どうも、夏蜜柑です。
ドラマ「コートダジュールNo.10」第4話。
普通にありそうな空間での、普通にありそうな会話でした。
こういう、平和でまったりした時間って、大切ですよね。
3人のキャラクターが、実際と重なって見えるのも楽しかったです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
第4話「センチメンタルジャーニー」のあらすじ
ドラマの撮影の現場、夕暮れを待つ俳優たちの待ち時間。とりとめない話をしているうちに、意外な方向に話は展開していく。話の流れの中で、いちばん若い河野が、ある悩みを打ち明ける。それを聞いたふたりの女優たちの機智に富んだアドバイス。やがて何かを決心する河野。(WOWOW公式サイトより)
登場人物(キャスト)
仲しのぶ……小林聡美
麻生まり……大島優子
河野けいすけ……柄本時生
第4話「センチメンタルジャーニー」の感想
実際の撮影現場の待ち時間も、こんな感じで過ごしてるのかな。
スマホ見たり、差し入れのお菓子つまんだり、他愛ない話で時間を潰したり。
とても自然で、カメラの存在を感じさせない空間でしたねー。
3人が、それぞれ俳優になるきっかけを語るシーンがとても興味深かったです。
仲さんは「なんとなく」。
まりさんは「たまたま」。
河野くんは「呼ばれたから」。
こんなふうに力を抜いて生きるのもありかなーって、思ってしまいます。
人生にいつも理由を求めようとするから、疲れちゃうのかもしれないなって。
理由もなく好きになったり、理由もなく楽しんだり、理由もなく旅に出たり。
どうして、って人は何でも理由を聞きたがるけど、別に答えられなくてもいいんだよね。
途中で河野くんが突然「やめる」発言をした時は、一瞬緊張感に包まれたけど、それに対する2人のアドバイスもこれといった理由のないアドバイスで、だからこそ河野くんの心にすんなり入っていったような気がします。
「私の車で旅に出る?」っていう流れもねー、意味わかんないけど、好きです^^
このドラマを見ていると、日常の何気ない時間や空間さえ愛おしくなりますね。
全編に言えることだけど、シンプルな物語から届く風がとても心地いいです。
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