司と3人で二子玉川のおしゃれなマンションの最上階に住んでいる。寝る前に夫に勧められる赤ワインが最大のストレス。
元夫・葉介とは大学の漫画サークルで知り合い、彼の協力のもと漫画家としてデビューした。胃潰瘍で入院した葉介から「創作の邪魔になる」という理由で離婚を切り出され、離婚後に妊娠が発覚。ひとりで柊司を産み、葉介には告げていない。

内田櫂斗(生瀬勝久)
百々子の再婚相手。会社経営者。複数のレストランを展開し、レシピサイト「クックマニア」も運営している。家庭では良き夫・父親だが、社内では女性関係の噂が絶えない。
百々子の前では無関心を装っているが、元夫・葉介の存在が気になってならず、密かに興信所に頼んで鴨居家を調べさせている。柊司が2歳の時に百々子と再婚しており、父親が誰かは聞いていない。

内田柊司(髙橋優斗~HiHi Jets /ジャニーズJr.~)
百々子の息子。大学生。父の事業を継ぐため、櫂斗の会社が経営する飲食店でアルバイトをして勉強中。大学卒業後は留学する予定。
実の父親は葉介だが知らされておらず、櫂斗に似ていないことを不思議に思っている。葉介と同じくまぶしい光を見るとくしゃみが出る体質。

富澤家

富澤瑞希(木村多江)
百々子と同じマンションに住む友人。大手損保会社で課長職に就いており、夫の一太に家事全般を任せて一家の家計を支えている。
百々子とは同い年で、馴染みのダイニングバーで近況報告を赤裸々に語り合う仲。夫に男としての魅力を感じられなくなったことが悩み。職場の部下・森村の誘惑に抗えず、一夜を共にしてしまう。

富澤一太(上地雄輔)
瑞希の夫。元プロボクサー。現在は料理好きの専業主夫。 癒やし系の愛妻家だが、セックスレスに悩んでいる。櫂斗の会社が運営するレシピサイト「クックマニア」に投稿しており、櫂斗から特集企画への協力を依頼される。

富澤真由(佐久間由衣)
長女。大学生で、就職活動中。女子大の演劇研究会に所属しているが、卒業を機に演劇はきっぱり辞めるつもりでいる。

富澤雄馬(中川翼)
長男。中学生。 反抗期で、姉の真由と喧嘩ばかりしている。

新倉竜子(高橋惠子)
瑞希の母。ピアノ講師。一太をないがしろにする瑞希を戒める。

鴨居家

鴨居流美(大島優子)
看護師。百々子が20年前に別れた前夫・葉介と再婚し、夫婦で百々子のマンションに引っ越してくる。いつも元気で、屈託のない朗らかな性格。
葉介が隠し持っていた段ボールの中に「甘木もも」の漫画が入っているのを見つけ、葉介が今でも百々子を応援していることに気づく。百々子の息子・柊司が葉介の子ということにも気づくが、百々子から黙っていてほしいと頼まれる。

鴨居葉介(長野博)
流美の夫で、百々子の前夫。大学の漫画サークルで百々子と知り合い結婚したが、大手証券会社に勤務している時に胃潰瘍で入院。創作の邪魔になると自ら離婚を切り出した。
その後、工事現場で怪我をして入院し、入院先の病院で流美と出会った。流美の勧めで介護福祉士になり、現在はデイケア施設で働いている。百々子が描く漫画を今も読み続けている。百々子と再会したことで、柊司が自分の子供ではないかと疑い始める。

鴨居巌(片岡鶴太郎)
葉介の父。元公務員。退職金でマンションを購入し、葉介らと同居する。暇を持て余してマンションの管理人の仕事を手伝ったり、敷地内を散歩したりしている。百々子の息子・柊司が若い頃の葉介にそっくりだと気づく。

そのほか

羽室南(堀内敬子)
百々子の担当編集者。 百々子の良き理解者であり相談相手。連載中の「抗えない女たち」が打ち切りの候補に上がり、百々子と共に読者を取り戻すための対策を練る。

山中てまり(片瀬那奈)
櫂斗の部下。櫂斗の会社が経営する飲食店の責任者。柊司のアルバイト先の上司でもある。

森村誓(七瀬公)
瑞希の部下。上司の瑞希に恋愛感情を抱き、2人きりのときに「瑞希さん」と呼ぶなど積極的にアプローチしてくる。「これが最後」という約束で瑞希をデートに誘い、一夜を共にする。

駒宮亮平(笠原秀幸)
真由が尊敬する舞台俳優。真由の所属する演劇研究会で演出を務める。真由に誘われてホテルへ行く。

下瀬川誠(桂三度)
百々子と瑞希が憩いの場にしているダイニングバー「MARUUME」のオーナー。

奥友和将(駒木根隆介)
「MARUUME」の料理人。下瀬川とは恋人同士で、一緒に暮らしている。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

人気レディコミ漫画家の内田百々子(中山美穂)は、二子玉川のおしゃれなマンションの最上階に住み、再婚相手で会社経営者の櫂斗(生瀬勝久)と大学生の息子・柊司(高橋優斗)と3人で暮らしている。
同じマンションに住む富澤瑞希(木村多江)とは、ダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を赤裸々に語り合う仲。瑞希は家事を任せている夫・一太(上地雄輔)に男としての魅力を感じられなくなったことが悩みだった。
お互いの刺激になればと、瑞希はホームパーティーを提案。百々子と櫂斗を自宅に招待する。一太の優しさや櫂斗のスマートさを褒め合う2人。そこへ百々子の元夫・鴨居葉介(長野博)が新妻の流美(大島優子)と一緒に引っ越しの挨拶に現れる。

元夫・葉介が同じマンションに引っ越してきたことで、動揺を隠し切れない百々子。夫の櫂斗はそれについて一言も触れないが、百々子の知らないところで密かに鴨居家を調査し始める。
ある日、百々子は近所の行きつけのパン屋で流美と会い、お茶に誘われる。流美は葉介とのなれそめを語り、葉介が今も漫画家“甘木もも”を応援していることを伝える。打ち解けた雰囲気になった2人は、気まずい状況を打破できてよかったと安堵する。
百々子は瑞希に葉介とのなれそめと離婚の理由を告白する。大学の漫画サークルで出会って以来、葉介はずっと漫画家としての百々子を支え、応援してくれていた。何度も出版社に作品を持ち込み、遂にデビューできたのは葉介の協力のおかげだと百々子は感謝する。
葉介は百々子を支えるために大手の証券会社に就職したが、胃潰瘍で倒れ入院。こんな状態では創作の邪魔になると、洋介のほうから離婚を切り出したという。百々子は離婚を軽率に受け入れたことに罪悪感を抱いていた。
百々子が同じマンションにいることを知らない葉介の父・巌(片岡鶴太郎)は、マンションのエントランスで百々子と鉢合わせて驚く。巌はその場にいた百々子の息子・柊司が若い頃の葉介にそっくりだと気づく。

流美は柊司の実の父親は葉介なのではないかという疑念を拭えず、百々子を呼び出して真実を確かめることに。百々子は葉介と離婚した後で妊娠がわかり、葉介には告げずにひとりで出産したことを明かす。
柊司が2歳のとき、櫂斗と再婚。櫂斗は父親について何も聞かず「俺の息子として育てる」と宣言し、柊司も櫂斗を実の父親だと思っていることを話す。その上で、家族の幸せを壊したくないから葉介には言わないで欲しい、と頼む百々子。流美は百々子の頼みを引き受け、巌にも口止めすることに。
瑞希は一太のキスを拒んでしまい、2人の関係はギクシャクし始める。柊司はアルバイト先で父・櫂斗が何人もの女性と関係を持っているらしいという噂を耳にし、ショックを受ける。中年になってもパワフルな父親を、遠い存在のように感じる柊司。
瑞希は接待の帰りに部下の森村(七瀬公)に飲みに誘われ、キスに応じてしまう。瑞希の娘・真由(佐久間由衣)は舞台の演出を手伝ってくれた舞台俳優の駒宮亮平(笠原秀幸)とホテルへ向かう。深夜になっても帰宅しない2人を心配する一太。

瑞希と真由は深夜遅くに帰宅し、一太はホッとする。翌朝、櫂斗は出勤する葉介に声をかけ、職場まで車で送ることに。気まずいながらも徐々に打ち解けてゆく2人。だが櫂斗が「柊司の将来は私が必ず責任を果たします」と言ったことで、葉介は疑問を感じ始める。櫂斗もまた、葉介が百々子から事実を知らされていないのではないかと疑う。
葉介はパン屋で偶然柊司と出会い、声をかける。柊司が父親の精力的な部分を受け継いでいないことに悩んでいることを知り、「君は君のやり方を見つけていけばいい」と励ます葉介。柊司が20歳になることを知った葉介は、その夜、百々子を呼び出す。
瑞希はキスをした職場の部下・森村を避けようとするが、「今日で最後にします」という森村の誘惑に負けて一夜を共にしてしまう。その夜、瑞希は夫の一太にバレないように早々にベッドに入るが、その日は夫婦の「結婚記念日」だった。瑞希は一太の気持ちに気づかないふりをして明かりを消す。

葉介に呼び出された百々子は、柊司が葉介の息子だという事実を打ち明ける。
百々子の担当編集者・南(堀内敬子)は、連載打ち切りの危機に直面している百々子に刺激を与えようと、SMバーに連れて行く。SM女王に扮した南は、「本当はもっと変態でしょ?」「私は先生の本当の漫画が読んでみたい」と百々子をけしかける。
百々子と流美は瑞希から森村と浮気したことを打ち明けられ、関係を断ち切るようアドバイスするが、心許ない瑞希。
一太と櫂斗はレシピサイト「クックマニア」の企画で頻繁に連絡を取り合うようになり、葉介も加えて男3人で新年会を開くことに。酔った一太は妻の瑞希から男扱いされていないことをこぼし、葉介はかつて百々子を支えられずに自分から別れを切り出したことを明かす。
3人は酔った勢いで週末に3家族で温泉旅行に行くことを決める。翌朝、櫂斗は百々子に葉介と別れた理由を問いただす。

百々子は元夫の葉介に黙って柊司を産んだことを、夫の櫂斗に打ち明ける。瑞希は一太に夫婦間のセックスレスについて問われ、「体が反応しない」と正直に話す。
3家族はそれぞれの悩みを抱えたまま温泉旅行に繰り出す。瑞希は旅館で森村からの電話に出てしまい、会話を一太に聞かれてしまう。
百々子から連載が打ち切りの危機にあることを打ち明けられた葉介は、読者を取り戻すためのアイデアを百々子と一緒に考える。2人は夢中になるうちに疲れて布団の上で眠ってしまい、その現場を柊司に見られてしまう。
櫂斗は柊司に事実を打ち明けることを決め、葉介たちが揃う前で百々子と葉介が元夫婦であること、柊司の実の父親が葉介であることを告げる。

気まずい思いを抱えたまま、温泉旅行を終えて日常生活に戻る3家族。柊司は櫂斗の会社に介護事業部門を作ることを提案し、櫂斗と口論になる。櫂斗が部下のてまり(片瀬那奈)と一緒にいるところを目撃した柊司は「なぜ母さんを大事にしないの?」と櫂斗を問い詰める。
瑞希は部下の森村に対して冷酷になれず、百々子から「それは優しさじゃなく隙」だと忠告され、思わず「自分はどうなの?」と言い返してしまう。自宅の近くで森村に待ち伏せされ、抱き締められているところを一太に見られてしまう瑞希。
森村は「瑞希と別れてください」と一太に懇願するが、一太は「瑞希のこと愛してるから」と言い返す。帰宅した2人を待ち受けていたのは、真由の恋人・駒宮亮平だった。真由は妊娠していることを打ち明け、2人は結婚したいと言う。唐突な告白に混乱した一太は駒宮を殴り、追い返す。
百々子は柊司に櫂斗がどれほどいい父親か言い聞かせるが、百々子と櫂斗の結婚に疑問を抱いた柊司は、「父さんは跡継ぎが欲しかっただけなんじゃないの。母さんや俺じゃなくても誰でもよかったんだよ」と言い、百々子は柊司を叩いてしまう。

瑞希と一緒に産婦人科を受診した真由は、最初から駒宮との結婚を望み、妊娠を狙っていたことをあっけらかんと打ち明ける。一太は駒宮と会い、彼が真剣に真由との結婚を考えていることを知って、2人の結婚を認める。
百々子と櫂斗は、自分たちが戸籍上の夫婦ではないことを柊司に打ち明ける。葉介との結婚に失敗した百々子は再婚に踏み切れず、櫂斗からのプロポーズを断っていたのだ。だが櫂斗は百々子の姓を名乗り、3人で暮らすうちに自然と家族になっていったと語る。
流美の義父・巌は、瑞希の母・竜子との結婚を報告する。巌と竜子、真由と駒宮は合同で結婚式を行うことに。柊司は2人を祝福し、留学先のロンドンへと旅立っていく。柊司を見送った百々子は、「私と結婚してください」と櫂斗にプロポーズする。
一太から離婚を切り出された瑞希は、夫婦の関係を一度リセットするために承諾する。百々子は「抗えない女たち」の連載を終えることを決め、最終回を描き上げて新たな連載作品に向かう。流美と葉介の間には子供が産まれる。

感想(ネタバレあり)

いろいろあったけど、最後はほんのり幸せな気持ちになれる終わり方でした。面白かったです。

不倫を描いているのに軽やかで、下品な印象を与えないよう工夫されていたのもよかった。ちょっとオシャレでコミカルなBGMも好き。演出が効いてましたね。

登場人物がリアルというか、良い意味で全員「今どき」の「普通」なんですよね。突拍子もなく嫌な人もいないし、カッコいいヒーローやヒロインもいない。

真由や柊司たち若い世代が自分の思いだけで突っ走るのと対照的に、 百々子や瑞希たち中年世代の「パートナーを傷つけたくない」「家族を守りたい」「周囲とうまくやっていきたい」という不安や戸惑い、右往左往がとてもうまく描かれていました。

だから波乱の展開があっても最後まで割と穏やかな気持ちで見られました。出演者がみんな自然体で嫌味がなく、とってもよかった。

家族や夫婦間の問題をテーマにした作品は苦手で、退屈してしまうことが多いのですが、このドラマは毎回飽きることなく楽しめました。

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